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教育方法・ICT活用論

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令和4年度以降入学者 教育方法・ICT活用論
令和3年度以前入学者 教育の方法・技術論
教員名 内海美由紀
単位数    2 学年 1~4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択
授業形態 対面授業
授業の形態 【対面授業】
参加できない場合は、適宜学内LMSを利用するように指示します。
また、必要に応じてzoom なども利用する予定です。
Canvas LMSコースID・コース名称 U13949C01 2024教育方法・ICT活用論/教育の方法・技術論(内海美由紀・前・金3)
授業概要 本授業では、ディスカッション、プレゼンテーションその他活動に積極的に参加し、ICTの効果的な活用を学びながら「自分が受けたいと思う理想の授業」をデザインしていくことを目的とする。
AIやYouTube、アプリ型授業サービスなどの台頭で、教員に求められるものが変化してきた。従来の「教科書を教える」だけの教員では、生徒たちの好奇心・ニーズに応えられなくなったのである。 
そこで本授業では、様々な教育方法に触れるなかで、自身の興味関心に沿った具体的、かつ実践的な教育方法を学びとっていくことを目的にする。
授業のねらい・到達目標 本授業では、「知識は“ある”のか“なる”のか」を大きなテーマとしながら、情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)を活用した教育の理論および方法と技術、そのほか多岐にわたる教育の方法と技術を知り、理解する。
到達目標
(1)これからの社会を担う子供たちに求められる資質・能力を育成するために必要とされている教育の方法について説明できる。(A-5-3)
(2)教育の目的に適した指導技術のあり方について説明できる。(A-5-3)
(3)情報機器を活用した効果的な授業や情報活用能力の育成を視野に入れた授業の指導案と教材を作成できる。(A-6-3)
(4)ICT 活用の意義と理論について説明できる。
(5)ICT を効果的に活用した学習指導のあり方や校務の推進のあり方について説明できる。
(6)児童及び生徒に情報活用能力(情報モラルを含む。)を育成するための基礎的な指導法について説明できる

<ディプロマポリシーとの関係>
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP5,DP6及びカリキュラムポリシーCP5,CP6に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 基本的には感染対策を行いながら対面で実施します。
 対面参加が難しい場合、事前連絡の上でブラックボードで配布する資料と課題を利用してください。
授業計画
1 知識って何だろう?:知識は“ある”のか“なる”のか
【事前学習】自分がこれまで学校などで受けてきた教育についてまとめておく (2時間)
【事後学習】授業内容をまとめておく。 (2時間)
2 ICT活用もふまえた「教材」の可能性を考える:教科書・黒板・スマホ・YouTube・アプリ
【事前学習】情報通信技術を活用した教育に関する理論及び方法をふまえながら、「教材」にならないものはあるのか考える。 (2時間)
【事後学習】自身が教員になった際に使いたい教材をシミュレートする。 (2時間)
3 『NARUTO』からICTを活用した試験のあり方を考える:「図書館試験」、「スマホ試験」
【事前学習】自身がこれまで受けてきた「テスト」についてまとめておく。 (2時間)
【事後学習】AIの教育への影響についてまとめる。 (2時間)
4 たまにはテレビを見てみよう:ICTと進化するテレビ番組の活用
【事前学習】Eテレの番組をチェックする。 (2時間)
【事後学習】学びへの多角的アプローチ方法を考え、まとめてみる。 (2時間)
5 「アクティブ・ラーニング」や「ワークショップ」を考える:“受身”・“積極的”・“主体的”
【事前学習】「アクティブ・ラーニング」や「ワークショップ」などの用語・内容を調べる。 (2時間)
【事後学習】「座学」を改めて考え、まとめてみる。 (2時間)
6 プレゼンテーション中間発表:中間発表と質疑応答/ 講評
【事前学習】プレゼンテーションの準備をする。 (2時間)
【事後学習】他の発表も含め、良い点、改善点などをまとめてみる。 (2時間)
7 これからの学びを考える:教材としての「アナ雪」「逃げ恥」「天気の子」
【事前学習】テーマに挙げられた作品について調べておく。 (2時間)
【事後学習】ジェンダーや家族観、科学についての考えをまとめる。 (2時間)
8 ICTをふまえて学校の「外」に目を向ける①:学びの場としての博物館・美術館
【事前学習】行ってみたことのある博物館・美術館をまとめておく。 (2時間)
【事後学習】博学連携の可能性について考えをまとめる。 (2時間)
9 ICTをふまえて学校の「外」に目を向ける② 海外のICT教育や制度、実践を知る
【事前学習】あらかじめ世界の様々な教育実践や制度を調べておく。 (2時間)
【事後学習】紹介された実践についての気づきや考えをまとめる。 (2時間)
10 学校の「外」に目を向ける③:ICTで様々な社会問題解決にチャレンジする
【事前学習】自身の興味がある社会問題について調べておく。 (2時間)
【事後学習】社会問題へのチャレンジ方法を検討する。 (2時間)
11 教育の方法・技術を考える意味:あなたはどんな授業をデザインしていくのか
【事前学習】これまでの授業内容を見返しておく。 (2時間)
【事後学習】自分が受けたい授業についての考えをまとめる。 (2時間)
12 プレゼンテーション/ 講評①:教育方法について(アクティブ・ラーニング、ワークショップ、他)
【事前学習】レゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
13 プレゼンテーション/ 講評②:ICT教育(SNS、アプリ、テレビ番組、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
14 プレゼンテーション/ 講評③:ICTの活用を含む教育実践(授業案、エッセイ、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
15 プレゼンテーション/ 講評④:フリーテーマ(社会問題解決課題の設定、他)
【事前学習】プレゼンテーションのタイトルリストをもとに予習を行う。 (2時間)
【事後学習】プレゼンテーションの内容をまとめる。 (2時間)
その他
教科書 予習・復習も含め、毎回の授業で適宜資料の配布や指示を行う。
参考書 『中学校学習指導要領(平成29年3月告示 文部科学省)』
『高等学校学習指導要領(平成30年3月告示 文部科学省)』
小笠原喜康 『『最新版 大学生のためのレポート・論文術』』 講談社現代新書 2018年
成績評価の方法及び基準 レポート:学期末に提出するレポート(50%)、授業内テスト:学期末に行うプレゼンテーション(30%)、授業参画度:毎回の授業後に提出するコメントシート(20%)
オフィスアワー 対面の場合、授業前後に教室か講師室で受け付けます。
対面が難しくメールの場合は、金曜日の9時~17時の間に受け付けます。

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