検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 中国文化特殊研究1 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 三澤真美恵 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 中国学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
---|---|
授業の形態 | 対面授業 演習形式 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WE010442 2024中国文化特殊研究1(三澤真美恵・前・月5) |
授業概要 | 台湾現代史に関する原典講読 |
授業のねらい・到達目標 | 台湾現代史に関する繁体字中国語の学術文献を読解することができる。テキストは臺灣民間真相與和解促進會『記憶與遺忘的鬥爭:臺灣轉型正義階段報告』1~3巻、衛城出版、2015年。民主化後の台湾における「轉型正義Transitional Justice」に関する理論と実践について説明することができる。 |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 対面授業。演習形式。毎回、受講者は指定された箇所を読んで、レジュメを作成し、内容について報告、討論を行う。フィードバックは授業内で行う。 |
履修条件 | 「中国文化特殊講義1」(前期)と「中国文化特殊講義2」(後期)は、原則として前期・後期セットで受講すること。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
台湾における「轉型正義Transitional Justice」が登場した背景を確認。扱うテキスト『記憶與遺忘的鬥爭:臺灣轉型正義階段報告』の編者である臺灣民間真相與和解促進會について理解する。
【事前学習】日本におけるTransitional Justiceの議論について調べてレジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業をふまえて、レジュメをリライトし、内容を復習する。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
2 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」導言(頁17-24)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」導言(頁17-24)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
3 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第一章 民主時代的威權遺產(頁25-68)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第一章 時代的威權遺產(頁25-68)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
4 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第二章 各國的轉型正義工作(頁69-100)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第二章 各國的轉型正義工作(頁69-100)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
5 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第三章 威權獨裁下的國家暴力(頁101-112)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」第三章 威權獨裁下的國家暴力(頁101-112)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
6 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」附錄一 二二八事件的人權迫害形式(頁113-120)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」附錄一 二二八事件的人權迫害形式(頁113-120)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」附錄二 白色恐怖的政治案件總數有多少?(頁121-126)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」附錄二 白色恐怖的政治案件總數有多少?(頁121-126)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷一「清理威權遺緒」について、リライトしたレジュメを持ち寄り、第1巻の内容について復習する。
【事前学習】第一巻についてリライトしたレジュメを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、第一巻の内容を復習する。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
9 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」導言(頁7-12)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」導言(頁7-12)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
10 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第四章 民主化初期的平反工作(頁13-30)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第四章 民主化初期的平反工作(頁13-30)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
11 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第五章 國家對受害者的賠償/補償(頁31-40)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第五章 國家對受害者的賠償/補償(頁31-40)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
12 |
『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第六章 官方檔案的徵集與公布(頁41-60)を読む。各自のレジュメを持ち寄り、報告、討論をする。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』卷二「記憶歷史傷痕」第六章 官方檔案的徵集與公布(頁41-60)を読み、不明な単語や鍵となる概念について調べ、レジュメを作成。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
13 |
『記憶與遺忘的鬥爭』第一章から第六章までの内容をふまえて、「轉型正義Transitional Justice」に関わる課題を自由に設定し、調査する。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』第一章から第六章までの内容をふまえて、「轉型正義Transitional Justice」に関わる課題を設定し、調査の結果をレジュメにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、調査結果を整理、分析する。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
14 |
『記憶與遺忘的鬥爭』第一章から第六章までの内容をふまえて、「轉型正義Transitional Justice」に関して設定した課題について、調査結果から導き出した解答について報告、討論する。
【事前学習】『記憶與遺忘的鬥爭』第一章から第六章までの内容をふまえて設定した「轉型正義Transitional Justice」に関わる課題について、調査の結果から解答を導きレジュメにまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、導き出した解答の妥当性を検証し、レジュメをリライトする。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
15 |
台湾に限らず他地域も射程に入れて「轉型正義Transitional Justice」について総合的な討論を行い、前期に学んだ内容について理解を深める。
【事前学習】前期を通じてリライトしてきたレジュメを整理する。 (2時間) 【事後学習】授業内容をふまえて、前期に学んだ内容を復習する。 (2時間) 【担当教員】三澤真美恵 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 臺灣民間真相與和解促進會 『記憶與遺忘的鬥爭:臺灣轉型正義階段報告(1~3巻)』 衛城出版 2015年 テキストは中文学科図書室で閲覧可能 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度(100%) 翻訳レジュメおよび議論における発言などによって評価する。 欠席届は指定された書式でLMS上の指定された場所に提出しないと、成績評価時の考慮対象にならない。なお、就活や部活のための欠席は原則として考慮の対象にはならない。 |
オフィスアワー | LMSを通じて連絡すること。 |