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令和4年度以降入学者 | 学問の扉 | ||||
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令和2年度以降入学者 | 自主創造の基礎2 | ||||
教員名 | 間瀬啓介 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 生命科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | S00100C02 2024学問の扉/自主創造の基礎2(間瀬啓介・後・木1) |
授業概要 | 初年次学生が,日本大学文理学部生命科学科で学ぶとはどういうことなのか,その意識を確立することがねらいである。ある課題に対し多面的な視点から取り組む重要性を学ぶことで,大学入学までの学習から,自ら進んで学ぶ学修へと転換を遂げる。高校で学んできた受け身主体の生物学から,大学で学ぶべき生命科学への橋渡しとして,本学科の教員が実際に行なっている研究に触れ,今後の大学生活において何を学ぼうとするのか,どのように学習に取り組んでいけばよいのかなど,自主的に目標立てを行う。また,『国立科学博物館パートナーシップ』制度を活用して,自主的な探究学習を体験するとともに,博物館自体に対する関心も高める。さらに,卒業生の体験談を聴くことで,自身の将来に対する意識を確立する。 |
授業のねらい・到達目標 | 本科目では以下のことできるようになることを目標とする。 <知識・技能> ・自身の将来像を踏まえ,大学で学ぶことを意識することができる。 ・具体的な研究事例を知ることによって,生命科学を学ぶことの意義を感じ取ることができる。 ・これまでに学んだ生物学的知識を基に,現在の生命科学分野におけるものの考え方や,問題解決するための方法,観察や結果に対する解釈方法や,その表現・記述方法,議論の進め方等を身に付ける。 <能力> この科目は文理学部生命科学科(学士(理学))のディプロマポリシーDP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8およびカリキュラムポリシーCP1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8に対応している。 ・学修から得られた豊かな知識と教養に基づいて,科学技術の役割を説明することができる(A-1-1)。 ・現代社会における科学技術の役割を説明することができる(A-2-1)。 ・物事を論理的に説明することができる(A-3-1)。 ・日常生活における現象に潜む科学的問題を見出すことができる(A-4-1)。 ・与えられた問題に取り組む気持ちを持つことができる(A-5-1)。 ・周りの人々と相互に意思を伝達することができる(A-6-1)。 ・学修活動において積極的にリーダーシップを発揮することができる(A-7-1)。 ・継続的に自分の学修経験を振り返ることができる(A-8-1)。 各回の授業・事前学習・事後学習を通して,日本大学教育憲章にある以下の能力を身につけることを目標とする。 A-1 (DP1・CP1): 豊かな知識・教養に基づく高い倫理観 A-2 (DP2・CP2): 世界の現状を理解し,説明する力 A-3 (DP3・CP3): 論理的・批判的思考力 A-4 (DP4・CP4): 問題発見・解決力 A-5 (DP5・CP5): 挑戦力 A-6 (DP6・CP6): コミュニケーション力 A-7 (DP7・CP7): リーダーシップ・協働力 A-8 (DP8・CP8): 省察力 |
授業の形式 | 講義、研究、オムニバス |
授業の方法 | 1回目はスタートアップとして学習計画の立案に充て,研究レベルの話題から情報を取得し議論する方法を学ぶ。2〜10回目には,各生物学的階層を扱う専門家として,学科全教員一人ひとりがオムニバス形式で講義を行う。 受講者は,自らの理解あるいは疑問な点についての質疑応答を通して,各回で話題となった生命現象に対して理解を深める。さらに,各分野におけるそれまでの自身が持つ知識を振り返り,実際の研究活動とどの様に結びついているのか,今後どのような知識や技術を習得する必要があるのかを自ら整理し,今後の方針建てを行う。取りまとめた内容は,教員からのコメントなども参考にしてレポートの作成やグループワークの形で学修成果を振り返り公表する。そしてそれをグループで共有し,問題解決の手段を見出す。 11~13回目には,国立科学博物館における探究学習について説明および実施をする。受講者は事前あるいは現地において生命科学等に関わる課題を見出し、展示物や資料を通じて自身の見解をレポートにまとめる。 14回目には,生命科学科の卒業生による体験談を聴講し,社会における大学での学びについて考える。 感染症などの影響で対面授業に参加できない場合には,以下のようにする。 ・出来るだけ早く担当教員に連絡する。 ・当該授業の内容は Canvas LMSを通じてオンデマンド型授業等を受講する。受講方法(課題出方法を含む)は該当者がいた場合に Canvas LMSを通じて連絡する。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ: 講義目的・内容の説明と学修計画立案 生命現象を対象とした研究レベル話題からどのように自身の知識や考え方を高めていくのか,担当教員から効果的な取り組み方の基本を学ぶ。 【事前学習】学部要覧や学科パンフレット・HPに目を通し,本学科の各教員がどのような研究を展開しているのか調べておくこと。 (2時間) 【事後学習】本学において学ぼうとする生命科学について自身の考えをまとめる。これにより「問題発見・解決力(A-4)」を養う。 (2時間) 【担当教員】間瀬啓介 【授業形態】対面授業 |
2 |
大学での学習について考える:これまでの知識が光生物学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】光生物学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】中里勝芳 【授業形態】対面授業 |
3 |
大学での学習について考える:これまでの知識が脳神経科学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】脳神経科学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】斎藤稔 【授業形態】対面授業 |
4 |
大学での学習について考える:これまでの知識が生化学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】生化学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】澤田博司 【授業形態】対面授業 |
5 |
大学での学習について考える:これまでの知識が遺伝学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】遺伝学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】間瀬啓介 【授業形態】対面授業 |
6 |
大学での学習について考える:これまでの知識が微生物学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】微生物学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】岩本政明 【授業形態】対面授業 |
7 |
大学での学習について考える:これまでの知識が細胞生物学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う
【事前学習】細胞生物学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】安原徳子 【授業形態】対面授業 |
8 |
大学での学習について考える:これまでの知識が分子生物学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】分子生物学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】地引和也 【授業形態】対面授業 |
9 |
大学での学習について考える:これまでの知識が生態学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】生態学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】井上みずき 【授業形態】対面授業 |
10 |
大学での学習について考える:これまでの知識が発生生物学分野の研究とどの様に関連しているのかを理解する。これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」を養う。
【事前学習】発生生物学とはどのような分野か調べてくること。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】講義内容に対してグループ間で議論し,自身の見解をまとめる。これにより「論理的・批判的思考力(A-3)」「コミュニケーション力(A-6)」「リーダーシップ・協働力(A-7)」を養う。 (2時間) 【担当教員】外川徹 【授業形態】対面授業 |
11 |
博物館を活用する:自主的な探究学習を体験するとともに,博物館自体に対する関心も高める。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】国立科学博物館について調べておくこと。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】見学した内容を深く調べ,自身の見解をまとめる。これにより「問題発見・解決力(A-4)」,「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【担当教員】間瀬啓介 【授業形態】課題研究 |
12 |
博物館を活用する:自主的な探究学習を体験するとともに,博物館自体に対する関心も高める。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】国立科学博物館について調べておくこと。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】見学した内容を深く調べ,自身の見解をまとめる。これにより「問題発見・解決力(A-4)」,「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【担当教員】井上みずき 【授業形態】課題研究 |
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博物館を活用する:自主的な探究学習を体験するとともに,博物館自体に対する関心も高める。これにより「問題発見・解決力(A-4)」「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】国立科学博物館について調べておくこと。これにより「挑戦力(A-5)」を養う。 (2時間) 【事後学習】見学した内容を深く調べ,自身の見解をまとめる。これにより「問題発見・解決力(A-4)」,「論理的・批判的思考力(A-3)」を養う。 (2時間) 【担当教員】井上みずき 【授業形態】課題研究 |
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キャリア形成について考える:卒業生の話を聞く これにより「豊かな知識・教養に基づく高い倫理観(A-1)」「挑戦力(A-5)」を養う。 【事前学習】将来について考えておく。 (2時間) 【事後学習】講演者の話を振り返り,自身の将来を踏まえ,大学で学ぶことを考える。 (2時間) 【担当教員】井上みずき 【授業形態】対面授業 |
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振り返りと解説: これまで講義や学習を振り返り,今後どのような知識や技術を習得する必要があるのかまとめてみる。これにより「世界の現状を理解し,説明する力(A-2)」「挑戦力(A-5)」を養う。
【事前学習】第1回〜第10回で学んだ内容を整理しておく。 (2時間) 【事後学習】本学における生命科学の学び方を考える。これにより「省察力(A-8)」を養う。 (2時間) 【担当教員】間瀬啓介 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。 |
参考書 | 使用しない。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(50%)、授業参画度(50%) ・「授業参画度」として,講義に対する質疑応答やグループディスカッションにおける発言の様子などから,A-1, A-2, A-3, A-4, A-5, A-6, A-7を評価する。 ・「レポート」において,各講義における理解,取り組み,省察などの内容からA-1, A-2, A-3, A-4, A-5, A-8を評価する。 ・具体的な内容については初回の講義で説明する。 ・「対面授業」に参加できない学生についても,上記のような本科目に対する取り組みを総合的に評価する。 |
オフィスアワー | 授業終了後 |