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令和2年度以降入学者 | 自然地理学概論 | ||||
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教員名 | 八木令子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | U19031A05 2024自然地理学概論(八木令子・前・水2) |
授業概要 | 環境問題や自然災害など、自分たちのまわりで日々起こっているグローバルあるいはローカルな問題に関心を持ち、それらと向き合っていくためには、私たちの生活の土台である大地のしくみやその成り立ちを理解することが必要である。自然地理学は,地形,気候,水文,植生,土壌等の自然地理学的要素から総合的に地域の自然環境特性や環境問題を捉える分野である。地形は,地球表面の起伏をなすばかりでなく,地形に作用する内的営力・外的営力に地域性があるため起伏に多様性を生じ,他の自然地理学的要素に影響を与える。気候は,ケッペンの気候区分に代表されるように,植生の成り立ちに対する支配要因であり,水文や土壌など他の自然地理的要素の成り立ちを理解する上でも重要な要素である。この講義では,地形と気候のグローバルな成り立ちと地域性を整理し、それらと深く関わる植生や土壌等の自然環境要素の特徴を概説するとともに、自然地理学の研究課題と各分野の研究成果の概要を紹介する。また近年重要な問題となっている自然災害についても、地形や気候とのかかわりについて述べる。 |
授業のねらい・到達目標 | 中学校社会及び高等学校地理歴史科の学習指導要領の目標・内容を理解したうえで,自然地理学の各分野における研究成果の概要を学び,自然地理学に関する教材研究や学習評価などができるようになります。また自然地理学の基礎知識や専門用語を身につけることにより、世の中で日々起こっていること(ニュースや天気予報などで話題になること)が総合的に理解できるようになります。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 課題2回と毎授業後のフィードバックで成績評価を行う。 |
授業計画 | |
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1 |
自然地理学の目的と構造の概要
【事前学習】自然地理学とはどのような学問なのか,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第1回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
地殻の構造とプレートテクトニクスの概要
【事前学習】地殻とは何か,プレートテクトニクスとは何か,プレート境界にはどのような種類があるのか,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第2回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
地理情報と地図(地形図の読図)の概要
【事前学習】身近な地図を使い,家や大学周辺の環境を把握すること。 (2時間) 【事後学習】第3回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
地形に作用する外的営力の概要
【事前学習】外的営力(岩石の風化・侵食と,それに伴い生産される岩屑<がんせつ>の運搬・堆積作用を引き起こす力)とは何か,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第4回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
地殻変動と変動地形の概要
【事前学習】地殻とは何か,地震とは何か,活断層とは何か,変動地形とは何か,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第5回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
火成活動の概要と火山および火山災害
【事前学習】火山活動とはどのような活動をいうのか,火山岩にはどのような種類があって,それに応じた火山の噴火にはどのような特徴があるのか,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第6回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
沖積平野の地形の概要と水害
【事前学習】沖積平野は今から何年前から形成されてきたのか,どのような物質で成り立っているのか,水害にはどのような種類があるのか,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第7回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
海岸地形の概要と海岸侵食
【事前学習】海岸にはどのような種類があるのか,海岸侵食とはどのようなもので,私たちの生活とどのような関係があるのか,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第8回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
大気の大循環と気候区分の概要
【事前学習】地球上で夏季・冬季において生じる風の流れの違いと,ケッペンの気候区分について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第9回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
植生と土壌の概要
【事前学習】世界の植生と土壌の分布と特徴について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第10回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
熱帯の気候と生活の概要
【事前学習】ケッペンの気候区分における熱帯の気候区分とその地域の生活について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第11回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
乾燥帯の気候と生活の概要
【事前学習】ケッペンの気候区分における乾燥帯の気候区分とその地域の生活について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第12回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
温帯の気候と生活の概要
【事前学習】ケッペンの気候区分における温帯の気候区分とその地域の生活について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第13回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
寒帯・極地の気候と生活の概要
【事前学習】ケッペンの気候区分における寒帯・極地の気候区分とその地域の生活について,調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第14回の授業を復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括および環境問題の概要
【事前学習】第1~14回の授業を復習するとともに,環境問題とは何か,環境問題を解決するためにどのような取組がなされているかについて調べて確認すること。 (2時間) 【事後学習】第1~14回の授業を総復習するとともにフィードバックを提出すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 松原 彰子 『自然地理学 第6版:地球環境の過去・現在・未来』 慶応義塾大学出版会 2020年 第6版 数研出版編集部 『改訂版 視覚でとらえるフォトサイエンス地学図録』 数研出版 2018年 水野一晴 『自然のしくみがわかる地理学入門』 角川ソフィア文庫 2021年 杉谷隆・平井幸弘・松本淳 『風景のなかの自然地理 改訂版』 古今書院 山崎晴雄・久保純子 『日本列島 100万年史』 講談社 2017年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:課題2回(80%)、授業参画度:毎授業後の事前学習のまとめとフィードバック提出(20%) |
オフィスアワー | 水曜日12:10~13:00 |