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令和2年度以降入学者 | 地球科学調査研究法1 | ||||
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教員名 | 竹村貴人 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 5回分を野外実習として5月から7月に行う予定(参加できない場合は課題で対応する). |
Canvas LMSコースID・コース名称 | N068226E8 2024地球科学調査研究法1(竹村貴人・前・水2) |
授業概要 | 地質・地圏科学の調査および研究手法を学習する |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 4年次の卒業テーマ研究を効果的に行うために必要な地質科学の知識,調査法,分析法,結果のまとめ方, 発表の仕方および与えられた課題を解決するための手法を習得する. 〈到達目標〉 1. 地質構造の見方と考え方について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を 習得する(1-5) 2. 層理と堆積構造の記載的分類について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を 習得する(6-10). 3. 得られた結果の取りまとめ方,科学論文の読み方,書き方を習得する(11-15). ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 〈学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)学習・教育到達目標とのかかわり〉 「(D)デザイン能力」(1‒15),「(E)コミ ュニケーション能力」(1‒15),に寄与する. ※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 〈日本大学教育憲章との関係〉 ・新しい問題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して用いることが できる(A-5-3). ・様々な人々とコミュニケーションを取り,専門的知識について議論することができる (A-6-3). ・学修活動において,積極的にリーダーシップおよび指導力を発揮して,他者と協働 して作業をすることができる(A-7-3). ・学修状況を自己分析し,その成果を評価することができるA-8-3). 〈ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係〉 ・文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP5,6,7,8 およびカリキュラム ポリシーCP5,6,7,8に対応している. |
授業の形式 | 実習、ゼミ |
授業の方法 | 標準的な教科書を用いて基礎的な知識や考え方,調査の仕方を学んでいく. ゼミ形式の輪読と野外実習を行う. その他,関連して以下を付随する場合がある. 報告会における発表・討論・そのための準備(野外調査(集中授業),データ解析を含む) 対面参加が困難な学生については,あらかじめ申請し,オンライン形式で参加すること. |
授業計画 | |
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1 |
地質・地圏科学の調査および研究手法
【事前学習】シラバスをよく読み,日程を把握する (0.5時間) 【事後学習】配付したプリントを学修し,内容をまとめる (3.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
野外実習(地質・地圏科学の基礎) (第5回,9回,11回,14回とあわせて5月-7月中に行う) 【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】柱状図,地層の対比についてまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
地質・地圏科学の基礎(堆積物の粒度)
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積粒子と岩石の分類についてまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
地質・地圏科学の基礎(堆積構造)
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】実習地の地形情報についてまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
野外実習(堆積構造:表面形態) (第2回,9回,11回,14回とあわせて5月-7月中に行う) 【事前学習】事前に配布する野外調査に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外で観察したことを野帳にまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
堆積学の基礎1(堆積物の生成)
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】同生堆積構造についてまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
堆積学の基礎2(堆積プロセス)
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】堆積プロセスについてまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
堆積学の基礎3(堆積構造)
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】後生堆積構造についてまとめておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
野外実習(堆積構造:粒度) (第2回,5回,11回,14回とあわせて5月-7月中に行う) 【事前学習】事前に配布する野外調査に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地で採取したデータを整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
文献の収集とリスト作成
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地に関連する文献情報を収集する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
野外実習(堆積構造:地層の形成) (第2回,5回,8回,14回とあわせて6月中に行う) 【事前学習】事前に配布する野外調査に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】野外実習地で採取した試料を整理し,薄片観察の準備をする (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
文献の要約の作成
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (1時間) 【事後学習】収集した文献の抄録をまとめる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
野外実習の概要のまとめ
【事前学習】事前に配布する堆積学に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】報告書の目次を作成しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
野外実習(堆積構造:粒度) (第2回,5回,9回,11回とあわせて5月-7月中に行う) 【事前学習】事前に配布する野外調査に関連するプリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】室内分析用の試料を整理し,項目をまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
野外実習結果の報告のまとめ
【事前学習】報告書のドラフトを作成しておく (1時間) 【事後学習】授業を行ったことを文章にまとめる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | なし |
参考書 | ウィリアム J.フリッツ、ジョニー N.ムーア著 原田憲一訳 『層序学と堆積学の基礎』 愛智書店 1999年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、発表・討議(70%) レポートは発表時に作成するレポート,野外実習で提出したレポートにより評価する. 発表・討議は毎回の発表や討議の内容により評価する. 下に示した基準で総合的に判断し,上述の比率で60点以上を合格とする. 1. 地質構造の見方と考え方について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を 習得する(35点) 2. 層理と堆積構造の記載的分類について,基礎的な知識,調査法,分析法,発表の仕方を 習得する(35点). 3. 得られた結果の取りまとめ方,科学論文の読み方,書き方を習得する(30点) ※1~3は到達目標の番号 対面参加できない場合については、初回で説明する. |
オフィスアワー | 授業後の休み時間で対応 |