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近現代文学特殊講義2

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令和2年度以降入学者 近現代文学特殊講義2
教員名 堀井一摩
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 WC0703A08 2024近現代文学特殊講義2(堀井一摩・前・木3)
授業概要 今学期は目取真俊の代表的作品を取り上げ、植民地支配がもたらす構造的暴力、沖縄戦のトラウマ、記憶の継承の問題を受講生とともに考えていきます。受講生には作品を歴史的コンテクストの中に位置づけたうえで研究発表を行ってもらい、全体討論によって読みを深めていきます。後半は、修士論文執筆の準備として、受講生自身の研究対象に関する発表を行い、討議と講評を通してよりよいものに仕上げていきます。
授業のねらい・到達目標 ①作品分析の方法を身につけることができる。
②論文作成のプロセスを身につけることができる。
③討議を通じて自分の研究を改善できるようになる。
授業の形式 演習
授業の方法 第2回は教員による講義を行います。第3回以降は、担当者を決めて作品に対する報告とディスカッションを行います。なお、受講生の数によって発表のスケジュールに変更が生じることがあります。

・対面参加が困難な学生については、Canvas LMSのメール機能を用いて、事前に教員に申し出ること。個別事情を勘案し、妥当と判断されれば、課題を課してメールまたはzoomによるフィードバックを行う。

フィードバック方法等については、授業内で指示する。
授業計画
1 ガイダンス:授業の目標、進め方および成績評価の説明、グループと発表担当の決定【対面】【講義】(A-6-3)
【事前学習】教科書を購入し、発表担当作品の候補を決める (2時間)
【事後学習】教科書を読み始める (2時間)
【授業形態】対面授業
2 沖縄近現代史と沖縄戦のトラウマ
【事前学習】課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】学んだ概念や方法論を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
3 目取真俊「風音」をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 目取真俊「平和通りと名付けられた街を歩いて」をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
5 目取真俊「水滴」をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
6 目取真俊「魂込め」をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
7 目取真俊「群蝶の木」をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
8 目取真俊『眼の奥の森』をめぐる先行研究と論点の整理
【事前学習】課題テクストを再読し、自分の考えをまとめる (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
9 目取真俊『眼の奥の森』をめぐる報告と討議
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 修士論文に向けての研究発表と討議(1)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
11 修士論文に向けての研究発表と討議(2)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
12 修士論文に向けての研究発表と討議(3)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 修士論文に向けての研究発表と討議(4)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
14 修士論文に向けての研究発表と討議(5)
【事前学習】発表者は資料の作成、その他は課題テクストの熟読 (2時間)
【事後学習】議論ふまえて発表内容を改善する (2時間)
【授業形態】対面授業
15 修士論文に向けての研究発表と討議(6)
【事前学習】レポートの作成 (2時間)
【事後学習】学んだ概念や方法論を卒論にどう活かすか考える (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 目取真俊 『眼の奥の森』 影書房 2017年
参考書 授業の中で適宜紹介します。
成績評価の方法及び基準 レポート(30%)、授業参画度(70%)
授業参画度は、発表とディスカッションによって評価します。
対面授業に参加できない場合は、オンラインで代用し、対面参加者と同じ基準で平等に評価します。
オフィスアワー 木曜2限、7号館4階の研究室にて。

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