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令和2年度以降入学者 | 環境化学実験 | ||||
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教員名 | 仁木拓志 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業(実験・実習) 化学分析技術,現地調査技術を身に着ける科目のため,オンラインでの参加は認められない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | N059223C5 2024環境化学実験(仁木拓志・後・月4・月5) |
授業概要 | 地球環境,とくに水質を理解するための化学実験を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | 地球環境,とくに水質を理解するための基礎となる化学実験を行い,それらの原理や分析技術を習得し,説明・実施ができるようになる。実験結果の処理技術と,第三者に正しく伝えるレポートの書き方を習得する。 令和元年度以前入学者 学科プログラム(JABEE認定プログラム含む)の学習・教育到達目標: 「(G)地球科学の専門知識を修得する」(1-15)に寄与する。 令和2年度以降入学者 「(F)地球科学の専門技術を習得する」 ※括弧内の数字は授業計画内の実施回 日本大学教育憲章との関係 日常生活における現象に潜む科学的問題を発見し、専門的知識に基づいて解決案を作成出来る。(A-4-3) この科目は文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP4, 及びカリキュラムポリシーCP4に対応する。 |
授業の形式 | 実験、実習 |
授業の方法 | 授業形式:対面授業(実験,実習) 現地での採水・調査の実習と,実験室内での実験を含む。受講生が少人数のグループを構成し,班単位でテーマに沿った実習・実験を進行する。測定データを取りまとめてレポートを作成・提出する。 野外調査・採水については週末に振り替えて実施する可能性がある。 資料配布,レポート提出にはCanvas LMSを利用する。データ処理・まとめの回では各自のPCを使用する。 本科目は化学分析技術,現地調査技術を身に着ける科目のため,オンラインでの参加は認められない。 |
授業計画 | |
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1 |
授業のテーマとねらいや進め方 / 実験の準備 (A-4)
【事前学習】水質に関連する他講義の復習をしておくこと。 (1時間) 【事後学習】実験マニュアルを確認し,試薬類のリストと用途を対応付けてまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
現地調査及び採水の準備 / 現地調査機材の使用法(A-4)
【事前学習】採水地周辺の地質・水質等の既存研究について調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】採水法,野外調査機材の原理・構造・使用法・注意点をよく復習しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
現地調査及び採水(A-4)
【事前学習】採水地周辺の地質・水質等の既存研究について調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】野外調査データを共有可能な形にまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
アルカリ度の測定(A-4)
【事前学習】アルカリ度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
CODの測定 (A-4)
【事前学習】CODの測定原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。CODの利点と制限について復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
現地調査・アルカリ度・CODデータのまとめと考察 (A-4)
【事前学習】これまでのデータをまとめ見直しておくこと。 (1時間) 【事後学習】データから得られたことをレポート用にまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
原子吸光光度法による鉄の測定(A-4)
【事前学習】原子吸光光度法の測定原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】原子吸光光度計の構造,操作,注意点について復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
原子吸光光度法によるマンガンの測定(A-4)
【事前学習】原子吸光光度法の原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。環境中での鉄・マンガンの挙動について復習しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
吸光光度法によるケイ酸塩濃度の測定(A-4)
【事前学習】ケイ酸塩濃度の測定原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。吸光光度計の構造,操作,注意点について復習すること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
ケイ酸塩・鉄・マンガン測定データの処理(A-4)
【事前学習】水環境におけるケイ酸塩・鉄・マンガンの挙動について調べておくこと。 (1時間) 【事後学習】定量データをレポート用にまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
イオンクロマトグラフィーによる一般水質分析 (1) 機器の準備と測定(A-4)
【事前学習】イオンクロマトグラフィーの原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】IC装置の構造,操作,注意点について復習しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
イオンクロマトグラフィーによる一般水質分析 (2) クロマトグラフィーデータの処理(A-4)
【事前学習】ICの原理,IC装置の構造を理解しておくこと。これまでの測定データを整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
イオンクロマトグラフィーによる一般水質分析 (3) ICデータの解析(A-4)
【事前学習】ICの原理,IC装置の構造を理解しておくこと。これまでの測定データを整理しておくこと。 (1時間) 【事後学習】測定データをまとめておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
質量分析装置による同位体測定(A-4)
【事前学習】質量分析装置による同位体測定原理を理解しておくこと。 (1時間) 【事後学習】質量分析装置の構造,操作,注意点について復習しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
水質分析結果のまとめと総合考察(A-4)
【事前学習】これまでの測定データをまとめておくこと。 (1時間) 【事後学習】得られた考察をまとめ,レポートに反映させること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 必要なプリントを配布する。 |
参考書 | 日本分析化学会北海道支部 『水の分析』 化学同人 2005年 第5版 半谷高久・小倉紀雄 『水質調査法』 丸善 1995年 第3版 斎藤信房 『大学実習 分析化学(改訂版)』 裳華房 1988年 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、実験・実習(30%) 総合的に判断し,60点以上を合格とする。 達成度基準は以下の通り: 1. 基本的な化学実験の器具の取り扱いを習得している。 2. 水質分析の現地調査の方法を身につけている。 3. 容量分析の原理と実験操作を習得している。 4. 機器分析の原理と実験操作を習得している。 5. 基本的な実験レポートの書き方を習得している。 本科目は,化学分析技術,現地調査技術を身に着ける科目のため,オンラインでの参加は認められない。 |
オフィスアワー | 授業前後に実験室等で随時対応する。それ以外の時間帯はメール等で対応する。 |
備考 | 実験時は必ず白衣を着用し,安全に留意すること。実験ノートを必ず作成し、予習内容・実験過程・気づき・生データ等を詳細に記録すること。授業の最後に次回の予定を説明するので事前に予習してくること。 |