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令和2年度以降入学者 | 発展有機化学特論 | ||||
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教員名 | 嶋田修之 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 化学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 研究室における発表,討議,演習 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | T09027A39 2024発展有機化学特論(嶋田修之・後・金3) |
授業概要 | 医薬品の合成法や合成戦略を題材に,これまでに学習した有機化学の基礎知識がどのように活用されているかを討議する。また,医薬品の合成に利用される人名反応の反応機構に関する演習と解説を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | これまでに学習した有機化学の基礎知識を整理し,総復習する。人名反応の反応機構の理解により,最先端の有機化学を理解できるようになる。医薬品合成を題材にさまざまな化学反応がどのような場面で利用されているかを理解する。 この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応しています。 なお,新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では,この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP1〜DP8 及びカリキュラムポリシーCP1〜CP8 に対応しています。 A-1-4)学修から得られた高度な知識と教養,化学的な倫理観に基づいて,自ら研究課題に取り組み,倫理的かつ安全に行動できる。 A-2-4)化学に関係する最新の研究成果や情報に積極的に触れ,国際社会における化学の発展を理解することができる。 A-3-4)高度な化学知識と化学的な根拠に基づいて,自然科学に関連する諸現象を論理的・批判的に考察し,他者に説明することができる。 A-4-4)さまざまな事象に潜む化学的問題を発見し,専門的な化学知識に基づいてそれに対する解決策を考え,独自に行動して解決することができる。 A-5-4)与えられた未知の実験テーマに取り組む気持ちをもち,情報収集・整理分析して用いることができる。 A-6-4)異なる専門分野に属する人々に対して,自分の専門知識を正しくわかりやすく説明することができる。 A-7-4)様々な研究活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮し,他者と協働して作業をすることができる。 A-8-4)自分の実験経験を振り返り,その成果を客観的にまとめ,他者の評価や批判を受け,今後に活かすことができる。 |
授業の形式 | 講義、演習、ゼミ |
授業の方法 | 学生には輪番制で,国際学術誌や参考書に掲載された医薬品の合成法や合成戦略を吟味・選定させた後,各工程の反応機構や反応の特徴を的確に発表させ,討議を通して指導する。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標および授業の方法について説明する)(A-1 ~ A-8) 医薬品の合成戦略と人名反応(1)(A-1 ~ A-8) 【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】ガイダンスの説明を理解し,講義スケジュールを把握する。今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
2 |
医薬品の合成戦略と人名反応(2)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
3 |
医薬品の合成戦略と人名反応(3)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
4 |
医薬品の合成戦略と人名反応(4)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
5 |
医薬品の合成戦略と人名反応(5)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
6 |
医薬品の合成戦略と人名反応(6)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
7 |
医薬品の合成戦略と人名反応(7)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
8 |
医薬品の合成戦略と人名反応(8)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
9 |
医薬品の合成戦略と人名反応(9)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
10 |
医薬品の合成戦略と人名反応(10)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
11 |
医薬品の合成戦略と人名反応(11)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
12 |
医薬品の合成戦略と人名反応(12)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
13 |
医薬品の合成戦略と人名反応(13)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】関連文献と参考図書を精読し,発表内容をまとめる。 (2時間) 【事後学習】今回の演習問題を復習し,反応機構と反応の特徴を説明できるようにする。 (2時間) 【授業形態】対面授業、課題研究 |
14 |
これまでの演習問題のまとめと振り返り(1)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】第1回〜第13回の講義内容を復習する。理解が不十分な箇所を明確にしておく。 (2時間) 【事後学習】今回の演習課題で解答を誤った問題を把握し,復習する。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
15 |
これまでの演習問題のまとめと振り返り(2)(A-1 ~ A-8)
【事前学習】再度,全体を通して理解が不十分な箇所を明確にしておく。 (2時間) 【事後学習】今回の演習課題で解答を誤った問題を把握し,復習する。 (2時間) 【授業形態】課題研究 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 有機合成化学協会 編 『医薬品の合成戦略 医薬品中間体から原薬まで』 化学同人 2015年 第1版 古賀 憲司,野依 良治,村橋 俊一 監訳 『ボルハルトショアー 現代有機化学(上)』 化学同人 2020年 第8版 古賀 憲司,野依 良治,村橋 俊一 監訳 『ボルハルトショアー 現代有機化学(上)』 化学同人 2020年 第8版 富岡 清 監訳 『人名反応に学ぶ有機合成戦略(kindle版のみ)』 化学同人 2006年 第1版 Laszlo Kurti, Barbara Czako, Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis, Elsevier, 2005, 1 edition 東郷 秀雄 『改訂 有機人名反応 そのしくみとポイント』 講談社 2011年 第1版 アメリカ化学会発行の国際学術雑誌であるOrganic Process Research & Development や参考書に指定している,有機合成化学協会 編『医薬品の合成戦略 医薬品中間体から原薬まで(化学同人)』に記載されている医薬品の合成法を題材にします。これまでの有機化学の講義で使用した教科書『ボルハルト・ショアー 現代有機化学(化学同人)』を辞書がわりに有効に活用してください。人名反応については,富岡 清 監訳『人名反応に学ぶ有機合成戦略(化学同人)』やその原著である『Strategic Applications of Named Reactions in Organic Synthesis(Elsevier)』,東郷 秀雄 著『改訂 有機人名反応 そのしくみとポイント(講談社)』が参考になります。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:演習問題の解答状況で評価します(40%)、授業参画度:発表内容と討議内容により評価します(60%) 諸般の事情により授業の形態に変更が生じた場合,成績の評価の方法や基準が変わる場合があります。詳細は授業内で提示します。 |
オフィスアワー | 随時(本館7階化学701研究室) |