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令和2年度以降入学者 | 地球科学調査研究法2 | ||||
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教員名 | 中尾有利子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 (野外実習や対面授業に参加できない場合は課題で対応する) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | N079226F8 2024地球科学調査研究法2(中尾有利子・後・水2) |
授業概要 | 地質・地圏科学の調査および研究手法を身につける. |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 4年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために必要な地質科学の知識,調査法,分析 法,結果のまとめ方,発表の仕方および与えられた課題を解決するための手法を習得する. 〈到達目標〉 1. 野外において露頭の記載方法や試料の採取方法を習得する(1-3) 2. データの解析方法、分析方法を習得する(4-11) 3. 結果の解釈・取りまとめ方を習得する(12-15) ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 〈学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)学習・教育到達目標とのかかわり〉 「(D)デザイン能力を身につける」(1‒15),「(E)コミ ュニケーション能力,プレゼンテーション能力を身につける」(1‒15),に寄与する. 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・新しい問題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して用いることが できる(A-5-3). ・様々な人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる (A-6-3). ・学修活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して,他者と協働 して作業をすることができる(A-7-3). ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる(A-8-3). 〈ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係〉 ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP5,6,7,8 およびカリキュラム ポリシーCP5,6,7,8に対応している. |
授業の形式 | 実習、ゼミ |
授業の方法 | 初回講義開始までにCanvasLMSのコース登録をすること. ・本授業の事前・事後学習は,各2時間の学習を目安とする. ・野外における調査の仕方、取得したデータや試料を用いた分析・解析の仕方を学んでいく. ・野外・室内の実習、講義とゼミ形式の発表などを組み合わせて行う. [共通項目] その他、関連して以下が行われる. ・データ解析・野外調査実習と以下の1.2.を付随する場合がある. 1 Geofestivalポスター展への参画とコアタイムでの発表・討論 2 報告会における発表・討論・そのための準備(野外調査・データ解析を含む)や,Geofestival(中間発表会)のための準備(討論・解析等) |
履修条件 | 地球システム科学科の地球システム科学調査研究法1・2履修要件を満たしていること. |
授業計画 | |
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1 |
調査地概要の文献収集・野外調査の方法
【事前学習】事前に配布するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】授業を行ったことを文章にまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
調査地概要の文献収集発表・調査地の図作成(地図データ)
【事前学習】事前に配布する堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積構造を文章にまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
野外実習1(9月16日に野外調査を実施)
【事前学習】事前に配布する地図に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】試料処理の方法を文章にまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
調査地の図作成(イラスト作成)
【事前学習】事前に配布するイラストに関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】解析方法を文章にまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
調査地概要のまとめ
【事前学習】事前に配布する調査地に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】データをまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
野外実習2(9月16日に野外調査を実施)
【事前学習】事前に配布する堆積構造に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】データをまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献検索と文献リストの作成
【事前学習】卒業テーマ研究にむけて,興味のある分野について文献を探しておく (2時間) 【事後学習】正しい記述方法で,文献リストを作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
データ分析1(顕微鏡観察)
【事前学習】事前に配布する顕微鏡に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】顕微鏡の使い方をまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
データ分析2(電子顕微鏡観察)
【事前学習】事前に配布する電子顕微鏡に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】電子顕微鏡の使い方をまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
データのまとめ1(堆積)
【事前学習】事前に配布するデータ処理に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】データをまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
データのまとめ2(生物相)
【事前学習】事前に配布する生物相に関するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】データをまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
レポートのための情報収集
【事前学習】関連する分野の文献検索を行っておく (2時間) 【事後学習】授業中の議論を参考に,野外実習のデータのまとめをする (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
報告書の執筆1(結果のまとめ方)
【事前学習】文献検索の結果をまとめておく (2時間) 【事後学習】発表のための目次の作成をおこなっておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
野外実習(10月に行う予定)
【事前学習】関連する文献をあつめ,自分で調査の準備をする (2時間) 【事後学習】実習のフィールドノートを整理し,試料を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
結果の発表と討議
【事前学習】発表内容を文章にしておく (2時間) 【事後学習】報告書としてまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | 狩野謙一・村田明広 『構造地質学』 朝倉書店 1998年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(60%)、発表・討議(40%) レポートは3回行う発表時に作成するレポートにより評価する. 発表・討議は毎回の発表や討議の内容により評価する. 成績評価の方法および基準 1. 野外において露頭の記載方法や試料の採取方法を習得する(20点) 2. データの解析方法,分析方法を習得する(53点) 3. 結果の解釈・取りまとめ方を習得する(27点) レポート(60%)、発表・討議(40%)で総合的に判断し60点以上を合格とする. ※1~3は到達目標の番号. |
オフィスアワー | 授業後の休み時間かメールで対応する |