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令和2年度以降入学者 | 行動心理学実験・実習 | ||||
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教員名 | 鈴木雄大 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 心理学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 指定感染症(COVID-19、インフルエンザ等を含む)に罹患もしくは罹患を否定できない状況にあり、学内への入構が許可されない者以外の遠隔授業参加は原則認めない。 本授業はグループワークにより進行する。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | L094101846 2024行動心理学実験・実習(鈴木雄大・前・土3・土4) |
授業概要 | 卒業後の社会生活や職業生活上、様々な条件によりどのようにパフォーマンスに違いがあるかを比較する必要がある場面は多々ある。 本授業では、行動心理学に基づき、実験研究における一連の流れを学修する。具体的には、実験による効果検証の考え方、一般的な実験手続き、実験により取得したデータの分析から考察、そして報告(レポートおよび発表)までを行なう。 |
授業のねらい・到達目標 | (1) 授業のねらい 様々に条件設定を行い,データを取得し比較することで,心理学的な実験を含む研究デザインの方法を身に着ける。 実験室実験ではない日常生活におけるデータ比較や介入効果の比較を行う方法を身に着ける。 (2) 到達目標 実験研究に向けた計画を立て、データを収集することができる。 検討したい課題に最適な実験手続きを考案できる。 実験計画および準実験計画のメリット・デメリット、限界点について理解し、実験の結果を適切に解釈することができる。 <ディプロマポリシーとの関係性> この科目は次の文理学部(学士(心理学)のDP及びCP A-5-3,A-6-3 に対応しています。 心理学に解決が託された課題に取り組むために,必要な情報を収集し,それを分析して,その課題を明確にすることができる(A-5-3) 他者の意見を聴き取って,自分と異なる価値観を理解・尊重した上で,自分の考えを伝えることができる(A-6-3) |
授業の形式 | 実験、実習 |
授業の方法 | ①授業は基本的に複数名のグループを組み、実験実習、討論、そして結果発表を行う。 ②学生は原則として教室にて対面授業を受ける。 ③指定感染症の問題にて対面授業に参加できない場合には、事前連絡の上オンライン授業を含め別途代替課題、提出期限の指示を受け、指定期日までに提出する。 ④授業時間外にデータを蓄積したり、レポートを作成する時間をとる必要がある。 ⑤学生は授業内発表や質問について都度、教員からのフィードバックを受ける。また、レポート課題についてはCanvasLMS等を通じて別途教員からのコメントを受け、次回以降のレポートに反映させる。 |
履修条件 | 授業時間のほかに、毎授業につき計4時間の事前・事後学習を行うことが前提となっています。また、実験データを取得する際などは、それ以上の積極的な授業時間外活動が必要になる可能性もあります。そうした授業時間外の学修に意欲をもって取り組めるかどうかを検討したうえで履修してください。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーションおよび実験法についての講義(A-5-3) 実験法の意義や目的、また本授業で扱う実験法について概説する。また、グループワークに向けたグループ決めを行う。 【事前学習】実験法について予習し、自身の興味のある実験研究を探しておく。 (2時間) 【事後学習】授業資料および授業内で行われた説明について復習する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
実験条件の効果を検討する方法(1)(A-5-3) 指定した実験法に従ってデータ収集を行い、結果の整理を行う。 【事前学習】必要物品等を調べ、実施する実験について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】結果の整理ないし考察を深めておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
実験条件の効果を検討する方法(2)(A-5-3) 第2回授業で取得したデータを分析し、考察ならびにレポートの作成を行う。 【事前学習】実施した実験に関連する文献や、実験結果の考察に役立つ文献を調べる。 (2時間) 【事後学習】レポートを完成させる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
実験条件の効果を検討する方法(3)(A-5-3,A-6-3) 作成したレポートをもとにグループディスカッションを行い、結果ならびに考察について報告する。 【事前学習】グループディスカッションに向けた資料の準備を行う。 (2時間) 【事後学習】ディスカッションの結果をまとめる。また、レポートにディスカッションの結果を追記して提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
統制変数を考慮した実験(1)(A-5-3,A-6-3) 統制変数を考慮した実験について学修し、テーマを選択して実験計画を作成する。 【事前学習】因果推論と交絡について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】研究計画の完成に必要な情報や文献を収集し、まとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
統制変数を考慮した実験(2)(A-5-3) 実験計画を完成させ、質問票を作成する。また、データ収集の方法について議論する。 【事前学習】質問票の作成手順ならびにGoogleフォームの操作について学習しておく。 (2時間) 【事後学習】実験データを収集する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
統制変数を考慮した実験(3)(A-5-3) 実験データの収集について中間報告を行う。また、データ収集後の分析計画について議論する。 【事前学習】収集したデータをExcel等の表計算ソフトにまとめておく。適切な分析方法について調べ、方針を考えておく。 (2時間) 【事後学習】引き続き実験データの収集を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
統制変数を考慮した実験(4)(A-5-3) 実験データを分析し、結果をまとめる。また、結果の解釈および考察について議論する。 【事前学習】分析方法について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】議論したことをもとにレポートを作成し、提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
統制変数を考慮した実験(5)(A-5-3) 結果・考察について議論し、パワーポイント資料を作成する。 【事前学習】実験方法、結果、および考察の要点を整理し、発表資料作成に備える。 (2時間) 【事後学習】発表を見越したパワーポイント資料を作成し、グループ課題として提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
事前事後テストデザインによる実験(1)(A-5-3,A-6-3) 事前事後テストデザインについて学修し、テーマを選択して実験計画を作成する。 【事前学習】事前事後テストデザインの実験について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】研究計画の完成に必要な情報や文献を収集し、まとめておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
事前事後テストデザインによる実験(2)(A-5-3) 実験計画を完成させ、質問票を作成する。また、データ収集の方法について議論する。 【事前学習】質問票の作成手順ならびにGoogleフォームの操作について学習しておく。 (2時間) 【事後学習】実験データを収集する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
事前事後テストデザインによる実験(3)(A-5-3) 実験データの収集について中間報告を行う。また、データ収集後の分析計画について議論する。 【事前学習】収集したデータをExcel等の表計算ソフトにまとめておく。適切な分析方法について調べ、方針を考えておく。 (2時間) 【事後学習】引き続き実験データの収集を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
事前事後テストデザインによる実験(4)(A-5-3) 実験データを分析し、結果をまとめる。また、結果の解釈および考察について議論する。 【事前学習】分析方法について予習しておく。 (2時間) 【事後学習】議論したことをもとに個別のレポートを作成し、提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
事前事後テストデザインによる実験(5)(A-5-3) 結果・考察について議論し、パワーポイント資料を作成する。 【事前学習】実験方法、結果、および考察の要点を整理し、発表資料作成に備える。 (2時間) 【事後学習】発表を見越したパワーポイント資料を作成し、発表の練習を行う。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
事前事後テストデザインによる実験(6)およびまとめ(A-5-3,A-6-3) 取り組んだ実験とその結果について、グループごとに発表する。発表について総評し、本授業で扱った内容を振り返る。 【事前学習】発表に向けて準備を進める。 (2時間) 【事後学習】発表資料を適宜修正し、グループ課題として提出する。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 教科書は指定しない。適宜資料を配布する。 |
参考書 | 適宜紹介する。 なお、実験データの分析にむけて、心理統計処理実習などで使用した参考書を用意しておくと良い。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:文章の完成度(わかりやすさ、パラグラフライティング、理論構成)を評価する。(60%)、授業参画度:グループにて作業を進めることが多いため,発言や提案,質問の積極性やコミュニケーション能力(A-6-3)等を評価する。また、振り返りシートへの入力内容,提出状況を評価する。(40%) 指定感染症(COVID-19、インフルエンザを含む)の問題にて対面授業に参加できなかった学生については,指示のあった代替課題の提出によって評価する。 グループ発表の内容にて、グループに所属する学生個人の評価は行わない。しかし,グループ内他者への協力姿勢や,他グループ発表への質疑等の積極性については評価対象となりえる。 課題提出等の〆切については原則一切の遅延を認めない。例え、未完成であったとしても提出し、部分点を獲得すること。 |
オフィスアワー | CanvasLMSおよびメールにて受け付ける。詳細は第1回授業にて説明する。 |