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令和2年度以降入学者 | 生命科学実験3 | ||||
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教員名 | 井上みずき | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 基本は対面授業(13回)とし課題研究2回を組み合わせる |
Canvas LMSコースID・コース名称 | S082262T8 2024生命科学実験3(井上みずき・前・火3・火4) |
授業概要 | 生物多様性をテーマとした生態学実験及び実習を行う。標本作成・生物間相互作用の観察・毎木調査等・分子生態学実験・博物館見学を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 基本的な葉の形態や同植物の同定ポイントを理解する。さらに、生物間相互作用を実際に観察し理解を深める。 毎木調査など森林生態学的調査手法を身につける。博物館を見学し、博物館が生物多様性に果たす役割を理解する。 後半では、植物の分子生態学の実験手法を身につける。DNA抽出・PCR・電気泳動の仕組みとその手法を身につける。 この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 3, 4, 5, 6, 7, 8およびカリキュラムポリシーCP1, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養,および自己の倫理観に基づいて,科学技術の役割を説明することができる A-1-3(DP1-3)。 ・物事を既存の知識にとらわれることなく,科学的根拠に基づいて論理的・批判的に考察し,説明することができる A-3-3(DP3-3)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出し,専門的知識に基づいて説明することができる A-4-3(DP4-3)。 ・新しい問題に取り組む意識を持ち,そのために必要な情報を収集することができる A-5-3(DP5-3)。 ・さまざまな人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる A-6-3(DP6-3)。 ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮し,他者と協働して作業に取り組むことができる A-7-3(DP7-3)。 ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる A-8-3(DP8-3)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-1 (DP1・CP1): 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観 A-2 (DP2・CP2): 世界の現状を理解し,説明する力 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 A-5 (DP5・CP5): 挑戦力 A-6 (DP6・CP6): コミュニケーション力 A-7 (DP7・CP7): リーダーシップ・協働力 A-8 (DP8・CP8): 省察力 |
授業の形式 | 実験 |
授業の方法 | 2人の教員で班を作成し担当する。 1回目は講師の研究紹介や授業方針について説明する。標本作成・生物間相互作用の観察・毎木調査等・分子生態学実験を対面で行う。 テーマに沿って植物観察や生物間相互作用の観察後の課題学習を行う。また博物館見学を行う。これらをレポート化し、提出後,TAや教員からコメントをもらう。 また,質問があれば、メールの利用も可能である。 対面実習@小石川植物園(文京区、4月23日第一候補、雨天の場合は5月7日)や@科博自然教育園(目黒区、5月21日第一候補、雨天の場合は5月28日。)@科博(上野、6月11日)では現地集合現地解散とし、教員の説明をメモしながら標本作成や植物や生物間相互作用を観察する。また、博物館の学芸員の話を聞く。また毎木調査(6月18日)を文理学部構内において実施する。分子生態実験は生命科学実験室1で実施する。病気等で欠席する場合は事前に連絡する。 |
履修条件 | 野外に出る際は長袖&長ズボン、歩きやすい靴にすること。虫を刺激しないように香水等や整髪料は極力控えることが大事である。 また、ハチを刺激しないように急な動き(手をぶんぶん振るなど)を控える。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンスと先端研究紹介(A-1)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで流れを整理しておく (0.5時間) 【事後学習】実験ノートをまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
2 |
標本採取@小石川植物園(A-4)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をまとめる (0.5時間) 【事後学習】野帳をまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
3 |
標本作成とその説明(A-4)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで観察対象を想定しておく (0.5時間) 【事後学習】標本を適宜乾燥させる (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
4 |
インターネットを利用し植物の名前を調べる (A-4)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで観察対象を想定しておく (0.5時間) 【事後学習】野帳をまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
5 |
野外での植物観察@科博自然教育園(A-4)
【事前学習】標本を完成させる (0.5時間) 【事後学習】レポートを作成する (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】課題研究 |
6 |
生物間相互作用の観察(A-4)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで観察対象を想定しておく (0.5時間) 【事後学習】野帳をまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
7 |
生物間相互作用をテーマにインターネットを利用し調べ学習をする (A-4)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで観察対象を想定しておく (0.5時間) 【事後学習】レポートを作成する (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
8 |
博物館が果たす生物多様性の役割について学ぶ(A-4)
【事前学習】結果をふまえて要点をつかんでおく (0.5時間) 【事後学習】レポートを作成する (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】課題研究 |
9 |
毎木調査のやり方(A-3)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をまとめる (0.5時間) 【事後学習】調査の仕方の要点をまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
10 |
毎木調査のデータ解析(A-8)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をまとめる (0.5時間) 【事後学習】レポートを作成する (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
11 |
DNA抽出(A-5)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をつかんでおく (0.5時間) 【事後学習】実験ノートをまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
12 |
PCR&アガロースゲル作り(A-5)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をつかんでおく (0.5時間) 【事後学習】実験ノートをまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
13 |
制限酵素処理&電気泳動(A-6)
【事前学習】配布されたマニュアルを読んで要点をつかんでおく (0.5時間) 【事後学習】実験ノートをまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
14 |
DNA実験データ発表と講評(A-7, A-8)
【事前学習】発表練習をする (0.5時間) 【事後学習】レポートを作成する (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
15 |
生命科学実験3実験発表と講評 (A-7, A-8)
【事前学習】発表練習をする (0.5時間) 【事後学習】質問をまとめておく (1時間) 【担当教員】井上みずき、西森敬晃 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:毎木調査結果レポート、植物の観察レポート、生物間相互作用のレポート、博物館レポート、分子生態学実験レポートの内容で評価する(80%)、授業参画度:標本の出来、分子生態学実験データ発表の内容で評価する(20%) |
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