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法学通論

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令和2年度以降入学者 法学通論
教員名 松井丈晴
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業(対面授業に参加できない学生のためにZOOMで録画したものをyoutubeで配信)
Canvas LMSコースID・コース名称 U194311D5 2024法学通論(松井丈晴・前・木4)
授業概要 黒板に書かれたことのみを板書するのではなく、必要に応じて、口頭で話していることをメモを取るなど習慣を身につけて欲しい。
また、ニュース、新聞等で報道されている最新のものについて、DVDなどを通して講義に取り入れるとともに、学生自ら情報収集に努めること。
社会人としての法的知識を身につけ、大学での学習基盤となるアカデミックスキルを身につける。
労働相談に応じた経験を生かし、現在、リアルに起きている労働問題に対し、解決策を提示した授業を行う。
授業のねらい・到達目標 この授業では以下の知識、能力を身につけることを目標とする。
・人間生活の基礎となる法律について、日常の市民生活に必要な最低限の知識を示すとともに、法的な思考方法の基礎を身につける。(論理的・批判的思考力)
・社会生活上に起こりうる法律問題を通して、その問題解決の方法を法的な側面から自ら考え、自ら調べることで、常識を身につける。(問題発見・解決力)

この科目は文理学部のDP及びCP2,3,4に対応しています。
世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる(A-2-1)。
仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる(A-3-1)。
事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる(A-4-1)。
授業の形式 講義
授業の方法 授業の形式:【講義】

対面授業に参加できない場合の代替方法はオンデマンドとし、日本に入国できない留学生、基礎疾患持ちの学生なや高齢者と同居する学生など大学が認めるやむを得ない事由に該当する場合を原則とするが、詳細は初回の授業で説明します。

授業はCanvas LMSを通して、ZOOM録画したオンデマンド教材を配信する。また、その内容の授業時配布資料をあわせて配布する。
次に、翌週の授業までに、授業内容を簡潔にまとめたレポートの提出を求め、Canvas LMS上で提出を求めて評価する。
学生の毎回のレポート内容に関する教員のコメントは、返却したレポートで行い、Canvas LMSの掲示板機能を通して、質問と議論の機会を提供する。このほかに、小テストを適宜実施し、通常課題レポート&小テストで50点とする。

アクティブ・ラーニングとして「自分の体験した法律問題についてディスカッション」を実施する。
履修条件 200名を超えた場合、最初の授業出席者のみの履修を認め、2回目以降は履修を認めない場合もありますので、必ず、最初の授業に出席すること。
授業計画
1 法とは何か
六法とは何か、法の体系、法の分類(A2-1世界の現状)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P2~5、プリントを通読し、法と道徳の違いについて考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した動画を見て感想文を作成すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
2 社会規範としての法
自然科学の法と社会科学の法の違い(A2-1世界の現状)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P12~22、プリントを通読し、法とは何かを確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
3 法律用語
法律用語の使い方(A3-1論理的・批判的思考)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P6~10、56~61、プリントを通読し、法律用語全般について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第1回~3回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
4 法源としての法
成文法、不文法の違い(A2-1世界の現状)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P36~43、プリントを通読し、成文法と不文法の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
5 法の解釈Ⅰ
法の解釈技法(A3-1論理的・批判的思考)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P61~66、プリントを通読し、様々な法解釈の技法について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
6 法の解釈Ⅱ
車馬通行禁止、未成年者飲酒禁止法(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、事例問題を考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】第4回~6回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (3時間)
【授業形態】対面授業
7 法令・判例
法令・判例の読み方・調べ方(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P24~34、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
8 判例評釈
判例評釈の仕方(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、疑問点をノートにまとめておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
9 法と裁判
裁判と裁判所の種類(A2-1世界の現状)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P212~223、プリントを通読し、裁判と裁判所の種類について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
10 法の体系
公法と私法の違い(A3-1論理的・批判的思考)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P46~53、プリントを通読し、公法と私法の違いについて確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】第7回~10回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
11 婚姻と法
結婚、離婚(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P108~119、プリントを通読し、結婚と離婚について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
12 法と道徳
ハラスメント(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書、プリントを通読し、何がハラスメントになるか考えておくこと。 (1時間)
【事後学習】授業時配布プリントで指示した課題を作成すること。 (3時間)
【授業形態】対面授業
13 職場と法
労働問題(A3-1論理的・批判的思考)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P190~209、プリントを通読し、身近な労働問題について考えておくこと。 (2時間)
【事後学習】第11回~13回授業内容の小テストを実施に向けて、復習すること。授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
14 情報と法
プライバシー権、マイナンバー制(A2-1世界の現状)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。事前に教科書P256~270、プリントを通読し、個人情報保護について確認しておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】対面授業
15 講義内容の整理
これまでの復習・解説を行い、講義内容の理解を深める。(A4-1問題発見・解決力)
【事前学習】毎回、授業前に配布プリントをダウンロードして持ってくること。 事前に、教科書、プリントを通読し、わからなかった点をノートにまとめておくこと。 (2時間)
【事後学習】授業後、テキスト・プリントを再確認し、ノートの整理を行うこと。わからない語句は調べておくこと。 (2時間)
【授業形態】課題研究
その他
教科書 高橋雅夫 『Next教科書シリーズ法学』 弘文堂 2020年 第3版
参考書 松嶋隆弘 『スタンダード法学』 芦書房 2018年 第1版
オンデマンド教材は、教科書及び参考書を基に作成しているので、手元に準備しておくこと。
配布資料のほぼコピペのレポートは認めない。
成績評価の方法及び基準 レポート:授業全体の理解度確認のための総括したレポートを課す(50%)、授業内テスト:Canvas LMS上で小テストを行う。(40%)、授業参画度:オンデマンド教材の視聴と課題の提出状況を評価する。(10%)
試験は、各回で学修した内容を修得しているかどうかを、その点数にて評価する。
レポートは宿題の提出状況と論理的・批判的な思考で作成され、問題発見し、解決策を提案できているかで評価する。
なお、評価基準についてはあらかじめ配布プリントに詳細に記載する。
対面・リモート参加両方とも同じ基準で評価する。
オフィスアワー Canvas LMSの掲示板機能を通して回答する。
備考 関連する法律科目(労働法、市民社会と法など)を受講することでより理解が深まる。

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