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令和2年度以降入学者 | 社会教育演習1 | ||||
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教員名 | 梶野光信 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | V302340A5 2024社会教育演習1(梶野光信・前・木2) |
授業概要 | 「社会教育演習1」では、地域課題等を題材とした社会教育事業を立案するための基礎的知識の習得を目指します。また「社会教育実習」の実習先について、検討する機会を併せて提供したいと思います。 授業担当教員は、30年以上東京都教育委員会の社会教育主事として勤務した経験を有しています。 |
授業のねらい・到達目標 | 社会教育行政の実際の取組を様々な事例を紹介しながら学びます。具体的には、公民館等社会教育施設、青少年教育施設、学校支援の取組(地域学校協働本部)、企業・NPO等による教育支援活動、NPO等が実施する子ども支援活動、外国ルーツの人々への支援、障がいのある人たちへの支援、そして、社会生活を円滑におくる上で困難を抱える子ども・若者への支援などを事例に取り上げ、学校教育以外の学びの機会の重要性について、幅広く捉えていきます。 〈到達目標〉 自分の興味・関心を深めることで、適切な社会教育実習先を選べるようにする。 学校教育以外の学びの重要性について、理解する。 〈ディプロマポリシーとの関係〉 この科目は、文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP4、DP5及びカリキュラムポリシーCP4、CP5、CP6に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 各回ごとにテーマを設定し、講義だけでなく、映像資料やゲスト講師(NPO職員等)を招きながら、社会教育の多様性、重要性を理解する機会を提供していきます。 社会教育士、社会教育主事の専門性は、知識を習得することのみで身に付くものではなく、地域・コミュニティにおける多様な実践に関わりながら、体得していくものです。学習者の特性やニーズをどのように理解するか、そのニーズをマッチングし、新たなコミュニティを創出していくクリエイティビティの獲得するための基礎的スキルの習得を目指します。授業終了後のまとめとして、社会教育活動が行われている現場を訪問し、インタービュー調査をしたものをレポートにまとめていただきます。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(授業の目的、進め方等の確認)
【事前学習】社会教育のイメージを自分の経験を踏まえ、整理しておく (1時間) 【事後学習】授業の計画を理解し、各自で学習目標を設定する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
【事例検討】公民館の歴史・役割について学ぶ
【事前学習】公民館についてインターネット等で調べておく (2時間) 【事後学習】特徴のある公民館の取組事例を自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
【事例検討】青少年教育施設の現代的役割について学ぶ
【事前学習】青少年教育施設についてインターネットで調べておく (2時間) 【事後学習】特徴のある青少年教育施設の取組事例を自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
【事例検討】子ども・若者支援NPOの取組について学ぶ(「学びのセーフティネット事業」担当者)
【事前学習】東京都の「NPOと連携した学びのセーフティネット事業」について調べておく (2時間) 【事後学習】困難を抱える子ども・若者への支援の取組事例を自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
【事例検討】子ども・若者支援NPOの取組について学ぶ(校内居場所カフェ)
【事前学習】校内居場所カフェの取組についてインターネットで調べておく (2時間) 【事後学習】校内居場所カフェの先進事例について自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
【事例検討】子ども・若者支援NPOの取組について学ぶ(ひきこもりの若者支援)
【事前学習】子ども・若者支援NPOについてインターネットで調べておく (2時間) 【事後学習】子ども・若者支援NPOの先進的取組について自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
【事例検討】都立高校へのキャリア教育支援について学ぶ
【事前学習】東京都教育庁 企業・NPO等と連携した社会的・職業的自立支援教育プログラムについて調べておく (2時間) 【事後学習】企業やNPO等が提供するキャリア教育コンテンツについて自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
【事例検討】都立高校へのキャリア教育支援について学ぶ(その2)
【事前学習】東京都教育庁 インクルーシブ体験プログラムについて調べておく (2時間) 【事後学習】インクルーシブ教育を進める団体・NPO等について自分で調べておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
【事例検討】障がいのある人々への生涯学習支援について学ぶ(その1)
【事前学習】障がいのある人への社会教育の取組についてインターネットで調べておく (2時間) 【事後学習】障がいのある人への学習支援を進める団体・NPOの取組を自分で調べる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
【事例検討】障がいのある人々への生涯学習支援について学ぶ(その2)
【事前学習】障がいのある人への学習支援を行うNPO等で自分の関心を引いたものをリスト化してくる (2時間) 【事後学習】インクルーシブ教育の観点から障がい者の生涯学習支援とは何か、自分で課題を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
【事例検討】外国ルーツの人々への学習支援について
【事前学習】外国ルーツの人々への学習支援活動をインターネット等で調べておく (2時間) 【事後学習】外国ルーツの人々への学習支援の先進事例を収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
【事例検討】高齢者の学習支援について
【事前学習】高齢者の学習支援活動についてインターネットで調べる (2時間) 【事後学習】高齢者への学習支援の先進的事例を収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
【事例検討】夜間中学・自主夜間中学について
【事前学習】夜間中学の歴史、自主夜間中学の取組をインターネット等で調べる (2時間) 【事後学習】教育機会確保法後の夜間中学の取組事例を調べておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
【事例検討】冒険遊び場・プレーパークについて
【事前学習】冒険遊び場、プレーパークについてインターネット等で調べる (2時間) 【事後学習】冒険遊び場、プレーパークの先進的事例を収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
【調査先・インタビュー先の検討】これまでの授業を振り返り、実際の調査・インタビュー先をリスト アップし、調査計画を立てる 【事前学習】これまでの授業内容等を振り返り、自分の関心領域を確認する (2時間) 【事後学習】インタビュー調査の計画を立てる (4時間) |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 授業中で適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業終了後、実際に社会教育施設やNPO等を訪問し、インタビューを行った内容をレポートとしてまとめる(70%)、授業参画度:毎回のリアクションペーパーで評価します(30%) |
オフィスアワー | 水曜日の昼休み(12:10-13:00) e-mailの場合は、[email protected] までご連絡ください |