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令和2年度以降入学者 | 応用分析化学特論 | ||||
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教員名 | 桒原正靖 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面(一部遠隔)で実施 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | T09727A46 2024応用分析化学特論(桒原正靖・後・水3) |
授業概要 | 分子を基盤とした生体の階層構造を解明するための機器や方法論の原理およびそれらを利用した生体関連分子に関する分析法の基礎などについて授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 生体関連分子に関する相互作用等を解析するための機器や方法論のしくみやそれらの利用等について理解できるようになる。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。新カリキュラムでは(令和2年度以降入学者)、文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3,4,8およびカリキュラムポリシーCP3,4,8に対応している。 ・基礎的な化学知識に基づいて,自然科学に関係する諸現象を論理的・批判的に考察することができる。(A-3-2) ・さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的化学知識に基づいてそれを説明することができる。(A-4-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い,分析することができる。(A-8-2) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 原則、対面で実施する。尚、社会情勢等に応じてCanvas LMSを介したオンデマンド型の遠隔授業と課題等の提示による形態をとることがある。その場合、小テスト(クイズ)や試験の実施はGoogle Forms等によるため、Google Forms等のGoogle提供のツールを使用する予定である。よって、授業開始前に、NU-AppsのIDおよびPWを取得し、ログインできることを確認しておくこと。 また、社会情勢等に依らず、対面参加が困難であることに対する配慮を希望する学生は、必ず事前に相談すること。文理学部が定める基準に該当すると担当教員が認めた場合のみ、遠隔(ライブ配信)での受講を可とする。 |
授業計画 | |
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1 |
はじめに:授業のテーマや到達目標及び授業の方法等について説明するとともに、種々の分析法等について概説する。 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】シラバスを良く読み,授業全体の流れを理解してくること (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、生命分子の構造や性質、役割等を復習しておくこと (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ゲノム解析:酵素的合成,サンガー法,次世代シーケンシング等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】ゲノム解析について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
DNA二重鎖の構造と性質(1):核酸の定量(OD値),淡色効果等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】DNA二重鎖の構造と性質について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
DNA二重鎖の構造と性質(2):Nearest-Neighbor則等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】DNA二重鎖の構造と性質について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
機能性核酸のセレクション:リボサイム,アプタマー法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】核酸のセレクションについて図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
タンパク質-核酸間相互作用解析法(1):SPRを用いた核酸―タンパク質相互作用解析法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】タンパク質-核酸間相互作用解析法等について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
タンパク質-核酸間相互作用解析法(2):レポーター・アッセイ法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】タンパク質-核酸間相互作用解析法について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
中間試験とその解説を行い授業の理解を深める。 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第1回から第7回の内容を復習しておくこと (4時間) 【事後学習】解けなかった試験問題を解きなおすこと (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
PCRによる定量解析法:TaqManプローブ法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】PCRによる定量解析法について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
等温核酸増幅法(1):LAMP法,SmartAmp法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】等温核酸増幅法について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
等温核酸増幅法(2):RCA法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】等温核酸増幅法について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中に取り扱った演習問題を中心に復習し解けるようになること (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
特殊な核酸分子とその利用:グアニン四重鎖,i-motif等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】グアニン四重鎖,i-motif等について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中での発表や討論について纏め、理解を深める。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
機能性タンパク質・ペプチドのセレクション:ファージディスプレイ法,リボソームディスプレイ法等 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】タンパク質・ペプチドのセレクション等について図書館やインターネット等で簡単に調べておくこと (1時間) 【事後学習】授業中での発表や討論について纏め、理解を深める。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
期末試験とその解説を行い授業の理解を深める。 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第9回から第13回までの内容を復習しておくこと (4時間) 【事後学習】解けなかった問題を解きなおすこと (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
15 |
まとめ:これまでの復習・解説を行い講義内容の理解を深める。 (A-3, A-4, A-8)
【事前学習】本化学特論で学修した内容を復習しノートに整理すること (1時間) 【事後学習】事前学習で不十分であったところを補完すること (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | 特に指定しません。 |
参考書 | 礒部俊明,中山敬一,伊藤隆司 『分子間相互作用解析ハンドブック』 羊土社 2009年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業内テスト(40%)、授業参画度(30%) 授業内試験に加え授業参画度等を併せて総合的に判断する。クイズ回答状況や授業態度等をもって、授業参画度とする。授業参画度が著しく低い場合は評価の対象としない。遠隔での受講者もこれに準じる。 |
オフィスアワー | 質問等はCanvas LMSを介して対応する。 |
備考 | クラス全体の授業理解度を考慮しながら、適宜、授業を進めて行く。 |