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令和元年度以降入学者 | 国語科教育法Ⅱ(他学科) | ||||
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教員名 | 永吉 寛行 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | コース科目 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 全15回のうち2回をオンデマンド方式による授業とし、資料動画を視聴した上でのレポート作成を課す。提出期限及びその方法については授業中に指示する。期限内提出をもって出席扱いとする。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | U004490P5 2024国語科教育法Ⅱ(堀本嘉子・後・土2) |
授業概要 | (1)高等学校の学習指導要領を例として、現在求められている国語科教育の在り方について講義を行う。 (2)国語科の授業作りの基礎を学ぶために、学習指導案作成演習を行う。 (3)高等学校国語科における「定番」教材について、基本的な教材研究及びそれをいかした単元指導計画作成演習を行う。 上記を高等学校での教諭経験及び教育委員会での指導主事経験のある教員が、実践成果をふまえた知見を伝えながら授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | (1)状況に応じ議論に参加し、質問したり提案したりすることができる。(A-3-3) (2)学習指導要領に準拠した単元指導計画の作成ができる。(A-1-3) (3)実際の現場や採用試験をイメージした模擬授業を行うことができる。(A-2-3) 〈DP・CPとの関係〉 この科目は、DP及びCP1,2,3に対応している。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | テキストを用いながら基本事項を説明し、さらに教員の用意する参考資料を適宜活用しながら講義を行うとともに、グループワーク・協働作業を取り入れて発表活動も実施する。 毎回の授業の最後には、振り返りシートへの記述も行い、次時において質問事項について回答するとともに、全体的な点での補足説明等をすることでフィードバックとする。 オンデマンドを含めて全3回のレポート課題を実施するが、全員にコメント返却を行う。 |
履修条件 | 国文学科の学生とそれ以外の学科の学生に分け、授業時間の指定を行う。詳細は時間割で確認の上、受講すること。原則として指定以外の時間は、受講不可とする。 国文学科の学生はこの講義を履修できないので、もう一方の国語科教育法Ⅱを履修すること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスによる本科目の到達目標を確認する。 漢字指導について、資料動画を視聴した上で意見交換、共有をする。 【事前学習】各自が中学校・高校時代に受けてきた国語の授業を振り返り、その是非を考えておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
学習指導要領の意義と国語科目標と指導事項の構成について
【事前学習】高等学校 学習指導要領解説 国語編「国語科改訂の趣旨及び要点」を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
現在求められている国語科の授業作りについての資料動画の視聴及び興味をもった内容についての調査・分析
【事前学習】現在の国語科教育について時事的に話題になっていることを新聞やインターネット等で調査、把握しておく。 (2時間) 【事後学習】資料動画を視聴した上で、指定された形式によりレポート作成する。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
「高等学校学習指導要領・国語の「目標」についてその内容と実践方法について
【事前学習】高等学校学習指導要領解説 国語編「国語科の目標」を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
高等学校国語必修科目「現代の国語」「言語文化」の性格、内容、目標について
【事前学習】高等学校学習指導要領解説 国語編「現代の国語」「言語文化」を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
高等学校国語選択科目「文学国語」「論路国語」の性格、内容、目標について
【事前学習】高等学校学習指導要領解説 国語編「論理国語」「文学国語」を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
学習指導案作成の基本及び国語科の授業作りの要点について
【事前学習】高校国語科教材『羅生門』を読んで内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
学習指導案における「指導観」事項の書き方について
【事前学習】前回作成した学習指導案を予習的に完成させておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「文学国語」教材研究における文学史学習について
【事前学習】夏目漱石『こころ』全編を読んでおく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
「文学国語」教材研究における場面描写と心情描写について
【事前学習】夏目漱石『こころ』教科書採録部分を読んで、登場人物の心情変化について把握しておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
国語科授業における映像資料の活用について
【事前学習】夏目漱石『こころ』の登場人物について、その人物像を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】映像資料の分析について、原作との違いを視点の中心にしながらレポートにまとめる。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
「文学国語」教材研究における文体(音読)と読解との関係について
【事前学習】中島敦『山月記』全編を読んで、内容を把握しておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
「文学国語」指導法研究における、「自分の考えの持たせ方」について
【事前学習】中島敦『山月記』を読んで、教訓的な内容を考えておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
「古典探究」教材研究における現代の社会生活との接点について
【事前学習】『源氏物語』の大体のストーリーを調べて把握しておく。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
評価方法についての研究協議 評価材料の事例研究
【事前学習】『源氏物語』若紫巻を読み、現代語訳を確認する。 (2時間) 【事後学習】各自ノートに本時の内容と感想をまとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 文部科学省 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 国語編』 東洋館出版社 2019年 書籍として購入してもよいし、文部科学省のHPからダウンロードしてPCに保存するなりしてもよい。URLは次の通り。 https://www.mext.go.jp/content/20210909-mxt_kyoiku01-100002620_02.pdf |
参考書 | 国立教育政策研究所教育課程研究センター 『「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校 国語』 東洋館出版社 2021年 文部科学省のサイトにPDFファイルが公開されている。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:3回課しますが、最終レポートを最重要視する。(70%)、授業参画度:出席回数及び授業終了時に記述・提出する振り返りシートの内容・分量で評価する。(30%) |
オフィスアワー | メールで受け付けます。nagayoshi.hiroyuki2021☆nihon-u.ac.jp(☆を@に置き換えてください) |
備考 | 授業中に周囲の受講者との話し合いの場が多くあります。積極的に参加してください。 受講者の学習状況などを考慮して、シラバスの内容を変更することもあります。 |