文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 国文学科 > 詩歌研究
日本大学ロゴ

詩歌研究

このページを印刷する

令和2年度以降入学者 詩歌研究
令和元年度以前入学者 日本詩歌史
教員名 髙橋優美穂
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択
授業の形態 対面授業
BlackboardコースID:20223683
授業概要 日本古典和歌の展開と、古典和歌の表現や歌ことばの仕組みを講義する。
授業のねらい・到達目標 (1)授業のねらい
・日本の古典和歌の歴史的展開を理解することができる。
・和歌文学の表現の特性を理解し、和歌を分析できるようになる。

(2)到達目標
・日本の古典和歌の歴史的展開を説明することができる。
・歌ことばの特性や、作品の歴史的背景を調査する方法を修得する。
・修得したスキルを踏まえて、作品の分析ができるようになる。

この科目は文理学部(学士(文学))のDPおよびCP3,4,5,8に対応しています。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,4,5,8及びカリキュラムポリシーCP3,4,5,8に対応しています。
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-2)
・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2)
・新しい挑戦への計画を立て,準備することができる。(A-5-2)
・自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2)
授業の方法 ・授業の形式:【講義】
配布資料に沿って、勅撰和歌集を中心とした和歌文学の展開を講義し、関する作品の読解を行う。
課題のフィードバック方法については、初回授業で指示する。

・対面授業に参加できない場合、以下の要件を満たす学生は個別に課題を課すことで授業への参加を認める。課題の内容や締切については、Blackboard上で指示する。
要件:日本に入国できない留学生、遠方に居住している学生
授業計画
1 ガイダンス/和歌文学の基礎知識【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】シラバスを熟読する。また、国語便覧などを用いて、どのような和歌文学作品があるのか確認し、疑問点や不明な点をノートにまとめておく。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めた和歌文学の歴史的展開を振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
2 古代の和歌史①:『古今集』成立前【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
3 古代の和歌史②:『古今集』について【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
4 古代の和歌史③:『古今集』成立後【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
5 古代の和歌史④:『後拾遺集』とその周辺【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
6 古代の和歌史⑤:『千載集』の成立まで【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
7 中世の和歌史①:『新古今集』の成立【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
8 中世の和歌史②:新古今歌人の歌【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
9 中世の和歌史③:二条派歌風の確立【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
10 中世の和歌史③:京極派の和歌【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
11 中世の和歌史④:南北朝時代の和歌【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
12 中世の和歌史⑤:室町時代前期の和歌【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
13 和歌と散文①:紀行文学の和歌(鎌倉時代)【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
14 和歌と散文②:紀行文学の和歌(室町時代)【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
15 総括と質疑応答【対面】(A-3-2,A-4-2,A-5-2,A-8-2)
【事前学習】事前配布資料を熟読し、疑問点をノートにまとめる。 (2時間)
【事後学習】授業で理解を深めたことを振り返り、ノートにまとめる。 (2時間)
その他
教科書 教科書は使用せず、プリントを配布する。
参考書 有吉保 『勅撰和歌集入門―和歌文学理解の基礎』 勉誠出版 2009年
小峰和明 編 『日本文学史 古代・中世編』 ミネルヴァ書房 2013年
渡部泰明 『和歌とは何か (岩波新書)』 岩波書店 2009年
鈴木健一・鈴木宏子 編 『和歌史を学ぶ人のために』 世界思想社 2011年
上記以外の参考書は授業内で紹介する。興味を持ったものについては、ぜひ図書館等を利用し手に取ってほしい。
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポートの内容で評価する。(60%)、授業参画度:毎回提出してもらうリアクションシートの内容で評価する。(40%)
詳細は初回授業で説明する。
対面授業に参加できない場合は、課題(40%)と最終レポート(60%)で評価する。
オフィスアワー 質問は授業前後の休み時間に教室で受け付ける。メールでの質問や相談も受け付けるが、メールアドレスは初回授業で公開する。
備考 授業資料の配布やレポートの提出などはBlackboardを使用する。受講者は全員Blackboardに登録すること。

このページのトップ