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理科教育法Ⅲ

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令和２年度以降入学者 理科教育法Ⅲ
教員名 後藤顕一
単位数    2 学年 3･4 開講区分 文理学部
科目群 コース科目
学期 前期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 U029490Y5　2024理科教育法Ⅲ（後藤顕一・前・金1）
授業概要 本授業では，新学習指導要領の高等学校理科の目標で示されている三つの資質・能力の獲得を目指した指導が可能になるための基礎知識を習得するとともに授業指導案を作成でき，それに基づいた模擬授業実践ができるようにする。そのために，到達目標に挙げた項目について授業で扱う。なお，本授業は，実務経験のある教員が行う科目である。
授業のねらい・到達目標 授業のテーマ及び到達目標
授業のテーマ【高等学校理科における学習指導要領を踏まえた授業実践力，検証力の育成】
学習指導要領の趣旨や全体構造を理解するとともに，中学校・高等学校理科における教育目標，育成を目指す資質・能力を理解し教科のカリキュラム構成、授業の分析や授業開発方法の研究、学習指導案の作成などを通して、授業づくりや学習指導についての実践的力を育成する。学習指導案に基づいた模擬授業を行い、互いに評価し合う。模擬授業の実践とその振り返りを通して，授業改善の方法を身に付ける。
到達目標【理科の目標における三つ資質・能力の育成に向けた授業実践力】
学習指導要領では，「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」「学びに向かう力・人間性等」が育成すべき資質・能力の三つの柱とされている。これらの育成に向けて到達目標を設定する。
１）子供の認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
２）当該教科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法を理解し、授業設計に活用することができる。
３）学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
４）模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
５）当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
授業の形式 講義、演習、実習
授業の方法 授業実施日に向けてBlackboardを通じて連絡をする。
オンデマンド教材は，GoogleForms等を通じて利用する。
また，授業のねらいが達成できるよう，学習者が主体的・対話的に学ぶための場を提供する。
学びのプロセスがわかるように心がける。
学びの振り返りができるような方法を取り入れる。
【講義，演習，実習】
授業計画
1 新学習指導要領の趣旨と理科授業実践に向けての留意点　（Blackboardに連絡を入れる，課題）
【事前学習】学習指導要領の趣旨とは何かを考える （2時間）
【事後学習】自らの学びをにOPPA沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
2 中学校・高等学校理科　物理分野の模擬授業と検証，反省（１）
【事前学習】物理分野の高等学校学習指導要領をまとめる （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
3 中学校・高等学校理科　物理分野の模擬授業と検証，反省（２）
【事前学習】物理の本質とは何か，育てる資質・能力についてまとめ授業構想をする （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
4 第4回：：高等学校理科　物理分野の模擬授業と検証，反省（３）
【事前学習】物理分野での授業の在り方を検証する （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
5 中学校・高等学校理科　化学分野の模擬授業と検証，反省（１）
【事前学習】化学分野の中学校・高等学校学習指導要領をまとめる （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
6 中学校・高等学校理科　化学分野の模擬授業と検証，反省（２）
【事前学習】化学の本質とは何か，育てる資質・能力についてまとめ授業構想をする （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
7 中学校・高等学校理科　化学分野の模擬授業と検証，反省（３）
【事前学習】化学分野での授業の在り方を検証する （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
8 中学校・高等学校理科　生物分野の模擬授業と検証，反省（１）
【事前学習】生物分野の中学校・高等学校学習指導要領をまとめる （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
9 中学校・高等学校理科　生物分野の模擬授業と検証，反省（２）
【事前学習】生物の本質とは何か，育てる資質・能力についてまとめ授業構想をする （2時間）
【事後学習】自らの学びをOPPAに沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
10 中学校・高等学校理科　生物分野の模擬授業と検証，反省（３）
【事前学習】生物分野での授業の在り方を検証する （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
11 高等学校理科　地学分野の模擬授業と検証，反省（１）
【事前学習】地学分野の中学校・高等学校学習指導要領をまとめる （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
12 中学校・高等学校理科　地学分野の模擬授業と検証，反省（２）
【事前学習】地学の本質とは何か，育てる資質・能力についてまとめ授業構想をする （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
13 中学校・高等学校理科　地学分野の模擬授業と検証，反省（３）
【事前学習】地学分野での授業の在り方を検証する （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
14 科学技術と人間　自然と人間の考え方の理解 （課題）
【事前学習】授業を構想する準備をする （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
15 授業の総括　：中学校・高等学校理科の課題と展望　（課題）
【事前学習】これまでの学びを復習する （2時間）
【事後学習】自らの学びを相互評価に沿って振り返る （2時間）
【担当教員】後藤顕一
【授業形態】対面授業
その他
教科書 文部科学省 『高等学校学習指導要領解説（平成30年告示）－理科・理数編－』 実教出版株式会社 2018年
後藤顕一ほか 『探究型高校理科365日　化学基礎編 （資質・能力を育てる高等学校の全授業）』 化学同人 2024年 第1版
国立教育政策研究所 『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校 理科』 東洋館出版社 2019年
学習指導要領の内容と授業の構成の仕方がわかる書物です。
参考書 国立教育政策研究所教育課程研究センター 『理科における評価方法等の工夫改善のための参考資料 高等学校』 教育出版 2012年
後藤顕一　他 『「資質・能力」を育む高校化学―探究で変える授業実践』 化学同人 2019年 第2版
藤枝秀樹他 『探究型高校理科365日　生物基礎編 （資質・能力を育てる高等学校の全授業）』 化学同人 202年 第1版
成績評価の方法及び基準 試験(20%)、レポート:授業内での学習活動に基づく提出物，課題(40%)、授業内テスト:授業内で行う確認テスト等(20%)、授業参画度:感想や質問など(20%)
授業内の学びを大切にすること，特にOPPA評価，相互評価，授業中の学習活動と記述課題を重視する。
オフィスアワー 授業終了後１時間

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