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令和2年度以降入学者 | 中国語学概論2 | ||||
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教員名 | 平井和之 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 中国学専攻 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 遠隔での授業参加を認めない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | WD0804A10 2024中国語学概論2(平井和之・後・金1) |
授業概要 | 現代中国語の文法や語彙を対象としてレポートや論文を作成する際に必要となる基本資料を知り,それを批判的に読む力を養う。 研究に必要な言語例の検索方法を知り,それを活用する手段を身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | ①学術研究における文献資料収集の意義を知ることができる。 ②中国語学研究で利用できる文献目録には何があり,どのように利用するかを知ることができる。 ③中国語学研究で利用できる電子コーパスには何があり,どのように利用するかを知ることができる。 ④テキストファイルからの検索,特に正規表現を用いた検索ができる。 ⑤学術論文を批判的に読むことができる。 ⑥学術論文の具体的な執筆方法とその過程を知ることができる。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 主に以下の問題を検討する。必要に応じて受講生の発表も求める。 ①研究テーマに即した文献収集法。 ②学術論文の批判的読み方。 ③中国語研究でよく用いられ電子コーパス。 ④電子コーパスからの用例検索法 ⑤レポートや論文テーマの選定手順と具体的な執筆方法。 随時レポートの提出を求め,コメントとともに返却する。 遠隔での授業参加を認めない。 本授業の事前・事後学習は合わせて4時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
文献資料収集の方法:日本の資料
【事前学習】『中国関係論説資料[文学・語学]』とはどのような資料かを見ておく。 (2時間) 【事後学習】『中国関係論説資料[文学・語学]』から,自分の興味を引くテーマに関係がありそうな文献を選ぶ。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
文献資料収集の方法:中国の資料
【事前学習】中国で出版されている中国語学関係の文献目録にはどのようなものがあるかを調べておく。 (2時間) 【事後学習】中国で出版されている中国語学関係の文献目録から,自分の興味を引くテーマに関係がありそうな文献を選ぶ。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
文献資料収集の方法:CNKI
【事前学習】CNKIへのアクセス方法を知っておく。 (2時間) 【事後学習】CNKIを用いて,自分の興味を引くテーマに関係がありそうな文献を選ぶ。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
電子コーパスの利用法:エディターの利用
【事前学習】Unicodeが扱え,且つ検索機能を持つエディターを入手しておく。 (2時間) 【事後学習】指定された語句をエディターの検索機能を用いて既存の電子コーパスから検索する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
電子コーパスの利用法:正規表現
【事前学習】正規表現について調べておく。 (2時間) 【事後学習】既存の電子コーパスからエディターの検索機能を用いて,「形容詞の重ね型」,「疑問詞の呼応表現」の用例を探す。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
電子コーパスの利用法:CCL,BCC
【事前学習】CCL及びBCCへのアクセス方法を知っておく。 (2時間) 【事後学習】指定された語句及びパターンをCCL及びBCCから検索する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
研究テーマの設定
【事前学習】中国語学方面でレポート/論文を執筆することを念頭に,大まかな研究テーマを決めておく。 (2時間) 【事後学習】指摘された点を踏まえつつ,研究テーマをより具体化する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
文献目録の作成:資料の入手
【事前学習】設定したテーマに関して,これまでに選んだ文献名をまとめておく。 (2時間) 【事後学習】指摘選んた文献を実際にダウンロードしたり,コピーを取る。された点を踏まえつつ,研究テーマをより具体化する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
文献目録の作成:資料の初期分類
【事前学習】入手した文献にざっと目を通しておく。 (2時間) 【事後学習】入手した文献を「最重要」,「重要」,「関連あり」,「関連なし」に分類する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献講読
【事前学習】「最重要」とした文献を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】授業で指摘された点を振り返りつつ詳細に再読する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
文献講読:疑問点の提起
【事前学習】文献中読みきれなかった部分や,理解不十分な部分を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】講読を通じて新たに分かった点,疑問が残る点を整理する。 (2時間) 【担当教員】講読した文献の内容を整理する。 【授業形態】対面授業 |
12 |
文献講読:講読内容の整理
【事前学習】授業を通じて知りえた点を踏まえつつ,再度精読しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
口頭発表原稿作成
【事前学習】読した文献内容と自らの興味を関連させた口頭発表の原稿を作成しておく。 (2時間) 【事後学習】指摘された点を踏まえつつ,口頭発表原稿を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
口頭発表
【事前学習】指定された時間内で発表ができるよう練習しておく。 (2時間) 【事後学習】指摘された点を踏まえつつ,口頭発表を文章化しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
レポート/論文執筆
【事前学習】レポート/論文の要旨を作成しておく。 (2時間) 【事後学習】指摘された点を踏まえつつ,レポート/論文の構成を修正し,実際の執筆に取り掛かる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 吕叔湘 主编, 现代汉语八百词 增订本, 商务印书馆, 1999 赵元任 著,吕叔湘 译, 汉语口语语法, 商务印书馆, 1979 吕叔湘, 汉语语法分析问题, 商务印书馆, 1979 朱德熙, 语法讲义:商务印书馆, 1982 刘月华・潘文娱・故韡, 实用现代汉语语法, 商务印书馆, 2019, 3 edition その他各自の研究テーマに即して個別に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業中に随時課されるレポート及び学期末に提出するレポート/論文(100%) |
オフィスアワー | 金曜日12:20~12:50 中国語中国文化学科学生室 |