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令和2年度以降入学者 | 心理支援に関する理論と実践(心理支援演習) | ||||
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教員名 | 畦地良平/松浦隆信 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | WL25101827 2024心理支援に関する理論と実践(心理支援演習)(畦地良平・前・土7) |
授業概要 | 公認心理師として相談・助言・指導などの心理支援を展開するにあたり具有すべき各種支援技法について理論学習の他、ロールプレイや事例検討を用いて実践で応用可能なレベルで習得する。 本授業の担当教員は臨床心理士・公認心理師資格を有している。心理的アセスメント、心理支援に係る業務に関する理論と実践にについて、実務経験を活かしつつ指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 心理支援に用いられる各種技法の内容を具体的に理解できる。 技法を適用するための事前の見立て(ケース・フォーミュレーション)を適切に行える。 事例に応じた技法の選択・調整が適切に行える。 |
授業の形式 | 講義、演習、オムニバス |
授業の方法 | 【講義,演習】担当教員がそれぞれ準備した内容に即して理論学習やロールプレイ、事例検討を進める。 技法習得には相応の時間が必要なため、事前学習・事後学習は各担当教員の指示に即して確実に実施すること。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 課題の提出、フィードバックは、対面授業内もしくはLMS等によって行う。 学外実習等に際してやむを得ず対面授業に出席できない場合、学生は予め教員に許可を受けた上、授業内容に相当する課題の提出、オンデマンド受講等の指示を受けること。 |
履修条件 | 心理科学コースに在籍する学生のみ受講可 |
授業計画 | |
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1 |
授業の実施方法や評価方法についてのガイダンス。 その他の心理療法の理論と方法(1): 来談者中心療法の理論と方法 【事前学習】パーソンセンタードアプローチについて調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
2 |
行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法(1): クライエントとの協働関係を築くために必要な基本的態度と方略。 マイクロ・カウンセリング技法。
【事前学習】マイクロ・カウンセリング技法について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
3 |
行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法(2): 行動療法・認知療法の理論と方法
【事前学習】行動論・認知論に基づく心理療法の方法を調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
4 |
行動論・認知論に基づく心理療法の理論と方法(3): 認知行動療法・応用行動分析の理論と方法
【事前学習】認知行動療法・応用行動分析の方法を調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
5 |
心理に関する相談、助言、指導等への応用(1): 行動論・認知論に基づく心理療法の事例検討とスーパービジョン。 認知行動療法によるケース・フォーミュレーション。行動分析。
【事前学習】行動論・認知論に基づく心理支援事例について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
6 |
力動論に基づく心理療法の理論と方法(1): 治療構造、セラピスト・クライエント関係(転移・逆転移)。
【事前学習】力動論に基づく心理療法の方法を調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
7 |
力動論に基づく心理療法の理論と方法(2): 力動的心理療法の理論と方法。各力動論学派。支持的心理療法。
【事前学習】力動論の各学派の考え方について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
8 |
心理に関する相談、助言、指導等への応用(2): 力動論に基づく心理療法の事例検討とスーパービジョン。 力動的心理療法によるケース・フォーミュレーション。
【事前学習】力動論に基づく心理支援事例について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
9 |
心理に関する相談、助言、指導等への応用(3): コンサルテーション、チーム援助の応用。 集団心理療法における構造の作り方。支援チーム内の集団力動。
【事前学習】コンサルテーションや多職種協働支援事例について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
10 |
特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整(1): エビデンス・ベースド・トリートメントもしくはナラティブ・ベースド・トリートメントの選択。被援助者によるプログラム評価。アドヒアランスの評価。 心理教育や回想法。Social Skills Training。
【事前学習】様々な集団心理療法の方法について調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
11 |
特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整(2): 特性や状況に配慮したケースフォーミュレーションと介入の選択。 デイケアや精神科病棟における多職種による支援プログラム。
【事前学習】デイケアや多職種による支援プログラムについて調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
12 |
特性や状況に応じた適切な支援方法の選択・調整(3): マニュアルに沿ったトリートメント・プログラムの実施。 うつ病、薬物(アルコール)依存症、精神病性障害の集団認知行動療法。
【事前学習】マニュアルに沿ったトリートメント・プログラムについて調べる (2時間) 【事後学習】授業内容をもとに疑問点をまとめる (2時間) 【担当教員】畦地良平 【授業形態】対面授業 |
13 |
その他の心理療法の理論と方法(2):日本で創始された心理療法の概要
【事前学習】事前に配布する日本で創始された心理療法に関するレジュメを一読し、概要を把握する。 (2時間) 【事後学習】授業で取り上げた内観療法、臨床動作法、森田療法により実践された事例研究を各1編ずつ読み、支援の実際を把握する。 (2時間) 【担当教員】松浦隆信 【授業形態】対面授業 |
14 |
その他の心理療法の理論と方法(3):日本で創始された心理療法の実践(森田療法)
【事前学習】事前に指定する森田療法の参考文献を一読する。 (2時間) 【事後学習】導入面接に関するロールプレイを受講者間で行う。 (2時間) 【担当教員】松浦隆信 【授業形態】対面授業 |
15 |
心理に関する相談、助言、指導等への応用(4):比較心理療法
【事前学習】力動論、行動理論・認知理論、日本で創始された心理療法の概要を復習しておく。 (2時間) 【事後学習】学習を深めたい心理療法とそう思った理由を整理し、レポートにまとめる。 (2時間) 【担当教員】松浦隆信 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 國分康孝 『カウンセリングの理論』 誠信書房 1981年 國分康孝 『カウンセリングの技法』 誠信書房 1979年 上記の他、各担当教員が授業内で示す |
成績評価の方法及び基準 | レポート(90%)、授業参画度(10%) 授業参画度は、毎回のリアクションペーパー、ディスカッション等で評価する。 提出課題(レポートなど)については,教員ごとに指示を行う。フィードバックは授業中に口頭で行う。 |
オフィスアワー | 各担当教員が授業内で示す。 対面授業,Zoomによる遠隔授業の際においても授業後の質疑は随時可能である。 メールを用いた質疑も可能である。 |