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令和2年度以降入学者 | スクールソーシャルワーク演習 | ||||
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教員名 | 髙石啓人 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 学部の定める規則により、オンラインでの参加を認める。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H060111742 2024スクールソーシャルワーク演習(髙石啓人・後・金5) |
授業概要 | 学校で生活する子どもたちに焦点をあて、ソーシャルワークに必要な視点と具体的な展開方法について学ぶ。特に小・中・高校期の子どもたちを対象とし、その子どもたちが抱える教育上・生活上の福祉課題について理解する。スクールソーシャルワーカーとして必要な学校内システム・教育委員会・市町村・地域組織について学ぶ。また具体的な展開方法として、アセスメント・チームアプローチ・ネットワーキング等のあり方について学ぶ。さらに、事例研究を通して、社会福祉の専門家が学校内に存在する意義と効果について考察する。 授業担当者のスクールソーシャルワーカーの経験を活用して指導を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・子どもたちの教育上・生活上の福祉課題を把握することができる。 ・学童期の子どもたちを対象として、学校における不登校やいじめなどの個別事例を理解できる。 ・日本の教育行政や学校の動き、地域や関連機関に関して、教育と福祉の関係を説明できる。 ・学校における教職員との情報の共有や連絡体制など「チーム学校」という学校内の新たな取り組みを具体的に説明できる。 ・子ども(学校)が抱える課題に対する理解を深めることができる。 ・スクールソーシャルワークの意義について説明することができる。 ・スクールソーシャルワーカーの役割、視点、実践を知ることができる。 ・アセスメントの重要性を理解することができる。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のディプロマポリシーDP1、3、4、5、6、8、及びカリキュラムポリシーCP1、3、4、5、6、8に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・学修から得られた幅広く豊かな知識と教養、及び自己の倫理観に基づいて社会福祉学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・社会や身近な環境に存在する福祉課題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 事例に基づいたロールプレイや面談など実際の場面を想定し、グループワークを用いながら、スクールソーシャルワークの展開について学び、理解する。 本授業の事前・事後学習はそれぞれ1時間の学習を目安とする。 提出物の提出方法、フィードバック方法等については、授業開始時に提示する。 |
履修条件 | スクールソーシャルワーク論を履修済みのこと。 なお本演習はスクールソーシャルワーク実習に行くことを前提として行う。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:授業の概要と目的、授業の進め方について(A-1-1)
【事前学習】シラバスを事前に確認し授業全体の流れを理解すること (1時間) 【事後学習】第2回以降の授業に備え次回の資料を読んでおくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
子どもへの直接支援-児童虐待事例(1)(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを確認すること (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
子どもへの直接支援-児童虐待事例(2)(A-1-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
不登校支援:小学生の支援事例(1)(A-4-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
不登校支援:中学生の支援事例(2)(A-4-2)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
非行に関する支援:小学生の支援事例(1)(A-4-2)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
非行に関する支援:中学生の支援事例(2)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
発達障害のある子どもへの支援:パニック障害をおこす子どもへの支援事例(1)(A-4-3)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
発達障害のある子どもへの支援:注意欠陥/多動性障害の子どもへの支援事例(2)(A-6-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
場面緘黙の子どもへの支援:場面緘黙の小学生の支援事例(A-6-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
自傷行為を行う子どもへの支援:自傷行為を繰り返す中学生への支援事例(A-6-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
家庭への支援:ごみ屋敷など不衛生かつ貧困家庭で育つ中学生への支援事例(A-6-2)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
学校への支援:学校生活上で課題のある子どもたちへの支援事例(A-6-3)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
高校生への支援:虐待・非行・不登校などの高校生への支援事例(A-6-1)(A-8-1)
【事前学習】教科書の該当事例を読んでおくこと (1時間) 【事後学習】事例検討を振り返り学んだことを記録しておくこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括-これまでの事例を通したスクールソーシャルワークの理解(A-6-2)(A-8-3)
【事前学習】事例検討を振り返り考察をまとめる準備を行うこと (1時間) 【事後学習】事例から学んだスクールソーシャルワークの実際について記すこと (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 鈴木庸裕・野尻紀恵 『学校でソーシャルワークをするということ』 学事出版 2018年 山野則子・野田正人・半羽利美佳 『よくわかるスクールソーシャルワーク (やわらかアカデミズム・<わかる>シリーズ)』 ミネルヴァ書房 2016年 第2版 長谷川裕 『格差社会における家族の生活・子育て・教育と新たな困難』 旬報社 2014年 授業時に適宜紹介していく。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:事例に関するレジュメ・振り返りのレポートで評価する。(60%)、授業参画度:事例についての発表やディスカッションなどで評価する。(40%) |
オフィスアワー | 質問などは初回時に提示するメールで適宜受けつける。 |