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令和2年度以降入学者 | 基礎化学 | ||||
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教員名 | 山中勝 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地球科学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 文理学部での対面型授業(8回)およびオンデマンド型遠隔授業(7回)を組み合わせて実施する (この授業で使⽤するシステムとその使い⽅については第1回授業で詳述) |
Canvas LMSコースID・コース名称 | N006220G5 2024基礎化学(山中勝・後・火2) |
授業概要 | 地球科学を理解する上で必要となる化学の基礎知識について理解を深める。 |
授業のねらい・到達目標 | 授業のねらい: 地球科学の研究対象である岩石,鉱物,天然水を理解するために必要な化学の知識と方法を使 用できるようになる。 到達目標: (1)化学の基礎用語を理解し,使うことができる(2,3,15)。 (2)元素記号,イオン式,化学式,反応式を理解し,書き表すことができる(2-15)。 (3)酸塩基反応について濃度計算ができる(6-11,15)。 (4)酸化還元反応の仕組みを理解し,これに関する計算ができる(6-8,12,13,15)。 (5)核化学を理解し,これに関する計算ができる(14,15)。 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育達成目標とのかかわり: 学科プログラム(JABEE認定プログラムを含む)の学習・教育到達目標「(G)地球科学の専門 知識を修得する」(1-15)に寄与する。 *括弧内の数字は授業計画内の講義番号 日本大学教育憲章との関係: 物事を論理的に説明することができる(A-3-1)。 ディプロマポリシー(DP)およびカリキュラムポリシー(CP)との関係: 文理学部(学士(理学))のディプロマポリシーDP 3 およびカリキュラムポリシーCP 3 に対応 している。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 当該の対面授業については文理学部において実施する。プリントについては当日配布する。 当該のオンデマンド型授業については開始時間にCanvas LMSを通じてPDFプリントと動画教材 が配信されるので,受講⽣はそれを学修する。授業で使⽤するPDFプリントについては履修者 各⾃がダウンロードすること。動画については視聴のみ可能であり,その公開期間は2週間と する。 授業では配布プリントを使って,板書により授業を⾏う。適宜,PCプロジェクターなどによ って図や写真をできるだけ多く⽰し,内容に関する具体的なイメージをもって理解できるよう 努める。 配布課題が出された次の授業のはじめに,その課題の模範解答を解説もしくは配信する。間違 った解答で課題提出を⾏った場合には,模範解答を参考として課題の再提出を⾏うことで,受 受講生自身が理解を深めることができるようにする。 また,下記の授業以外に野外実習を⾏う場合がある。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方と化学の役割につて(A-3-1)(Canvas LMSにアクセスして登録すること)
【事前学習】シラバスを確認しておく (2時間) 【事後学習】これまでに修得した化学に関する知識を復習しておく (3時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
物質を作る基本粒子(原子・電子・イオン)(A-3-1)
【事前学習】原子構造について予習しておく (2時間) 【事後学習】原子・電子・イオンについて確認する (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
物質を作る基本粒子(電子配置)(A-3-1)
【事前学習】前回の授業内容を復習しておく (2時間) 【事後学習】元素を選び具体的に構造を考える (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
元素の周期律・化学結合(A-3-1)
【事前学習】元素の周期律と化学結合について調べておく (2時間) 【事後学習】元素の周期律と化学結合について復習しておく・配布された課題を行う (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
物質の量(原子量,分子量,化学式量)(A-3-1)
【事前学習】原子量・分子量・化学式量について予習しておく (2時間) 【事後学習】分子量と化学式量の使い分けを確認する (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
溶液の濃度(1)質量パーセント濃度(A-3-1)
【事前学習】溶液の定義について調べておく (2時間) 【事後学習】質量パーセント濃度の計算を行う (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
溶液の濃度(2)モル濃度・規定濃度(A-3-1)
【事前学習】規定濃度について調べておく (2時間) 【事後学習】モル濃度・規定濃度の計算および濃度変換の計算を行う・配布された課題を行う (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
化学反応・化学量論(A-3-1)
【事前学習】化学反応式の係数について予習しておく (2時間) 【事後学習】化学式を書くとともに化学量論に基づいた計算を行う (3時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
酸塩基反応の定義(A-3-1)
【事前学習】酸性と塩基性について調べておく (2時間) 【事後学習】酸塩基の定義の種類を確認する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
酸塩基反応(A-3-1)
【事前学習】中和滴定について調べておく (2時間) 【事後学習】酸塩基反応の計算を行う・配布された課題を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
水溶液平衡(A-3-1)
【事前学習】平衡定数について調べておく (2時間) 【事後学習】水溶液平衡の計算を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
酸化還元反応の定義(A-3-1)
【事前学習】鉄がさびるなどの酸化反応について調べておく (2時間) 【事後学習】酸化還元反応の定義の種類を確認する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
酸化還元反応(A-3-1)
【事前学習】酸化剤・還元剤の反応式を書けるようにしておく (2時間) 【事後学習】酸化還元反応の計算を行う・配布された課題を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
核化学(A-3-1)
【事前学習】壊変について調べておく (2時間) 【事後学習】壊変についての計算を行う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめと達成度の確認(A-3-1)
【事前学習】これまで学習した内容のまとめを⾏う (2時間) 【事後学習】解説で学習したことの復習を⾏う (3時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない。適宜プリントを配布する。 |
参考書 | 荻野和子 監訳 『ブラウン一般化学Ⅰ』 丸善出版 2015年 第13版 荻野和子 監訳 『ブラウン一般化学Ⅱ』 丸善出版 2015年 第13版 井出本 康 ほか 『基礎化学』 丸善出版 2015年 |
成績評価の方法及び基準 | 試験(80%)、授業内に課す課題(20%) 総合的に判断し60点以上を合格とする。 <達成度評価基準>※括弧内の数字は授業計画内の講義番号 (1)化学の基礎用語を理解し,使うことができる(2,3,15)。 (2)元素記号,イオン式,化学式,反応式を理解し,書き表すことができる(2-15)。 (3)溶液の濃度についての計算・単位変換ができる(5-7)。 (3)酸塩基反応について濃度・反応の計算ができる(5-11,15)。 (4)酸化還元反応の仕組みを理解し,これに関する濃度・反応の計算ができる(5-8,12,13,15)。 (5)核化学を理解し,これに関する計算ができる(14,15)。 なお,コロナ罹患により対面試験に参加できなかった場合には,別途追試験を実施するので,そ の旨を速やかに申し出ること。 |
オフィスアワー | 原則として,当該授業⽇の授業後2時間,質問等をCanvas LMSで受け付ける。 |
備考 | 事前学習として授業時に配布する課題については,対面型授業の場合は次回授業時に,オンデマン ド型授業の場合には次回授業前までにCanvas LMSを通じて提出すること。 |