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令和2年度以降入学者 | 書法2 | ||||
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令和元年度以前入学者 | 書法2 | ||||
教員名 | 徳泉さち | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 10回は対面授業、5回は遠隔授業となります。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | U212310D5 2024書法2(徳泉さち・前・水3) |
授業概要 | 中学校国語科書写の指導内容、指導方法や書写技能を習得していきます。特に、仮名書道(硬筆・毛筆)の基礎技能を重点的に学びます。 あわせて、人々が文字をどのように学んできたのか書教育の歴史からひもとき、日本の古典的な仮名作品について知識を深めます。 |
授業のねらい・到達目標 | 中学校国語科書写の指導に必要とされる知識と技能の習得を目指します。 さらに、日本列島に文字が伝わった時代から平安時代の仮名作品を紹介しながら、それらの古典作品を実際に書きながら日本書道史の知識を広げることを目標とします。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて、日本文学・日本語学研究、ひいては人文学の役割や、倫理的な課題を理解し、説明することができる(A-1-1) ・日本文学・日本語学研究を学びながら、それらと深く関わる世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1) この科目は、文理学部のDP及びCPの1 ,2に対応している。 |
授業の形式 | 実習 |
授業の方法 | 対面授業の回は、書道教室(1号館2階)にて実技指導をメインに行います。 その際には、筆や墨、半紙を各自で準備してください。これらの書道道具については、1回目と2回目の授業で説明します(高価なものを揃える必要はありません)。 オンデマンド授業の回は、授業日にCanvas LMSを通して動画や教材を配信します。 受講生はそれらを各自で学習し、指示された課題に取り組みます。課題提出の締め切りは授業から5日後までを目安とします。 対面授業の際に提出した作品やミニレポートについては添削して、次回の授業で直接返却します。またCanvas LMSを通して提出したミニレポートは、Canvas上でコメントをつけてフィードバックします。 なお、この授業は実技をメインとする内容のため、対面授業の回において遠隔対応はいたしません。 |
履修条件 | この授業は、書道教室の収容人数に限りがあるため抽選を行います。 4月3日(水)12時00分までにグーグルフォームで所定の手続きを取ること。受講許可は4月9日(火)COMITS2にて発表予定。 |
授業計画 | |
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1 |
文房四宝の歴史(筆・墨)(A-2-1) 授業の概要説明および、この授業で必要となる道具についての解説 【事前学習】指定テキストの106-107ページを読み、材料と制作過程を理解する (2時間) 【事後学習】課題レポートの作成、提出 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
文房四宝の歴史(硯・紙)(A-2-1) 硯や紙がどのような材料で制作されているのか、その工程や技術を知る 【事前学習】指定テキストの106-107ページを読み、材料と制作過程を理解する (2時間) 【事後学習】課題レポートの作成、提出 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
書を書く姿勢と執筆方法 ペンや鉛筆で平仮名を書いてみる 【事前学習】指定テキストの「姿勢・執筆法(108-109ページ)」の項目を読み、理解する (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
書の教授法の歴史(江戸時代) 現在使用されている教科書に対する検討。書写半紙に毛筆で平仮名を書いてみる 【事前学習】指定テキストの96.97を熟読し、その内容を理解する (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
書の教授法の歴史(明治時代) 多字数の平仮名を半紙作品にまとめる 【事前学習】指定テキストの「文字を書くこと用と美と学校教育(98-99ページ)」を読み、自身の学校教育での実情と比較する (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
書の教授法の歴史(大正・昭和) 多字数の平仮名を半紙作品にまとめる 【事前学習】指定テキストの100から103ページを熟読し、理解する (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
現行の学習指導要領について 多字数の平仮名を半紙作品にまとめる 【事前学習】文部科学省のHPをチェックし学習指導要領をよみ、その概要を理解する (2時間) 【事後学習】添削指導を受けた箇所を復習する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
日本の書の歴史 奈良時代の書を知る
【事前学習】指定テキストの「古典編 日本」項目を熟読し、奈良時代の作品概要を理解する (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
手で文字を書くことについて考えてみよう(A-1-1)
【事前学習】指定テキストの「書表現と鑑賞の構造(104-105ページ)」の項目を読み、多様な書表現に触れる (2時間) 【事後学習】提示されたHPや資料を読み、レポートを完成させる。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
日本の書の歴史 平安時代 三筆の書について
【事前学習】指定テキストの「古典編 日本」項目を熟読し、その歴史の概観を捉える (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
日本の書の歴史 平安時代 三跡の書について
【事前学習】指定テキストの「古典編 日本」項目を熟読し、古典作品の概要を知る (2時間) 【事後学習】提示された手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
日本の書の歴史 平安時代 高野切第一種について
【事前学習】東京国立博物館のHPを閲覧し、収蔵される仮名作品を閲覧する。 (2時間) 【事後学習】授業(スライド内)で提示した手本の反復練習をおこない、清書作品をしあげる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
日本の書の歴史 平安時代 高野切第三種について
【事前学習】根津美術館のHPを閲覧し、収蔵される仮名作品を閲覧する。 (2時間) 【事後学習】授業内で配布した手本の反復練習をおこなう。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
日本の書の歴史 平安時代 関戸本古今集について
【事前学習】指定テキストの「古典編 日本」項目を熟読し、概観を捉える (2時間) 【事後学習】授業内で配布した手本の反復練習をおこなう。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
日常生活のなかの書を改めて考えてみよう(A-1-1)
【事前学習】指定テキストの131-132ページの項目を読み、その概要を理解する (2時間) 【事後学習】課題作品を各自で練習し、作品を完成させる (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | 全国大学書道学会編 『書の古典と理論 改訂版』 光村図書出版 2020年 |
参考書 | 授業中に指示をする。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:毎授業、実技作品やミニレポートを提出してもらいます。その提出状況や習熟度を評価対象とします。(100%) |
オフィスアワー | Canvas LMSを通して適宜質問を受け付けます。 |