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令和2年度以降入学者 | 特別活動・総合的な学習の時間の指導法 | ||||
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教員名 | 藤平敦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 原則、対面授業で行う予定だが、履修者数や学生の状況等に応じて、遠隔授業や課題研究との併用で行う。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | U122499C9 2024特別活動・総合的な学習の時間の指導法(藤平敦・後・木1) |
授業概要 | 現行の学習指導要領に示された特別活動と総合的な学習(探究)の時間の目標や内容に関する基本的事項について学習するとともに、学校教育において、知・徳・体のバランスのとれた児童生徒を育む上で不可欠な特別活動と総合的な学習(探究)の時間の意義や役割について理解を深めることを目指す。本授業では、20年間の高等学校教諭と12年間の文部科学行政での実務経験を踏まえて、随時、具体的な実践事例を紹介するとともに、演習(グループ協議等)をしながら、実践的な指導力を身に付けることを主目的とする。 |
授業のねらい・到達目標 | 1 学校教育における特別活動の位置付けと教育的意義を理解することができる。(A-3-2) 2 各教科等との関連を理解できる。(A-4-1) 3 学級活動(ホームルーム活動)・生徒会活動・学校行事の特質が理解できる。(A-3-3) 4 特別活動の評価の観点を理解することができる。(A-3-4) 5.学校教育における総合的な学習(探究)の時間の位置付けと教育的意義を理解することができる。(A-3-2) 6.各教科等との関連を踏まえた年間指導計画を作成することができる。(A-4-1) 7.主体的・対話的で深い学びを実現するような、総合的な学習(探究)の時間の単元計画作成の重要性を理解することができる。(A-3-3) 8.総合的な学習.(探究)の時間の評価の観点を理解できる。(A-3-4) この科目は文理学部(学士(教育学)のDP及びCPの3,4 に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 毎回、講義と演習を中心に、原則として次の流れで学修をする。 1前回の復習を行う(10分) 2毎回のトピックについての説明を講義形式で行う(25分) 3説明を踏まえて、関連した課題についての演習(グループ協議)を行う(45分) 4振り返り(10分) 講義では、毎回のテーマに沿った最新のデータや様々な地域における学校の実践事例等を紹介する。そして、近い将来、学校現場で発揮できる実践力や応用力に結びつく力を育むために、学生には、常に「自分自身ならどうするのか?」という問いかけをしたい。「なぜ、そのように考えて、行動するつもりなのか?」を、グループ協議等を通して学生自身が自分の頭で考えて、自分の言葉にする作業を毎回行う。 |
履修条件 | ・指定された学科(クラス)の学生のみ履修可 ・公欠等の配慮なし |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション、特別活動で育てる生徒像について考える(対面)(A-3-2)
【事前学習】「あなたは、なぜ、学校教育に特別活動が必要だと思いますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】学校教育における特別活動の必要性を他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
2 |
特別活動の意義と目標について考える(対面)(A-3-2)
【事前学習】「あなたは、特別活動のキーワードは何だと思いますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】特別活動の意義について、他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
3 |
特別活動と他の教育活動との関連について考える(対面)(A-4-1)
【事前学習】「あなたは、なぜ、特別活動が他の教育活動と連携すべきだと思いますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】特別活動とキャリア教育との関係を他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
4 |
学級活動・ホームルーム活動の目標と内容について考える(対面)(A-3-3)
【事前学習】「あなたの中学・高校時代の学級活動・ホームルーム活動に関する思い出は何ですか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】現在、指摘されている学級活動・ホームルーム活動の課題について、他者に自分の言葉で説明できるようにする。 (2時間) |
5 |
生徒会活動の目標と内容について考える(対面)(A-3-3)
【事前学習】「あなたは中学・高校時代にどのような生徒会活動を行いましたか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】現在、指摘されている生徒会活動の課題について、他者に自分の言葉で説明できるようにする。 (2時間) |
6 |
学校行事の目標と内容について考える(対面)(A-3-3)
【事前学習】「あなたが中学・高校時代の学校行事に関する思い出は何ですか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】現在、指摘されている生徒会活動の課題について、他者に自分の言葉で説明できるようにする。 (2時間) |
7 |
特別活動の評価について考える(対面)(A-3-4)
【事前学習】「あなたは、特別活動はどのように評価をするべきだと思いますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】特別活動の適切な評価方法について、他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
8 |
特別活動の今日的な課題について考える(対面)(A-4-1)
【事前学習】「あなたは、これからの特別活動はどうあるべきだと思いますか?」に答えられるように整理をする。 (2時間) 【事後学習】特別活動の今日的な課題と目指すべき方向性について、他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
9 |
総合的な学習の時間の目標について考える(対面)(A-3-2)
【事前学習】教科書の第1章~第3章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】あなたが中学・高校時代に学んだ総合的な学習の時間の内容についてまとめる。 (2時間) |
10 |
総合的な学習の時間の年間指導計画について考える(対面)(A-4-1)
【事前学習】教科書の第4章~第5章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】総合的な学習の時間の全体計画例を作成する。 (2時間) |
11 |
総合的な学習の時間の単元計画について考える(対面)(A-3-3)
【事前学習】教科書の第6章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】総合的な学習の時間の単元計画としての学習指導案を作成する。 (2時間) |
12 |
総合的な学習の時間の学習指導について考える(対面)(A-3-3)
【事前学習】教科書の第7章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】探究的な学習過程において「主体的・対話的で深い学び」をどのように実現させるのかを他者に自分の言葉で説明ができるようにまとめる。 (2時間) |
13 |
総合的な学習の時間の評価について考える(対面)(A-3-4)
【事前学習】教科書の第8章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】総合的な学習の時間の評価について、生徒指導要録への具体的な記載例をまとめる。 (2時間) |
14 |
総合的な学習の時間を充実させるための体制づくりについて考える(対面)(A-4-1)
【事前学習】教科書の第9章を読み、要点をまとめる。 (2時間) 【事後学習】総合的な学習の時間の今日的な課題と目指すべき方向性について、他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
15 |
第1回~第14回までの総復習(到達度の確認)をする(対面)(A-4-1)
【事前学習】これまでに講義で扱った内容等ついて整理をする。 (2時間) 【事後学習】学校教育における特別活動と総合的な学習の時間の役割と意義について、他者に自分の言葉で説明できるようにまとめる。 (2時間) |
その他 | |
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教科書 | 藤平敦 『「子どもが輝くクラスになる! 事例50」』 協同出版 2024年 第1版 文部科学省 『「中学校学習指導要領(平成29 年告示)解説 特別活動編」』 東山書房 2018年 文部科学省 『「高等学校学習指導要領(平成30 年告示)解説 特別活動編」』 東京書籍 2019年 文部科学省 『「中学校学習指導要領(平成29 年告示)解説 総合的な学習の時間編」』 東山書房 2018年 『「高等学校学習指導要領(平成30 年告示)解説 総合的な探究の時間編」 (文部科学省)』 学校図書 2019年 毎回のQuizは教科書(「子どもが輝くクラスになる! 事例50」)から出題をします。 「学習指導要領」はそれぞれ、中学か高校のどちらかを用意してください。 その他、毎回資料を提供する。 |
参考書 | 必要に応じて、紹介をする |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回のQuiz(25%)、授業参画度:発表2回(個人・グループ)(40%)、模擬活動への参加(レポート提出)(35%) ・発表(個人・グループ)はコンテスト形式で行う。 ・毎回のQuizや模擬活動への積極的な参画など、平常点を重視する。 |
オフィスアワー | 初回の授業時に履修者数や学生の状況等に応じて説明をする。 |