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令和2年度以降入学者 | 地理学課題研究1 | ||||
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教員名 | 関根智子 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 地理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 状況に応じて同時双方向型の遠隔授業(Zoom)や課題学習になる場合がある。 Canvas LMSを通じて学習資料や課題等を配信する。 対面授業に参加できない場合の遠隔対応は行わない。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | M021210P7 2024地理学課題研究1(関根智子・前・水5) |
授業概要 | 4年次における卒業研究への始まりとして、今まで学んだ内容を復習しつつ、地域研究の方法と地理情報技術の習得を深めていく。 |
授業のねらい・到達目標 | 地域研究に必要な方法と技術(文献・データの収集、調査・分析方法、地理情報技術の利用など)を学び、各自が設定した課題にもとづいて研究を進める能力を養うことを目的とする。 この科目は、文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP1、2及びカリキュラムポリシーCP1、2に対応している。 ・入手した客観的な情報を基に、論理的・批判的な思考をすることができる。(A-3-3) ・資料や事象を注意深く観察・検討して、問題を発見し、解決策を考案することができる。(A-4-3) ・地理学分野の課題の中から、自らが取り組むべき課題を見出し、その方法について考えることができる。(A-5-3) ・学内外の様々な人々と接する中で、他者を理解・尊重し、自分の考えを伝えることができる。(A-6-3) ・集団活動の中で連携しつつ、それぞれの役割について考え、効果的な協働の方法を実践することができる。(A-7-3) ・学修・研究状況を振り返り、自己分析することで、今後の課題について考察することができる。(A-8-3) なお、令和元年度以前の入学者では、この科目は文理学部(学士(地理学))のディプロマポリシーDP3、DP4、DP5、DP7及びカリキュラムポリシーCP3、CP4、CP7に対応してる。 |
授業の形式 | 講義、演習、実習、研究、ゼミ |
授業の方法 | GIS(GISソフトウェアとしてArcGIS Pro:ESRIジャパン株式会社を使用する。また、研究課題によってはGPSやRSなども使う)の使用方法と分析方法、プレゼンテーションの方法、論文や報告書(レポート)の書き方などを講義する。また、学生が研究課題についての分析や実習を進めるとともに、進行状況や研究成果についての発表を行い、それにもとづく質疑応答や討論を通じて、研究の問題点を明らかにし、今後の研究の進め方などを検討するゼミナール形式で行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安としている。 提出されたレポートは、添削して返却し、学生が確認後に回収する。 |
履修条件 | 履修要覧、および地理学科で指示した履修条件を満たしていること。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業のテーマや到達目標、及び授業の方法を説明する。 ArcGIS Proの認証方法について説明する。 【事前学習】シラバスを事前に確認し、授業全体の流れを理解すること。 (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え、ArcGIS Proを使用できるようにしておくこと。第2回と第3回の授業で使用する地理空間データをダウンロードしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ArcGISによる空間分析の実習(1):ディゾルブ、バッファの生成、クリップ(A-3-3)
【事前学習】「地理情報システム(含実習)」で配布したプリントのディゾルブ、バッファの生成、クリップの方法について読んで復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】これらの空間処理についての課題を完成させること。 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ArcGISによる空間分析の実習(2):ネットワーク分析(A-3-3)
【事前学習】第2回の授業で配布する道路ネットワークデータの構成について読んでおくこと。「GIS分析法(含実習)」で配布したプリントの道路ネットワーク分析の方法について読んでおくこと。 (2時間) 【事後学習】道路ネットワーク分析についての課題を完成させること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
研究課題と地域の設定(1):研究課題の設定(A-5-3)
【事前学習】研究課題を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導教員からの意見を参考にして、研究課題の概要をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
研究課題と地域の設定(2):研究地域の検討(A-2-3)
【事前学習】研究地域を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業での指導教員からの意見を参考にして、研究地域の概要をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
文献、資料、データ、地図などの検索・収集の方法についての説明(A-3-3、A-4-3)
【事前学習】研究課題や地域に関連する文献リストを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】研究課題や地域に関連する文献、資料、データ、地図などを収集(ダウンロード)して、まとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
文献発表:研究課題に関連する文献の内容を発表し、その発表内容について質疑応答する。(A-4-3)
【事前学習】第6回の授業で指示された文献を読み、文献発表の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】授業内での質疑応答の内容をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
資料、データ、地図などについての発表:研究課題、研究地域の資料、データ、地図について、その所在や内容を発表する。(A-6-3)
【事前学習】教科書を参考にして、研究課題で使用する資料、データ、デジタル地図についてまとめ、発表の準備をしておくこと。 (3時間) 【事後学習】授業で指摘されたことをまとめ、追加する資料やデータ、地図を準備しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
研究地域の空間データの作成(1):地図データの作成(A-3-3)
【事前学習】研究課題で必要なデジタル地図データをダウンロードしておくこと。 (2時間) 【事後学習】研究地域の地理空間データ(地図データ)を作成し、完成させておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
研究地域の空間データの作成(2):属性データの作成(A-3-3)
【事前学習】研究課題で必要な属性データをダウンロードするとともに、エクセルで属性データを作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】研究地域の地理空間データ(属性データ)を作成し、完成させておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
研究地域の空間データの作成(3):地図データと属性データとの結合(A-3-3)
【事前学習】「地理情報システム(含実習)」で配布したプリントの地図データと属性データの結合の方法について読んで復習しておくこと。 (1時間) 【事後学習】研究地域の地図データと属性データとを結合した地理空間データを完成させておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
夏季休業中の研究計画の準備(A-7-3)
【事前学習】夏季休業中の研究計画を考えておくこと。 (2時間) 【事後学習】研究計画について発表できるようにしておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
夏季休業中の研究計画の発表(A-6-3、A-8-3)
【事前学習】夏季休業中の研究計画の発表の準備をしておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業で指摘されたことをまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
夏季休業中の研究計画の検討(A-4-3、A-5-3)
【事前学習】第13回の授業で指摘されたことを考慮した研究計画を作成しておくこと。 (2時間) 【事後学習】授業内で検討して決定した研究計画をまとめておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
研究課題の理解度・進展度・到達度の確認(A-8-3)
【事前学習】第2回から第14回の分析方法や発表内容、地理空間データ、研究計画を見直し、それらをレポートとして提出できるようにまとめておくこと。 (3時間) 【事後学習】まとめた内容をもとにして、「地理学課題研究2」における課題を検討しておくこと。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 高阪宏行・関根智子 『GISを利用した社会・経済の空間分析』 古今書院 2007年 第2版 高阪宏行 『ジオビジネス』 古今書院 2014年 第1版 授業時間内に、各自の研究課題に関連する参考書や文献を適宜指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート(30%)、授業参画度(40%)、地理情報技術の習得状況(30%) レポート、授業参画度、地理情報技術の習得状況などで総合的に評価する。 レポートは、第15回の事前学習に記載しているレポートと課題の回答内容などで評価する。 授業参画度は、課題の回答・提出状況を評価する。また、授業計画の第7回、第8回、第13回などの発表や授業内でのディスカッションなどで評価する。 |
オフィスアワー | 質問等は授業終了後、またはメールを通じて受け付ける。 詳細は、第1回の授業で説明する。 |
備考 | 研究地域での調査、およびその計画については、状況などを考慮しながら、適宜、対応する。 |