検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 人間関係学特論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 服部卓 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 前期課程 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 遠隔授業(同時双方向型) |
---|---|
授業の形態 | 同時双⽅向型授業(Zoomによるライブ中継) ただし、受講者のネット環境等によって適宜変わるかもしれない また、資料の配布、課題等の提出はBlackbordを通じて行う。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WL14101815 2024人間関係学特論(服部卓・後・土3) |
授業概要 | 【臨床心理士選択必修科目C群】 対人援助について学ぶ際に基本となる人間関係について学ぶ |
授業のねらい・到達目標 | この科目で扱うのは、心理臨床活動を含め社会の中で、さまざまな観点から人間理解について考えるものである。 人間関係の理論を臨床心理学的視点や社会心理学的な視点から理解し、日常場面、心理療法における関係性の構築についても理解し説明することができる。 これらにより、わが身についても振り返り、心理を専門とするもの、心理臨床家としての自分はどのような人間関係を形成しやすいか等について自己理解を促進させることができる。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | (1)授業の形式︓【講義・演習】 (2)Zoomにてオンライン授業とするので、Blackboardにて連絡事項を前⽇に確認しておくこと。 基本を確実に理解するため、受講者は関連事項を調べて発表する。その後、全員により討議を⾏う。また必要に応じて、ロールプレイ を⾏う。全体として自分なりの問題意識を持って学習に取り組むことが求められる。 (3)課題の提出⽅法やフィードバック⽅法等については、Blackbord上で指⽰する。 なお、受講⽣の構成によっては授業形態や授業内容を⼊れ替えることがある。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法について説明する) 人間関係論概論
【事前学習】自身の人間関係の構築について振り返っておく。 (2時間) 【事後学習】現在社会の中で人間関係論の重要性を見直してみる (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
2 |
人と人の関係の成立
【事前学習】対人魅力など関係性の成立に関する事項を検討する (2時間) 【事後学習】良好な関係性の成立に必要な心理的要因を考える (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
3 |
ノンバーバル・コミュニケーション
【事前学習】コミュニケーションの中で非言語的側面について検討する (2時間) 【事後学習】授業内でのロールプレイから、気づいたことをまとめておくこと (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
4 |
オンラインは人間関係をどう変えるのか オンラインと対面による関係性構築の違い
【事前学習】オンライン下における人間関係の持ち方の特徴にまとめておく (2時間) 【事後学習】実際にオンラインで持つセッションにおける問題を抽出する (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
5 |
人間関係と精神的健康
【事前学習】人間関係の在り方が一人一人の精神的健康に与える影響について考えておく (2時間) 【事後学習】自己イメージの形成に関する人間関係の果たす役割をまとめる (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
6 |
集団場面における人間関係
【事前学習】自分自身の集団におけるコミュニケーションについて振り返っておく (2時間) 【事後学習】集団の中で人間関係に影響する要因をまとめる (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
7 |
対人関係のダークサイド 妬む
【事前学習】対人関係において妬みはどうして生じるか考えておく (2時間) 【事後学習】妬みはどう解決されるとよいかまとめる (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
8 |
対人関係のライトサイド グループの持つ力
【事前学習】グループの持つ力をこれからの社会の中でどう役立てられるか考える (2時間) 【事後学習】グループ体験を振り返って感じたことをまとめておく。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
9 |
対人関係のダークサイド 共依存
【事前学習】共依存はどのような特性と関連するかまとめておく (2時間) 【事後学習】自分の中に共依存的な側面がるあるか、それにどう対処できるか考える (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
10 |
対人関係のライトサイド 共感性について考える
【事前学習】共感性は特質かスキルか考えておく (2時間) 【事後学習】参加者が討論した結果から、自分の考えをまとめ、共感性の役割について検討する (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
11 |
転移・逆転移を日常生活の中で考える
【事前学習】転移・逆転移について調べてくる。 (2時間) 【事後学習】自分はどのような転移・逆転移を起こしやすいか、自身の問題に置き換えて考えておくこと (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
12 |
対人関係のダークサイド うそ
【事前学習】自分はどんな場面で嘘をつくだろう (2時間) 【事後学習】うその持つ対人関係上の役立つ面を考える (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
13 |
対人関係のダークサイド 怒り
【事前学習】怒りによって対人関係に影響を与える点を考えておく (2時間) 【事後学習】アンガーコントロールは日常生活において必要か (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
14 |
社会構成主義入門
【事前学習】ナラティブセラピーについてまとめておく (2時間) 【事後学習】自分の人生について語りなおす体験はどのように心への働きかけができるのか検討する (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
15 |
対人関係をなんとかする 対人関係療法についてかじってみよう
【事前学習】対人関係で起きそうな問題をあげてみる (2時間) 【事後学習】対人関係療法は、人間関係のどこを改善するかまとめてみる (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | なし、適宜プリントを配布、参照する資料を指示する |
参考書 | 吉川晴美・松井知子 『人間関係の理解と心理臨床』 慶応義塾大学出版会 2017年 藤本忠明・東正則 編 『ワークショップ 人間関係の心理学』 ナカニシヤ出版 2004年 加藤司、谷口弘一 編著 『対人関係のダークサイド』 北王子書房 2008年 その他必要に応じて紹介する |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業内での課題に対してレポートを課しその内容によって評価する。(50%)、授業参画度:授業参画度は各回のディスカッションや発表等によって評価する。(50%) |
オフィスアワー | 基本的には授業終了時。 また、Blackboard 等に質問(感想)を書き込む掲⽰板などを⽤意する。 適宜メールでの質問等も受け付ける。その際のメールアドレスはhattori.suguru☆nihon-u.ac.jpです。 |
備考 | シラバスの内容・授業形態は履修学生数や学生の学修状況を考慮して変更することがある。 |