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令和2年度以降入学者 | 社会事業史 | ||||
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教員名 | 冨永健太郎 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 原則として対面で授業を行う。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H084111769 2024社会事業史(冨永健太郎・後・土2) |
授業概要 | 本講義では近現代の日本を中心に関連する海外情報を参照しながら、社会福祉の系譜と展開の過程を史資料を用いて明らかにし、時代ごとに生活者の抱える問題がどのように浮かび上がり、どのように処遇されたのかについて考察する。また社会福祉の歴史研究の意義と方法についても適宜解説する。その意味で本講義は「社会福祉の歴史研究方法論」の役割をも担う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・日本における社会福祉の展開過程と講義で取り上げた諸外国の社会福祉との関連について説明することができる。 ・社会福祉の歴史を振り返ることで、現在の社会福祉のあり方を俯瞰して客観的に理解することができる。 ・社会福祉に関連する「事実」の歴史的考察の方法(史資料を用いた検討方法)により、批判的(クリティカル)に対象を考察することができる。 この科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2に対応しています。また、新カリキュラム(令和2年度以降入学対象者)の場合もこの科目は文理学部(学士(社会福祉学))のディプロマポリシーDP1、DP2およびカリキュラムポリシーCP1、CP2に対応しています。 ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて、社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1,A-3,A-4) ・日本及び国際社会が直面している社会福祉の問題を説明することができる。(A-2,A-3,A-4) |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とします。 提出物の提出方法、フィードバックの方法等については、授業開始時に提示する。 *対面授業に出席できない場合、詳細は授業でお伝えしますが主な要件は下記の通りです。 ・対面授業に出席できない場合は、授業前に担当教員にメールで連絡し、許可を得てください。 ・日本に入国できない留学生、コロナ感染症などによって大学に来ることができない学生は、blackboardを通じて配信するオンデマンド動 画を視聴しリアクションペーパーを提出してください。 ・許可を受けずにオンデマンド動画を視聴した場合は【欠席】とみなします。 |
授業計画 | |
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1 |
イントロダクション:(1)本講義の全体像、(2)本授業の目的、(3)到達目標、(4)採点基準等の評価、(5)受講の注意点、(6)日本における社会福祉の歴史研究について
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと (2時間) 【事後学習】第2回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本における社会事業・社会福祉の歴史研究(方法と視点)
【事前学習】第1回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第3回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
幕末、明治維新期の公的救済・慈善
【事前学習】第2回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第4回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
近代国家の形成と公的救済・慈善
【事前学習】第3回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第5回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
日清・日露戦間期の公的救済・慈善事業の成立
【事前学習】第4回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第6回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
帝国「国家」の形成と感化救済事業
【事前学習】第5回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第7回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
大正期のデモクラシーと社会事業の成立
【事前学習】第6回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第8回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
昭和初頭の資本主義的危機、戦時体制への移行と社会事業
【事前学習】第7回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第9回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
日中戦争・太平洋戦争と戦時厚生事業(1)戦時厚生事業、救貧制度と社会事業
【事前学習】第8回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第10回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
日中戦争・太平洋戦争と戦時厚生事業(2)戦時下の軍事援護
【事前学習】第9回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第11回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
戦後の社会事業(1)戦後生活困窮者対策
【事前学習】第10回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第12回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
戦後の社会事業(2)児童と障害者対策
【事前学習】第11回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第13回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
戦後の社会事業(3)その他の動向と社会事業の組織化
【事前学習】第12回の授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】第14回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
高度経済成長期から現代の社会福祉の課題
【事前学習】第13回の授業内容を復習すること。 (2時間) 【事後学習】第15回の授業内容について把握しておくこと。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめ-社会事業・社会福祉の歴史の総括
【事前学習】第1回~第14回目までの授業内容を確認すること。 (2時間) 【事後学習】これまでの授業内容を振り返ること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 吉田久一 『新・日本社会事業の歴史』 勁草書房 2004年 吉田久一 『増補改訂版 現代社会事業史研究 (吉田久一著作集3)』 川島書店 1990年 吉田久一、一番ヶ瀬康子 『昭和社会事業史への証言』 ドメス出版 1982年 その他の参考文献や資料等については、講義内で適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポート課題について授業内で指示する。(70%)、授業参画度:リアクションペーパ-の提出状況とその内容で評価する。(30%) ディプロマポリシーDP1及びカリキュラムポリシーCP2の達成度は、毎回のリアクションペーパーの提出状況、レポートを通してその達成度を確認する。DP1、DP2、CP1、CP2の達成度も、毎回のリアクションペーパーの提出状況、レポート課題を通してその達成度を確認する。 *対面授業に出席できない場合、詳細は授業でお伝えしますが主な要件は下記の通りです。 ・対面授業に出席できない場合は、授業前に担当教員にメールで連絡し許可を得てください。 ・日本に入国できない留学生、コロナ感染症などによって大学に来ることができない学生は、blackboardを通じて配信するオンデマンド動画を視聴しリアクションペーパーを提出してください。それを授業参画度の評価の一部とします。 ・許可を受けずにオンデマンド動画を視聴した場合は【欠席】とみなします。 |
オフィスアワー | 初回時に提示するメール([email protected])を通して質問を受け付ける。 |