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令和2年度以降入学者 | 生徒指導・進路指導論 | ||||
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教員名 | 仲野由佳理 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面で授業を行う。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | U150490H5 2024生徒指導・進路指導論(仲野由佳理・前・水4) |
授業概要 | 本講義では、『生徒指導提要』を参考に生徒指導の理論に対する理解を深める。また、いじめ、子どもの貧困、少年非行などの事例の検討から、生徒指導・進路指導における多機関連携のあり方と、教育問題の緩和・解消に資する学校教育や教師の役割を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> 1)教育課程における生徒指導の位置付け、生徒指導の意義や重要性を理解する 2)集団指導・個別指導の方法原理を理解している 3)学校の指導方針及び年間指導計画に基づいた組織的な指導・取組の重要性を理解する 4)校則・懲戒・体罰等の生徒指導に関する主な法令の内容を理解する <到達目標> 1)生徒指導上の課題及び対応の視点について理解し、解決方法について議論を重ねることができる(A-6-3) 2)生徒指導に関する諸問題について、既存のデータを分析し情報を整理して、専門家や関係機関との連携に関して考察できる(A-7-3) <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部学士(文学)のDP及びCPの6,7に対応している。 <日本大学教育憲章との関係> ・様々な言語を通じて他者の意見を聴き,自分と異なる価値観を理解・尊重し,自分の考えを伝え,他者と実りのある議論をすることができる。(A-6) ・人文系諸学の実践的なスキルを活用しながら,集団の中で他者と連携し,リーダーシップを発揮することで,協働者の力を引き出し,その活躍を支援することができる。(A-7) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 授業の形式:講義と意見交換 授業の前半はテーマに関する講義を行う。後半は資料やデータに基づき3〜4人の少人数のグループディスカッションを行う。 グループディスカッションの内容はBlackboardの掲示板を用いて受講者全体で共有する。 各回で指定された課題を解いて、指定された期日までに提出すること。 詳しい授業の方法や課題の提出期限については、第1回で詳しく説明する。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション 生徒指導・進路指導について 【事前学習】生徒指導・進路指導に関連する新聞記事を過去1ヶ月分をリサーチして、内容を理解しておくこと (2時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、教育問題に関する新聞報道を整理しておくこと (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
生徒指導とはー『生徒指導提要』の検討(1)
【事前学習】『生徒指導提要』1頁から24頁を読んで、要点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第2回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第2回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
生徒指導と教育課程ー『生徒指導提要』の検討(2)
【事前学習】『生徒指導提要』25頁から41頁を読んで、要点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第3回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第3回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
生徒指導の進め方 ̶『生徒指導提要』の検討(3)
【事前学習】『生徒指導提要』81頁から97頁を読んで要点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第4回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第4回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
生徒指導に関する法令ー学校内でのトラブルと問題解決ー
【事前学習】『生徒指導提要』204頁から221頁を読んで、要点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第5回のスライド資料及び動画視聴を踏まえてレポートを作成し、指定された期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
教育問題を考える(1) いじめ ー経験者の「声」から問題の本質を捉えるー
【事前学習】授業で配布する資料を事前に読んで、疑問点をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第6回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第6回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
教育問題を考える(2) 子どもの貧困
【事前学習】授業で配布する資料を事前に読んで、疑問点をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第7回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第7回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
教育問題を考える(3) 非行の背景を探るー合理的選択理論と自己治療仮説ー
【事前学習】授業で配布する資料を事前に読んで、疑問点をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第8回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第8回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
生徒指導における多機関連携について
【事前学習】第6回から第8回までの資料を読み直して、自分の意見をまとめておくこと (2時間) 【事後学習】第9回資料及び意見交換の内容を踏まえ、多機関連携の重要性と課題について考察して期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
生徒理解・関係構築に向けた取り組み ‒SST、アサーション、アンガーマネジメント
【事前学習】授業で配布する資料を読んで、要点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第10回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第10回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
進路指導とキャリア教育
【事前学習】授業で配布する資料を読んで、疑問点を整理しておくこと (2時間) 【事後学習】第11回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第11回宿題を期日までに提出すること (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
進路指導について考える(1) 発達障害の事例から
【事前学習】『生徒指導提要』170頁から173頁、授業で配布する資料を読んで疑問点を整理しておくこと 【事後学習】第12回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第12回宿題を期日までに提出すること 【授業形態】対面授業 |
13 |
進路指導について考える(2)外国にルーツのある子どもたち
【事前学習】授業で配布する資料を読んで、要点をまとめておくこと 【事後学習】第13回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第13回宿題を期日までに提出すること 【授業形態】対面授業 |
14 |
進路指導について考える(3) ポートフォリオを活用する意義
【事前学習】授業で配布する資料を読んで、要点をまとめておくこと 【事後学習】第14回資料と意見交換の内容をノートに整理し、第14回宿題を期日までに提出すること 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ 効果的な生徒指導・進路指導体制の構築について
【事前学習】ここまでの授業内容を踏まえて、自分の意見を整理しておくこと 【事後学習】第15回資料と意見交換の内容をノートに整理し、指定された課題を期日までに提出すること 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 『『生徒指導提要』 (文部科学省)』 教育図書 2011年 |
参考書 | 文部科学省 『中学校キャリア教育の手引き』 2011年 文部科学省 『高等学校キャリア教育の手引き』 2012年 各回で資料とワークシートを配布します。また必要に応じて参考図書を紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎回の課題の提出状況と内容を評価する(40%)、授業内テスト:授業内テストは、講義最終回に行う最終レポ ートの提出状況と内容で評価する(50%)、授業参画度:ディスカッションや質疑の状況から評価する(10%) 詳細は第1回目の授業で説明します。 |
オフィスアワー | 授業に関する質問は指定の入力フォームから受け付ける。次回の授業時等に回答する。 |