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令和2年度以降入学者 | 数学教育学特論Ⅰ | ||||
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教員名 | 山崎浩二 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球情報数理科学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | X03261A01 2024数学教育学特論Ⅰ(山崎浩二・後・木2) |
授業概要 | 中等教育における数学の指導の現状と課題を明確にし、数学の学習の楽しさ・大切さを伝えるための授業設計のあり方について、授業実践をふまえながら質的および量的に考察することを通して、教師自身が教育内容を充実させていくための基礎力が身につくことを目的とする。特に、中・高校生が苦手としている論証指導に焦点を当て、主として以下の2つのことを考察して行く。 ①数学の学習内容を確実に理解するための指導のあり方について考察するとともに、その実際について言及できる。 ②数学的な見方・考え方をより豊かなものにするための指導のあり方について考察するとともに、授業が設計できる。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 主として、以下の2つことを目的とする。 ①新学習指導要領解説や国内外の比較調査結果等などの文献の通読を通し、数学の指導の現状や生徒の数学の学習内容等に関する課題を調査分析考察し、その意味を理解する。 ②①をふまえ、数学の授業を観察、分析したり、具体的に授業を設計、試行したりすることを通して、望ましい数学の授業のあり方について理解する。 <到達目標> ・数学の指導の現状や生徒の数学の学習内容等に関する課題を調査分析考察し説明できる。 ・数学の授業を観察、分析したり、具体的に授業を設計、試行したりすることを通して、望ましい数学の授業のあり方について理解できる。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 原則的には対面によるゼミ形式であるが、必要に応じて実演・演習形式をとったり、実際の学校現場での授業研究を進めたりすることもある。 本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。 ただし、コミュニケーションの必要性から,原則として,ビデオをオンにした状態で参加すること。 |
授業計画 | |
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1 |
「初期IEA調査から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】事前に中・高等学校学習指導要領解説を入手し,目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第1回講義内容のノートを整理しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
「TIMSS1995/1999から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第2回講義内容のノートを整理し、第3回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「TIMSS2003/2007/2011から見た日本の数学力」について引き続き考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第3回講義内容のノートを整理し、第4回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
「TIMSS2015/2019から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第4回講義内容のノートを整理し、第5回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「PISA2000/2003から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第5回講義内容のノートを整理し、第6回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「PISA2009/2012から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第6回講義内容のノートを整理し、第7回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「PISA2015/2018から見た日本の数学力」について考察し,理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第7回講義内容のノートを整理し、第8回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
数学的に考える力を育むための指導について考察し、理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第8回講義内容のノートを整理し、第9回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
数学的に考える力を育むための指導について具体的な授業研究を通して考察し、より深く理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第9回講義内容のノートを整理し、第10回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
数学的な見方・考え方を働かせる指導について考察し、理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第10回講義内容のノートを整理し、第11回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
数学的な見方・考え方を働かせる指導について具体的な授業研究を観察する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第11回講義内容のノートを整理し、第12回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
数学的な見方・考え方を働かせる指導について具体的な授業研究を通して考察し、より深く理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第12回講義内容のノートを整理し、第13回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
数学的活動を通した指導と評価について考察し、理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第13回講義内容のノートを整理し、第14回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
数学的活動を通した指導と評価について具体的な授業研究を通して考察し、より深く理解する。
【事前学習】前回の内容について復習し,また授業範囲に相当する中学校の教科書・指導要領に目を通しておくこと。 (2時間) 【事後学習】第14回講義内容のノートを整理し、第15回までに省察すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
第15回 数学の指導のあり方について総括し、まとめることができる。
【事前学習】これまでの内容について復習し,提示された課題に取り組むこと。 (2時間) 【事後学習】本授業を通して身に付いた資質・能力について、自己評価・改善すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 國宗 進 『数学教育における論証指導』 東洋館出版 2017年 指定なし |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業での課題による(50%)、授業参画度(50%) 【授業参画度についての評価】 ・・・ 50% ・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,数学の指導の現状や生徒の数学の学習内容等に関する課題を調査分析考察し説明できるかを評価する。 ・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して,数学的な見方や考え方を育てる指導、数学的活動を通した授業についての基礎的内容について理解しているかを評価する。 ※授業参画度は毎回のZoom上でのレスポンスおよび宿題の提出状況なども含めて評価する。 【レポートについての評価】 ・・・ 50% ・文献研究、調査研究、授業研究などを通して、数学の授業を観察、分析したり、具体的に授業を設計、試行したりすることを通して、望ましい数学の授業のあり方について理解しているかを評価する。 |
オフィスアワー | 原則としてe-mailでご連絡ください。なお、来室の際には事前にご連絡いただけると助かります。 |