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数学研究２

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令和２年度以降入学者 数学研究２
教員名 山崎浩二
単位数    4 学年    4 開講区分 文理学部
科目群 数学科
学期 後期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 P051239B7　2024数学研究２（山崎浩二・後・月3・月4）
授業概要 卒業研究として，前期に学んだ内容に基づき，数学教育学に関する知識をより深めるとともに,卒業論文を作成する。
・教科書の輪読を通して，数学教育学を学修する。数学教育学の学修から、自身の数学的に考える力を身に付けるとともに、児童・生徒の数学的に考える力を育むための指導の在り方について実践的な知識と能力を身につける。
・卒業論文のテーマについて、先行研究、授業研究を行い、教育研究の基礎的なスキルを身に付ける。また、協働的な視座からコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルを身に付ける。
授業のねらい・到達目標 ＜授業のねらい＞
・卒業論文のテーマに基づき、先行研究、授業研究を行い、研究を推進する。
・協働的な視座からコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルを身に付ける。

＜到達目標＞
・数学教育学の基礎的内容を理解するとともに、他者にわかりやすく説明することができる。
・教科書等の内容を理解し，授業設計するとともに、実施・検証し、評価することができる。
・ゼミに積極的に参加し、より高い他者とのコミュニケーション能力を身に付けることができる。
・研究テーマの探究を通して、主体的に研究することの重要性を学ぶとともに、発表・評価・改善することができる。

＜ディプロマポリシーとの関係＞
この科目は文理学部（学士（理学））のディプロマポリシー DP1～8 及びカリキュラムポリシー CP1～8に対応しています。

＜日本大学教育憲章との関係＞
・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理感に基づいて、数理科学が直面する課題を説明することができる(A-1-3)。
・世界諸国の歴史、経済、文化、政治などの背景を理解し、国際社会が直面している問題を数理科学の視点から説明することができる(A-2-3)。
・直面する課題に対して既存の知識にとらわれず、数理科学的根拠に基づいた論理的・批判的な態度で物事の本質を捉えることができる(A-3-4)。
・日常生活における現象に潜む数理科学的問題を発見し、専門的知識に加えて独自性を持って、解決することができる(A-4-4)。
・与えられたどのような問題に対しても、あきらめずに、それを解決するために仲間と共に必要な情報を数理科学的に収集・分析して用いることができる(A-5-4)。
・多種多様な背景を持つ人々の説明の趣旨を理解し、数理科学の専門的知識と魅力を分かりやすく提供することができる(A-6-4)。
・学修活動において、専門的知識を活かしつつ、自分の役割分担を理解し、他者と協働して作業をすることができる(A-7-3)。
・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる(A-8-4)。
授業の形式 ゼミ、卒業論文・研究
授業の方法 原則として対面授業でのゼミナール形式である。複数回の対面による授業にて卒業論文の中間発表・本発表等を行う。また、必要に応じて小・中・高等学校で授業研究を行うこともあり、その際にも対面にて行う。レポートについては添削して指導することで, フィードバックされる。

本授業は対面授業で行なうが、止むを得ぬ事由において Zoom での参加を希望する場合は【理由書】を提出し担当教員の許可を得ること。
ただし、コミュニケーションの必要性から，原則として，ビデオをオンにした状態で参加すること。
履修条件 数学科の内規をみたしていること。対象者はゼミに所属するものに限る。
授業計画
1 オリエンテーション（卒業研究についての目的や意義について理解する。）
【事前学習】卒業研究における自分の問題意識，課題意識を整理すること。 （4時間）
【事後学習】先輩たちの卒業研究や指導案を調査し、まとめておくこと(A-1)。 （4時間）
【授業形態】対面授業
2 文献研究：卒業論文のテーマに関する先行研究を調べ、考察・分析する。
【事前学習】Jstage等を検索し、先行研究を調べ、授業準備すること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
3 文献研究：卒業論文のテーマに関する先行研究を調べ、より広く考察・分析する。
【事前学習】Jstage等を検索し、より広く先行研究を調べ、授業準備すること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
4 文献研究：卒業論文のテーマに関する先行研究を調べ、より深く考察・分析し、まとめる。
【事前学習】Jstage等を検索し、より広く先行研究を調べ、授業準備すること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
5 文献研究（中間発表と講評）：卒業論文のテーマに関する先行研究の内容をまとめ、発表する。
【事前学習】卒業論文のテーマに関する先行研究の発表準備する。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
6 調査・授業研究：先行研究に基づき、必要となる実態調査や授業実践を検討し、考察する。
【事前学習】必要となる実態調査や授業実践を事前に検討し、まとめること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
7 調査・授業研究：先行研究に基づき、必要となる実態調査や授業実践を考察し、計画をを立てる。
【事前学習】必要となる実態調査や授業実践の原案を準備すること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
8 前半のふりかえり：これまでの授業内容を基にして，ゼミで課題を探求する（A-6,7,8）。【対面授業】
【事前学習】第2〜7回までの研究内容を振り返り、まとめておくこと。 （4時間）
【事後学習】ふりかえりで得られた課題を整理しておくこと。 （4時間）
【授業形態】対面授業
9 調査・授業研究：必要となる実態調査を実施する。
【事前学習】実態調査等の実施準備をすること。 （4時間）
【事後学習】実態調査等の分析を行うこと。 （4時間）
【授業形態】対面授業
10 調査・授業研究：必要となる実態調査の分析を行うとともに、実験授業案を考察する。
【事前学習】実態調査等の分析準備、実験授業案の指導案の準備をすること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
11 授業研究：実験授業案を考察・提案し、その方法・内容を等・改善する。
【事前学習】実験授業の指導案の準備をすること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
12 授業研究：実験授業案を考察・提案し、その方法・内容等をより深く評価・改善する。
【事前学習】実験授業の指導案の準備をすること。 （4時間）
【事後学習】発表の内容を復習・整理し、今後の課題をまとめること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
13 授業研究：実験授業案を実施し、指導の実際について分析する。
【事前学習】実験授業の実施まための準備をすること。 （4時間）
【事後学習】実験授業の分析を行うこと。 （4時間）
【授業形態】対面授業
14 後半のふりかえり：（研究テーマの内容を基にして，ゼミで課題を探求する）(A-6,7,8)
【事前学習】第9～13回の発表内容を復習しておくこと。 （4時間）
【事後学習】ふりかえりで得られた課題を整理しておくこと。 （4時間）
【授業形態】対面授業
15 総括とまとめ
卒業論文の研究成果をまとめ、公表し，ひろく教育現場等への社会的役割を説明したりする（グループ学習）（A-2,6,7）。
【事前学習】研究テーマについて、これまで学修し先行研究、調査研究、授業研究に基づいて論文とまとめる。 （4時間）
【事後学習】話し合った内容を踏まえて、卒業研究の成果についての学修を進めること。 （4時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 卒業論文に関する先行研究等を調べる。
参考書 なし
成績評価の方法及び基準 レポート:卒業論文による(50%)、授業参画度(50%)
【授業参画度についての評価】　・・・　50％
・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して，卒業論文のテーマに基づき、先行研究、授業研究を行い、研究を推進することができたかどうかを評価する。
・授業内での発表、活動、討議等の内容を通して，協働的な視座からコミュニケーションとプレゼンテーションのスキルを身に付けることができたかを評価する。
（授業参画度は、セミナー内での発表の「準備状況，分かりやすさ，内容の正確さ」、セミナー内での質問の「頻度，的確さ」、卒業論文作成に向けての準備の内容などについても評価する）

【レポートについての評価】　・・・　50％
・文献研究、調査研究、授業研究などを通して、以下の４観点で評価する。
・数学教育における研究方法を理解しているか。
・数学教育学の基礎的内容を理解するとともに、他者にわかりやすく説明することができたか。
・教科書等の内容を理解し，授業設計するとともに、実施・検証し、評価することができたか。
・研究テーマの探究を通して、主体的に研究することの重要性を学ぶとともに、発表・評価・改善することができたか。

遠隔参加でも対面参加と同様に評価する。

能力(A-1)から(A-8)の習熟度については、別途配布のチェック項目により評価する。
オフィスアワー ・原則的にe-mailにてお願いします。来室の際には、事前に連絡をいただけると助かります。

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