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令和2年度以降入学者 | タンパク質化学特論 | ||||
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教員名 | 黒須泰行 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 相関理化学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(一部遠隔授業:CanvasLMSを通じたオンデマンド型) オンデマンド型の遠隔授業(3回:PowerPointによるスライド資料配信)と課題研究(3回:CanvasLMS経由)を組み合わせる。初回講義までにCanvasLMSのコース登録をすること。受講者への連絡はCanvasLMSの「アナウンスメント」欄に掲示するので随時確認すること。 20204585 : 2020タンパク質化学特論/生物化学特論Ⅱ(黒須泰行・後・金2) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | Y01762A11 2024タンパク質化学特論(黒須泰行・後・木3) |
授業概要 | タンパク質の基礎的性質およびタンパク質解析法における歴史的重要事項、さらに最近の進歩について講義する。 |
授業のねらい・到達目標 | ヒトゲノム解析が終わってみると、ヒト遺伝子数がかなり少ないことが分かった。複雑な高等動物の進化は遺伝子数を増やす以上に、タンパク質の多様性を増やす方向で行われてきたと推定される。ゲノムはあくまで生命体を構築する平面設計図で、複雑な生命体の構築や維持、調節機序は読み取れない。生命の基本を理解するには、約10万個といわれる個々のタンパク質を明らかにする必要がある。この講義を通して、タンパク質の基本的性質からタンパク質解析法について理解し、包括的に説明できるようになる。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 配布資料、PowerPointによるスライドの基本的事項を説明し、関連する課題を実施する。対面授業でも、オンデマンド型でも、CanvasLMSを通じて、課題を提出する。遠隔授業の場合は、オンデマンド教材を配信する。受講生はその教材を視聴し学修すること。課題の解答は翌週の授業中に提供するので、復習すること。また、CanvasLMSのディスカッションを通じて「質問と議論」の場を提供する。特段の事情により対面授業に参加できない学生は、対面授業終了後、CanvasLMSに記載している期日までに動画を視聴し、記載している期日までに課題を提出する。オフィスアワーやメールで質問を受け付ける。 課題研究に関しては、課題を設定し、レポート(ワードとパワーポイント)として提出してもらう。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス。生命活動とタンパク質の基礎知識(概要)
【事前学習】タンパク質の基本的性質を確認しておくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
アミノ酸の構造
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
立体化学、アミノ酸の誘導体、緑色蛍光タンパク質
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ポリペプチドの多様性、タンパク質の精製と分析
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
タンパク質の精製と分析(タンパク質の定量、分光学的解析)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
タンパク質の精製と分析(クロマトグラフィー)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
タンパク質の精製と分析(SDS-PAGE、キャピラリー電気泳動、遠心分離)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
タンパク質のアミノ酸配列分析決定法(ペプチド鎖の切断、エドマン分解、MS)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
タンパク質の三次元構造(二次、超二次構造)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
タンパク質の三次元構造(四次構造、フォールディング、シャペロン)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
タンパク質の機能解析(抗体を用いたタンパク質分離と分析、抗体に関する基礎知識)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
タンパク質の機能解析(抗体を用いたタンパク質分離と分析、抗体カラム、ELISA)
【事前学習】参考資料をよく読んでおくこと (2時間) 【事後学習】参考資料を確認しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
課題研究(1)
【事前学習】CanvasLMSに課題を掲示する (2時間) 【事後学習】課題について調査してレポート作成する (2時間) 【授業形態】課題研究 |
14 |
課題研究(2)
【事前学習】CanvasLMSに課題を掲示する (2時間) 【事後学習】課題について調査してレポート作成する (2時間) 【授業形態】課題研究 |
15 |
課題研究(3)
【事前学習】CanvasLMSに課題を掲示する (2時間) 【事後学習】課題について調査してレポート作成する (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 『Essential タンパク質科学』 南江堂 2016年 第1版 『ヴォート基礎生化学』 東京化学同人 2017年 第5版 『タンパク質実験ノート 上・下』 羊土社 1982年 第4版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題研究(50%)、授業参画度:クイズ、課題の提出状況とその評価(50%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、対面授業に参加できない場合、授業終了前後に掲載されるCanvasLMS上の動画を視聴し、指定された記述までに課題を提出することによって評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了時。CanvasLMSを通じて質問に回答する。 |