検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 社会教育学特論1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 梶野光信 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 教育学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WJ0508821 2024社会教育学特論1(梶野光信・前・水4) |
授業概要 | 原則として「対面授業」で行います。但し不測の事態が生じた場合は、Canvus LMS(もしくはzoom)を通じて授業を行います。 教育行政における社会教育部門(以下、社会教育行政)における職員の役割について、東京都教育委員会の取組を事例に取り上げ、考察・研究していきます。 |
授業のねらい・到達目標 | 東京都の社会教育行政は、2002年度以降文部科学省の施策動向とは異なる文脈で、独自の取組(例:地域教育プラットフォーム構想を通じた企業・NPO等の教育支援ネットワークづくり、都立高校中退者等追跡調査、都立高校「自立支援チーム」派遣事業(都立学校版スクールソーシャルワーカーの制度)等)を施策化してきました。なぜ、東京都の社会教育行政は独自の施策展開を可能にしたのか、施策立案者の立場から考察を進めていきます。そのことを通じて、教育行政職員(指導主事、社会教育主事を含む。)としての施策形成能力の基礎的事項を習得することを目指します なお、授業担当者は、30年にわたり東京都の社会教育行政の施策立案を実際に担当してきたので、教育行政のリアルを学ぶことができます。 |
授業の形式 | 演習、研究 |
授業の方法 | 授業担当者から施策課題を提起するとともに、基礎的資料や文献を提示します。受講生は、その課題解決策を実際の教育行政の職員の立場に立って考えるというスタイルを取ります。施策課題ごとにグループをつくり、課題解決策を検討し、プレゼンテーションを行っていただきます。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
オリエンテーション(授業の概要・ねらい、目標、授業の進め方の確認)
【事前学習】シラバスを確認する (2時間) 【事後学習】自分が取り組みたいテーマを検討する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
【講義】社会教育行政とは何か、戦後東京都の社会教育行政史を学ぶ(その1)
【事前学習】指定文献に目を通す (2時間) 【事後学習】社会教育行政の役割を理解し、都の独自性を確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
【講義】戦後東京都の社会教育行政史を学ぶ(その2)
【事前学習】指定文献に目を通す (2時間) 【事後学習】東京都の社会教育行政の現状の取組を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その1)
【事前学習】指定文献に目を通す (2時間) 【事後学習】教育基本法第13条と社会教育の関係を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その2)
【事前学習】第5期東京都生涯学習審議会答申を読む (2時間) 【事後学習】東京都の地域教育プラットフォーム構想の意義を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その3)
【事前学習】中教審「地域学校協働」答申(2015)を読む (2時間) 【事後学習】東京都の生涯学習HP等から東京都の地域学校協働施策を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その4) 元東京都生涯学習審議会委員をゲストティチャーとして招く 【事前学習】指定された文献に目を通す (2時間) 【事後学習】ゲストティーチャーの話を小レポートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その4) 企業・NPOの教育支援活動実践者をゲストティーチャーとして招く(1) 【事前学習】指定された文献に目を通す (2時間) 【事後学習】ゲストティーチャーの話を小レポートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
【施策課題の検討】 教育基本法第13条に基づく社会教育行政の展開(その5) 企業・NPOの教育支援活動実践者をゲストティーチャーとして招く(2) 【事前学習】指定された文献に目を通す (2時間) 【事後学習】ゲストティーチャーの話を小レポートにまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
【課題解決策の検討】 テーマ別にグループをつくり、教育行政が直面する課題解決の方策を検討する
【事前学習】自分が取り組みたいテーマを選定する (2時間) 【事後学習】課題解決策を検討する (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
11 |
【課題解決策の検討】 テーマ別にグループをつくり、教育行政が直面する課題解決の方策を検討する
【事前学習】課題解決策を検討する (2時間) 【事後学習】本日のディスカッションを踏まえ、解決策を修正する (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
12 |
【課題解決策の検討】 テーマ別にグループをつくり、教育行政が直面する課題解決の方策を検討する
【事前学習】課題解決策を検討する (2時間) 【事後学習】本日のディスカッションを踏まえ、解決策を修正する (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
13 |
【課題解決策の検討】 テーマ別にグループをつくり、教育行政が直面する課題解決の方策を検討する
【事前学習】グループ発表の準備 (2時間) 【事後学習】本日のディスカッションを踏まえ、発表内容を再検討する (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
14 |
【課題解決策の発表】 各グループで課題解決策についてプレゼンする(その1)
【事前学習】グループ報告資料の作成 (2時間) 【事後学習】グループ報告資料の修正 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
15 |
【課題解決策の発表】 各グループで課題解決策についてプレゼンする(その2)
【事前学習】グループ報告資料の作成 (2時間) 【事後学習】各自で前期の授業内容を振り返る (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 使用しない |
参考書 | 東京社会教育史編集委員会・編集代表 小林文人 『大都市・東京の社会教育ー歴史と現在』 エイデル研究所 2016年 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業における発言内容等(30%)、プレゼンテーション資料(70%) |
オフィスアワー | 水曜日の昼休み(12:10-13:00) e-mailの場合は、[email protected] までご連絡ください |