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近現代文学特殊講義1

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令和2年度以降入学者 近現代文学特殊講義1
教員名 久米依子
単位数    2 課程 前期課程 開講区分 文理学部
科目群 国文学専攻
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業。詳細は第1回の授業で提示する。欠席者のための遠隔授業は行わないが、課題提出などで対処する。
Canvas LMSコースID・コース名称 WC0603A07 2024近現代文学特殊講義1(久米依子・前・水3)
授業概要 受講者の興味関心に基づく作家のテクストについて、文学分析の方法を考えながら、アプローチする。受講者の発表を含む。
授業のねらい・到達目標 〈授業のねらい〉
近現代文学の表現を確認し、その新しさと問題点を理解できるようになる。
〈到達目標〉
近現代文学が描く諸要素の特色と、その描かれ方の特色について指摘できるようになる。
近現代文学の問題性を理解し、読解方法を身に付ける。
授業の形式 講義
授業の方法 講義とともに演習形式も取り入れる。
作家と同時代状況を確認しながら、テクスト内の多様な要素を確認していく。受講生の意見も重視する。
毎回の授業前に、必ず扱う範囲のテクストを読んでおくこと。授業後は授業で知り得た情報、考えた見解をまとめ、レポート作成の準備を進める。対面参加が困難な場合、Zoomを使うこともある。
本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とします。
授業計画
1 全体ガイダンス。作品の選択と分析の方法の概論
【事前学習】知識を確認しておく (2時間)
【事後学習】文学の流れを理解する (2時間)
【授業形態】対面授業
2 作家とテクストの情報
【事前学習】知識を整理しておく (2時間)
【事後学習】先行論などを調べる (2時間)
【授業形態】対面授業
3 テクストの精読 成立の背景
【事前学習】問題点を考えておく (2時間)
【事後学習】成立までの問題を理解する (2時間)
【授業形態】対面授業
4 テクストの精読 表現の特色
【事前学習】表現の特色を理解する (2時間)
【事後学習】比喩や象徴性を考える (2時間)
【授業形態】対面授業
5 テクストの精読 ストーリー展開
【事前学習】作品のストーリーを理解しておく (2時間)
【事後学習】作品の謎をあげておく (2時間)
【授業形態】対面授業
6 テクストの精読 ジェンダーとセクシュアリティ
【事前学習】作品の男性像・女性像を分析しておく (2時間)
【事後学習】男女像の差異を考える (2時間)
【授業形態】対面授業
7 テクストの精読 人称と語り
【事前学習】作品の投げかける問題点を考える (2時間)
【事後学習】作品のメッセージをまとめる (2時間)
【授業形態】対面授業
8 テクストの精読 時代社会との関連
【事前学習】背景となる時代社会の特色を考える (2時間)
【事後学習】時代社会との関連をまとめておく (2時間)
【授業形態】対面授業
9 テクストの精読 冒頭と結末
【事前学習】テクストの構成を考えておく (2時間)
【事後学習】冒頭と結末の意義を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
10 【対面授業】テクストの精読 空白について
【事前学習】作中人物の生き方に関する見解を理解しておく (2時間)
【事後学習】作中人物の生き方に関する見解の問題点を考える (2時間)
【授業形態】対面授業
11 テクストの精読 読者論的把握
【事前学習】作中の生死の表象を確認する (2時間)
【事後学習】作中の生死の問題点を考える (2時間)
【授業形態】対面授業
12 テクストの情報 テクストのメッセージ
【事前学習】意味を考える (2時間)
【事後学習】象徴性を整理する (2時間)
【授業形態】対面授業
13 テクストの情報 テーマの分析
【事前学習】結末のはらむ問題を考えておく (2時間)
【事後学習】結末のメッセージを読み解く (2時間)
【授業形態】対面授業
14 テクストの精読 文学史的な考察
【事前学習】特色をまとめる (2時間)
【事後学習】レポート提出の準備をする (2時間)
【授業形態】対面授業
15 問題点の確認と講評
【事前学習】問題点を整理する (2時間)
【事後学習】レポートの反省点を確認する (2時間)
【授業形態】対面授業
その他
教科書 使用しない
参考書 授業中に適宜指示する
成績評価の方法及び基準 レポート:最終レポート(50%)、授業参画度:授業内の発表とディスカッション(50%)
授業参画度は、発表の内容や授業中の発言、課題提出で評価します。対面参加が困難な場合は、Zoomを使用する。
オフィスアワー 月曜昼休み、水曜昼休み、7号館4階久米研究室 あるいはメール連絡

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