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令和2年度以降入学者 | 教育と福祉 | ||||
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教員名 | 田中謙 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 【対面授業(一部遠隔授業あり)】 この授業は対面授業により、講義・相互発表/ディスカッションを行う。発表・ディスカッションを主として展開するため、毎回の授業参加が履修上の必須条件となる点に留意されたい(授業目的を達するためにオンデマンド配信等の授業方法はとらないことに留意すること)。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | U182492H5 2024教育と福祉(田中謙・後・水5) |
授業概要 | 本講義は現代日本社会システムにおける子どもに係る家庭・地域・学校・施設等における教育・福祉の諸課題、具体的にはいじめや教員の労働問題といった教育・学校病理、子どもの貧困、LGBTQ+といったマイノリティ等、をテーマに、教育システム及び福祉システムの現状を踏まえながら、対応のために求められる社会システムの構築について検討し、調査・議論を通して理解や行動原理に関する思考を深めることを目的とするものである。担当教員からのプレゼンテーションでは、実務経験に基づき、実際の事例等についても紹介し、理解を深めていく。 なお本授業で扱うテーマは想定される案であり、実際は履修者の関心によって一部変更等を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 本講義では、以下2点を目的(授業のねらい・到達目標)に設定する。 ①現代日本社会システムにおける子どもに係る家庭・地域・学校・施設における教育・福祉の諸課題について、自らの関心のあるテーマについて調査検討を行い。プレゼンテーションすることができる。 ②社会システムの構築に基づく教育・福祉の諸課題に関する対応策について発表・議論を通して考えを深め、自らの学んだ内容や考えたことに関して表現することができる。 上述の目的(授業のねらい・到達目標)の達成を通して、以下の2つの資質・能力の育成をめざす。 ・「コミュニケーション力」:単なる意見交換にとどまらず、最善の一手を選び出すための議論での意見表明ができる(A-6-3)。 ・「リーダーシップ・協働力」:他者と力を合わせるだけでなく、協働者の力を力を引き出し、その活躍を支援することができる(A-7-3)。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP3,DP5及びカリキュラムポリシーCP3,CP5に対応している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 授業の形式:【講義】 (1)本講義は2024(令和6)年9月25日(水)から2025(令和7)年1月22日(水)までの授業期間中の授業日に、「Canvas」を通じて授業資料を配布する。 (2)授業資料を参考に、自ら各種文献・webサイト等での自主的な調べ学習に取り組みながら、対面授業および遠隔授業に参加して学修を行う。 (3)授業資料を基に、各自で事前学習・事後学習を行うこと。 (4)評価はプレゼンテーション・期末レポートを組み合わせて実施する。 (5)授業資料配布および授業内課題等の提出は「Canvas」での提出を予定しているため、「Canvas」が使用できるように準備しておくこと。 (6)【重要】この授業では授業担当者と履修者で応答的にコミュニケーションをとりながら授業を展開する。その際教育効果を高めるため、対面授業での参加および遠隔授業時の「ZOOM」使用の際のビデオONで授業への参加を求めることがある。この点を理解した上で、本科目を履修すること。 (7)【重要】この授業の資料は授業前にあらかじめ掲示する(資料を利用した反転学習型授業方法)。その資料を事前学習時に履修者が学習をしてきた前提で、ポイントを中心に解説する。 (8)【重要】本講義は対面授業を基本に行う。ただし、2~3回程度「ZOOM」同時双方向型授業(Zoomによるライブ中継)+【課題研究】での授業を取り入れる。また担当教員が認めた理由により対面授業に参加できない場合は、毎回授業資料を基にレポート課題に取り組み、それを提出することで出席とみなす。詳細は授業内で指示す (9)授業内課題の内容や評価等の詳細は授業内で指示する。 (10)【重要】この授業では第9回以降発表・ディスカッションを主として展開する。特に授業内課題や期末レポートはこの発表・ディスカッションに参加しないと取り組めない内容となっているため、この点を理解した上で、本科目を履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:授業概要、授業のねらい・到達目標、授業の方法(進行方法・調査・発表の概要)等についてガイダンスを行う。
【事前学習】シラバスをあらかじめ読み込み、授業概要の理解および関心のあるテーマについて学習ノートをあらかじめまとめる。 (2時間) 【事後学習】授業概要に関するガイダンスを振り返り、関心のあるテーマについて学習ノート・配布資料の加筆を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
教育と福祉についての講義①【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:主なテーマとして教育・福祉の双方からみる「子どもの貧困」について講義を行う。
【事前学習】文部科学省WEBサイトを基に、日本の教育行政、政策、制度の現状についてあらかじめ学習ノートの作成・整理を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・整理を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
教育と福祉についての講義②【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:主なテーマとして教育・福祉の双方からみる「いじめ」について講義を行う。
【事前学習】文部科学省WEBサイトを基に、日本の教育課題の現状についてあらかじめ学習ノートの作成・整理を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・整理を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
教育と福祉についての講義③【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:主なテーマとして教育・福祉の双方からみる日本の「LGBTQ+」について講義を行う。
【事前学習】厚生労働省WEBサイトを基に、日本の児童福祉行政、政策、制度の現状についてあらかじめ学習ノートの作成・整理を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・整理を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
教育と福祉についての講義④【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:主なテーマとして教育・福祉の双方からみる「教育職員(教員)の労働」について講義を行う。
【事前学習】厚生労働省WEBサイトを基に、日本の福祉課題の現状についてあらかじめ学習ノートの作成・整理を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・整理を修正する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
調査活動説明【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:関心のあるテーマについて、事前学習の予備調査を基に、本調査を行うための方法等を教授する。
【事前学習】あらかじめ指示されたテーマに関して文献・WEBサイトで事前調査を行い、調査結果に関する学習ノートの作成・整理を行う。 (2時間) 【事後学習】講義内容を参考に、学習ノート・プリントの加筆・整理を修正する。 (2時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
7 |
調査活動【課題研究】:関心のあるテーマについて、事前学習の予備調査を基に、本調査を行う。
【事前学習】関心のあるテーマに関して文献・WEBサイトで予備調査を行い、調査結果に関する学習ノートの作成・整理を行う。 (5時間) 【事後学習】関心のあるテーマに関して文献・WEBサイトで追調査を行い、調査結果に関する学習ノートの作成・整理を行う。 (5時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
8 |
発表資料作成【課題研究】:第7回の調査に基づき、発表用資料を「PowerPoint」で作成する。
【事前学習】予備調査・本調査・追調査結果をまとめた学習ノートをもとに、資料構成案を作成する。 (5時間) 【事後学習】授業で作成した発表資料に加筆・修正を行い、仕上げる。 (5時間) 【授業形態】同時双方向型授業、課題研究 |
9 |
発表①テーマ「学校病理」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「不登校」「いじめ」「非行」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
発表②テーマ「特別ニーズ(障害を含む)」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「特別ニーズ(障害を含む)」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
発表③テーマ「貧困」「マイノリティ」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「貧困」「マイノリティ」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
発表④テーマ「虐待」「社会的養護」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「虐待」「社会的養護」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
発表⑤テーマ「インクルージョン社会」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「インクルージョン社会」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
発表⑥テーマ「ダイバーシティ社会」【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:「ダイバーシティ社会」の現状と課題に関する発表を行い、発表に基づき参加者と議論する(A-6-3)。
【事前学習】発表練習と議論の際の論点整理を行う。 (1時間) 【事後学習】議論に基づき小レポートを作成する。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
発表総括及び授業総括【対面授業(「ZOOM」(同時双方向型)に変更の可能性有)】:発表総括及び授業総括を行い、今後求められる社会システム整備について意見交換を行う(A-7-3)。
【事前学習】これまで作成・整理してきた学習ノートを加筆・修正し、仕上げる。 (2時間) 【事後学習】授業総括に基づきレポート構成案を作成する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は特に定めない。授業時には資料を送信配布する。また必要に応じてあらかじめ持参する資料等を指示する(例:文部科学省WEBサイトのコピー等)。授業後半は各報告者(グループ)が作成した報告資料を活用して発表・ディスカッションを行う。 |
参考書 | 参考書に関しては、参加者の関心に基づき、適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:期末レポート(50%)、各自プレゼンテーション(発表内容・発表資料)(50%) 評価は授業内課題、各自プレゼンテーション(発表内容・発表資料)、期末レポート課題を組み合わせて行う。期末レポート課題は各発表から学んだことを基に作成する。そのため、各発表・議論に参加しないと授業内課題及び期末レポート作成が困難になり、単位習得ができなくなることに留意されたい。 |
オフィスアワー | オリエンテーション資料および第1回授業資料を通してEメールアドレスを伝えるため、必要に応じてメールで受け付ける。なお、必ず授業内で提示するメールアドレスを使用して連絡すること。 |