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生徒指導・進路指導論

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令和2年度以降入学者 生徒指導・進路指導論
教員名 立石慎治
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
科目群 教育学科
学期 後期集中 履修区分 選択
授業形態 対面授業
Canvas LMSコースID・コース名称 J056081L8 2024生徒指導・進路指導論(立石慎治・後・集中)
授業概要 現代日本の社会背景や学校が置かれている環境・状況と関連付けながら,生徒指導及び進路指導並びにキャリア教育の意義を理解する.
また,今日の学校教育におけるガイダンスやカウンセリングの意義を理解したうえで,学校内外の連携のもとで組織的に取り組むために必要な基礎的知識を身につける.
特に進路指導・キャリア教育については,授業担当者が国立の研究機関である国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターに在籍していた際に得た実務経験を踏まえて授業を行う.
授業のねらい・到達目標 1.教育課程における生徒指導,進路指導・キャリア教育の位置付けを理解する.
 ・集団指導及び個別指導の方法を理解する.
 ・計画(全体計画・年間指導計画等)に基づいた組織的な取組の重要性を理解する.
 ・専門家や関係機関との連携の在り方を理解する(A-6-3,A-7-3)
2.生徒指導に関する主な法令の内容、いじめ・不登校等の生徒指導上の課題の定義及び対応の視点を理解する.(A-6-3,A-7-3)
3.キャリア教育の視点を持ったカリキュラム・マネジメントの意義を理解している。(A-6-3,A-7-3)
この科目は文理学部(学士(教育学))のディプロマポリシーDP6,DP7及びカリキュラムポリシーCP6,CP7に対応している。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 ・「対面授業」の回は,課題の提出を課します.課題の内容は授業時に示しますので御注意ください.
・課題未提出が授業5回分に達した場合,「授業内テスト」や「最終課題」の成績に関わらず単位を付与しません.
・第13回は「授業内テスト」を実施します.
・公欠で休む場合に限って,課題が提出できないこと及び「授業内テスト」を受けられないことに対して調整がありえますので,必ず事前に御相談ください(開講後に御相談いただいた場合,対応を確約できませんので,予め御了承ください).
・第14回・第15回は「最終課題」とします.授業で学んだことを基盤に,授業後にも自分を学習を継続することに取り組みます.したがって授業を通じて能動的に学ぶ姿勢を培うことを期待していますので,このことを意識して受講してください.

*授業にかかる詳細は初回授業時に御説明します.
履修条件 この授業は文理学部教育学科の方向けの授業として開講されます.
他学部他学科の方が聴講することは妨げませんが,単位は認定されませんので,御注意ください.
授業計画
1 オリエンテーション(授業のテーマや到達目標及び授業の方法についての解説)と現代日本における「学校」を取り巻く環境 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】自らの「学校」経験を振り返った結果を手がかりに,現代の日本社会における「学校」が直面している課題について考え,他者に説明できるように準備する. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
2 生徒指導の意義 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】参考書(1章)や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
3 教育課程と児童生徒理解 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】参考書(2.3章)や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
4 学校内外における生徒指導体制 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】参考書(4.5章)や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
5 いじめ、不登校、校則・体罰 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】参考書(6.7.8章)や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
6 生徒指導提要の改訂(A-6-3,A-7-3)
【事前学習】生徒指導提要の改訂版を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
7 職業指導から進路指導の変遷 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
8 進路指導からキャリア教育の変遷 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
9 進路指導の意義 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
10 進路指導の方法・体制 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
11 キャリア教育の意義 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
12 キャリア教育の現状と今後 (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】教科書の該当章や関連する資料を読み,考察すること. (2時間)
【事後学習】事前学習で考えたこと及び講義内で学んだことを言語化し,課題に即してまとめる.各人の必要に応じて関連資料等を読み,更に考察を行うこと. (2時間)
【授業形態】対面授業
13 授業内テストと解説、(A-6-3,A-7-3)
最終課題の作成準備,質疑応答
【事前学習】これまでの授業内容について総復習し,理解が不明瞭な点などを特定する. (2時間)
【事後学習】授業内テストで確認した授業の理解度合を参考にしつつ疑問点などを確認し,最終課題の準備を行う. (2時間)
【授業形態】対面授業
14 まとめ(教科書以外の学習の復習を行い、理解を深める)(最終課題1) (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】これまでの授業内容(教科書以外)で理解が不十分な点を整理する. (2時間)
【事後学習】授業内容の理解が不十分な点などをについて探求する. (2時間)
【授業形態】課題研究
15 まとめ(これまでのすべての学習の復習を行い、理解を深める)(最終課題2) (A-6-3,A-7-3)
【事前学習】授業内容の理解が不十分な点などをについて探求する. (2時間)
【事後学習】自分がこれまで学習したことをレポートにまとめ,提出する。 (2時間)
【授業形態】課題研究
その他
教科書 望月由起 『学生・教員・研究者のための進路指導・キャリア教育論』 学事出版 2021年
教科書は「進路指導・キャリア教育領域」で使用します.
「生徒指導領域」については,別途資料を作成,配布します.
参考書 林 尚示・伊藤 秀樹 編著 『生徒指導・進路指導-理論と方法-』 学文社 2018年 第2版
『生徒指導提要(改訂版)』 2022年
小泉令三 編著 『よくわかる生徒指導・キャリア教育』 ミネルヴァ書房 2010年
成績評価の方法及び基準 レポート:最終課題(30%)、授業内テスト:第13回に実施予定(55%)、授業参画度:授業内でのペア・グループでの議論や,そうした議論を受けて個人での考察した内容(15%)
・欠席が5回以上ある場合(提出された課題が授業5回分にわたる場合)には,「授業内テスト」や「最終課題」の成績に関わらず単位が付与されない.公欠の場合は事前に御相談ください.
・「レポート(最終課題)」は,第14回及び第15回の課題を通して評価します.
*成績評価にかかる詳細は,初回授業時に解説し,受講者の必要に応じて調整します.
オフィスアワー 集中講義での開講となるため,LMS又はメール等を通して対応します.
備考 シラバスに記載した内容は,受講生の学習環境や理解の状況などを考慮して変更する可能性があります.

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