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令和2年度以降入学者 | 応用有機化学特論 | ||||
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教員名 | 早川一郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面講義と課題研究を組み合わせて実施する.初回講義開始までにCanvas LMSに登録をすること.毎回の演習問題と受講者への連絡はCanvas LMSに掲示するので随時確認すること. |
Canvas LMSコースID・コース名称 | T09227A41 2024応用有機化学特論(早川一郎・後・月5) |
授業概要 | これまでに学習した有機化学の知識を基に,特に天然物合成において重要な反応の反応機構の演習と解説を行う.勉強した反応がどのような場面で使われているかについても講義する. |
授業のねらい・到達目標 | これまでに勉強した有機化学の知識を整理,再確認する.反応機構の理解により,最先端の有機化学を理解できるようになる. この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています. なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP3, 4, 8 及びカリキュラムポリシーCP3, 4, 8に対応しています。 A-3-4)高度な化学知識と化学的な根拠に基づいて,自然科学に関連する諸現象を論理的・批判的に考察し,他者に説明することができる。 A-4-4)さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的な化学知識に基づいてそれに対する解決策を考え,独自に行動して解決することができる。 A-8-4)自分の実験経験を振り返り,その成果を客観的にまとめ,他者の評価や批判を受け,今後に活かすことができる。 |
授業の形式 | 講義、演習、ゼミ |
授業の方法 | 毎回講義の冒頭で反応機構に関する演習問題を出題するので,何も見ずに自力で反応機構を書く(30分間).解答終了後,受講者が順番にホワイトボードに解答を書き,全員で議論する(全員1,2回解答の順番が回ってくる). 演習問題が天然物合成のどのような場面で実際に使われているか講義するので,最先端の有機合成とこれまで学んできた有機合成がリンクしていることを体感してください. |
履修条件 | 有機化学1〜6を履修していることが望ましい. |
授業計画 | |
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1 |
天然物合成に頻出の反応(1)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】復習用課題を解き,これまでに学習した基本的な反応機構を復習しておく. (2時間) 【事後学習】今回の課題(演習問題)を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】課題研究 |
2 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)(A-3, A-4, A-8) 天然物合成に頻出の反応(2)(A-3, A-4, A-8) 【事前学習】第1回の課題を復習する. (2時間) 【事後学習】ガイダンスでの説明と共に講義予定内容を把握する.今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
天然物合成に頻出の反応(3)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第2回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
天然物合成に頻出の反応(4)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第3回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】課題研究 |
5 |
天然物合成に頻出の反応(5)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第4回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
天然物合成に頻出の反応(6)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第5回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
天然物合成に頻出の反応(7)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第6回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
天然物合成に頻出の反応(8)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第7回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
天然物合成に頻出の反応(9)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第8回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
天然物合成に頻出の反応(10)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第9回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
天然物合成に頻出の反応(11)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第10回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
天然物合成に頻出の反応(12)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第11回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
天然物合成に頻出の反応(13)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第12回の講義内容を復習する. (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,何も見なくても反応機構を書けるようにする. (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
これまでの演習問題のまとめと振り返り(1)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】第13回の講義内容を復習する.全体を通して理解が不十分な箇所を明確にしておく. (2時間) 【事後学習】第1回〜第6回の演習問題で解答を誤った問題に関して,今一度教科書を読み返してノートにまとめる. (2時間) 【授業形態】課題研究 |
15 |
これまでの演習問題のまとめと振り返り(2)(A-3, A-4, A-8)
【事前学習】再度,全体を通して理解が不十分な箇所を明確にしておく. (2時間) 【事後学習】第7回〜第13回の演習問題で解答を誤った問題に関して,今一度教科書を読み返してノートにまとめる. (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は使用しません.毎回プリントを配布します.ボルハルトショアーは手許に置いておくといいでしょう. |
参考書 | 野依 良治・奥山 格・柴崎 正勝・檜山 爲次郎 『ウォーレン 有機化学 上 第2版』 東京化学同人 2015年 第2版 野依 良治・奥山 格・柴崎 正勝・檜山 爲次郎 『ウォーレン 有機化学 下 第2版』 東京化学同人 2015年 第2版 J. Clayden, S.Warren 著, Solutions manual to accompany Organic Chemistry(ウォーレン 有機化学解答書), Oxford University Press, 2013, 2nd edition 有機合成化学協会 編 『演習で学ぶ有機反応機構(Kindle版のみ)』 化学同人 2005年 『ウォーレン有機化学』は,基礎と最先端の有機化学の橋渡しをしてくれる教科書です.私はいまでも頼りにしています.『演習で学ぶ有機反応機構』は残念ながらKindle版のみしか発売されなくなりました(アマゾンで購入できます.PC,スマホ,タブレットで読むことができます).反応機構がしっかりと記載されていますので,有機化学系の研究室に配属された学生にとってはバイブル的な書籍です.この2冊は大学院に進学する学生さんには持っていて欲しい参考書です. |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:毎回の演習問題の解答状況で評価します(50%)、授業参画度:毎回の演習問題の解答の発表状況により評価します(50%) 毎回行う演習問題の解答状況と授業参画度により評価します.丁寧に反応機構を書けるようになりましょう. 本講義はプレゼンテーションとディスカッションを重視するので,積極的に発言してください. |
オフィスアワー | 講義終了後に受け付けます.履修希望者は事前にメールにて御連絡下さい. |
備考 | シラバスの内容は変更することがあります. |