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令和2年度以降入学者 | 人文地理学概論 | ||||
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教員名 | 吉野裕 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | U18831A03 2024人文地理学概論(吉野裕・前・水5) |
授業概要 | この授業では、最初に、高校までに学ぶ地理の特徴と大学で学ぶ地理学-とくに人文地理学-との違いについて説明します。これに続いて、大学で学ぶ人文地理学を社会においてどのように活用し得るか解説します。また、近い将来、みなさんが教育・研究活動に従事する際に不可欠となる地理学関連の基礎的事項-すなわち、地図に関する基本的な知識と入手方法、GISの活用方法、現地調査の基本的な方法など-についても学修します。上記に加え、地球の自然環境の概要とこれらをめぐる諸問題について人文地理学の視点から説明を加えていきます。 |
授業のねらい・到達目標 | ①大学で学ぶ地理学(特に人文地理学)の特徴、ならびに、地理学が社会の発展にどのような点で貢献できるかについて説明できる。 ②人文地理学の現地調査とその方法について説明できる。 ③世界の自然環境の概要、および、人間が自然環境にはたらきかけた結果、生じた様々な問題について専門用語を用いて説明できる。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | ・講義形式(対面式)で、スライドを使用しながら授業を進めていきます。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(受講上の諸注意)、人文地理学とはどのような学問か?
【事前学習】シラバスを熟読し、不明な点をノートにまとめておく。 (2時間) 【事後学習】図書館で参考文献の所蔵状況を確認しておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
高校までに学ぶ「地理」と大学で学ぶ「地理学」との相違点と関係性
【事前学習】高等学校の教科書(地理総合・地理探求)を入手し、内容を把握しておく。 (3時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
社会で地理学の学びを活用する方法
【事前学習】大学で地理学を学んだ人々のキャリア形成に関する資料(第2回の授業で配布)を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】第3回の授業内容をふまえ、将来、仕事で地理学をどのように活かすか検討する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
人文地理学の調査・研究方法について学ぼう
【事前学習】現地調査に関連する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
地図の種類とその特徴
【事前学習】地図や地形図に関連する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。国土地理院のホームページで地図を閲覧する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
GISとは何か?
【事前学習】GISに関連する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】GISのフリーソフトをダウンロードし、操作してみる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
世界の自然環境について学ぼう①大地形
【事前学習】大地形の種類と定義を地理学の事典で調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
世界の自然環境について学ぼう②小地形
【事前学習】小地形の種類と定義を地理学の事典で調べる。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
世界の自然環境について学ぼう③気候・土壌・植生
【事前学習】ケッペンの気候区分について地理学の事典で確認しておく。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
人間と自然環境をめぐる諸問題①森林破壊
【事前学習】森林破壊に関する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
人間と自然環境をめぐる諸問題②砂漠化
【事前学習】砂漠化に関する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
人間と自然環境をめぐる諸問題③地球温暖化
【事前学習】地球温暖化に関する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
人間と自然環境をめぐる諸問題④海洋汚染
【事前学習】海洋汚染に関する図書を探し、読む。 (2時間) 【事後学習】授業で学修した専門用語の定義を地理学の事典で確認する。試験にそなえ、第1~13回の授業の内容を復習する。 (5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括・試験
【事前学習】第13回の事後学習に引き続き、試験にそなえ、第1~13回の授業の内容を復習する。 (5時間) 【事後学習】試験での解答が困難だった点について図書で調べる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
試験の全体講評
【事前学習】第14回の事後学習に引き続き、試験での解答が困難だった点について図書で調べる。 (2時間) 【事後学習】講評や図書を参考に、自身の試験の解答を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 基本地図帳と高等学校の地理の教科書(地理総合・地理探求)を準備して下さい(出版社は特に指定しません)。 教科書として指定していますが、本講義とは別にこれらを活用して独自に学修すると効果的です。 |
参考書 | 高橋日出男・小泉武栄 『自然地理学概論 (地理学基礎シリーズ )』 朝倉書店 2008年 野間晴雄・香川貴志・土平 博・山田周二・河角龍典・小原丈明 『ジオ・パルNEO 地理学・地域調査便利帖』 海青社 2017年 第2版 漆原和子・藤塚吉浩・松山 洋・大西宏治 『世界の地域問題100』 ナカニシヤ出版 2022年 第3版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:第14回の授業時に試験を実施します。(70%)、授業参画度:毎回、リアクションペーパーを提出していただきます。その記載内容をもとに成績を評価します。(30%) |
オフィスアワー | ・第1回の授業時にお伝えします。 ・会議や出張などで、研究室を不在にすることがあります。メールをご活用いただけると大変助かります。ご協力下さいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 ・やむを得ない事情(怪我・病気・冠婚葬祭・公欠など)で授業や試験を欠席する場合、その理由を証明する資料の提示をお願いすることがありますので、ご了承ください(可能な限りご用意ください)。 |