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令和3年度以降入学者 | ソーシャルワーク演習(専門)1 | ||||
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令和2年度以前入学者 | ソーシャルワーク演習2 | ||||
教員名 | 太田由加里 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会福祉学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業を基本とするが、感染症罹患などにより対面授業に出席できない場合は、Zoomにて同時双方向型の参加も認める。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | H03211B08 2024ソーシャルワーク演習(専門)1/ソーシャルワーク演習2(太田由加里・後・木3) |
授業概要 | ・ソーシャルワーク実践に求められる価値・知識・技術を総合的・包括的に学習する科目のうち、前期のソーシャルワーク演習〔共通〕の発展として位置づけられていることから、ソーシャルワークに関する重層的な理解、実践への応用を目標とした演習を行う。 ・個人、家族、グループ、組織、コミュニティ等のクライアント対象とのエンゲージメントを促す力を習得し、人間行動と社会環境に関する理論に基づくアセスメントと介入について学習する。模擬カンファレンスやプレゼンテーションを実施し、学生が主体的に事例に向き合い、ケースの展開に参画する実践的な演習を行う。 ・担当教員の実務経験(専門:児童福祉領域)を踏まえて、利用者理解や多様な領域で働くソーシャルワーカーの実践に触れる。 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい・到達目標> ・社会福祉士に求められるソーシャルワークの価値規範を理解し、倫理的な判断能力を養う。 ・支援を必要とする人を中心とした分野横断的な総合的かつ包括的な支援について理解する。 ・ミクロ・メゾ・マクロレベルにおけるソーシャルワークの対象と展開過程、実践モデルとアプローチを適用できる。 ・模擬カンファレンスやプレゼンテーション等の企画・運営を通して、実践者としての自覚を高める。 <ディプロマポリシーとの関係> この科目は文理学部(学士(社会福祉学)のDP4,5,6及びCP4,5,6に対応しています。 <日本大学教育憲章との関係> ・さまざまな人々とコミュニケーションを取り、専門的知識について議論することができる。(A-6-3) ・さまざまな集団活動において、積極的にリーダーシップ及び指導力を発揮して、他者と協働して作業をすることができる。・学修活動に関する自己分析の他、他者からの評価を謙虚に受け止め、今後の学修活動に生かすことができる。(A-8-4) |
授業の形式 | 演習 |
授業の方法 | 授業の形式【演習】 ・20名以下の少人数クラスで編成される。個別指導及びアクティブラーニングを活用した集団指導も行う。必要に応じて講義や個別ワークを取り入れながら具体的なソーシャルワークの場面を想定した実技指導(ロールプレイング、カンファレンス、プレゼンテーション、スーパービジョン等)を行う。次回最初に前回のフィードバックを行う。 ・専門職意識を持って臨み、主体的な演習への参画を期待する。 ・対面授業に出席できない場合の代替方法として、事前に教員まで申請した学生は、オンライン(ZOOM)での参加を認める。その場合、授業後に指定の課題を提出する。 |
履修条件 | 本科目は、社会福祉士指定科目であり、相互履修科目(他学科学生が履修可能な科目)ではないため、社会福祉学科学生に限り履修できます。 |
授業計画 | |
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1 |
オリエンテーション(前期演習から後期演習への発展、演習の目的と概要)、カリキュラム上の演習の位置づけ、アイスブレイク・グループの形成(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】演習(専門)の概要を把握する (1時間) 【事後学習】演習の目的と概要、講義・演習・実習の関連性を理解する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ソーシャルワーカー像、ブレインストーミング、ソーシャルワークの定義(演習Ⅰの復習)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ソーシャルワーカー像を言語化する (1.5時間) 【事後学習】グループワークを通して得た学びをフィードバックする (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ジェネラリストソーシャルワーク、ソーシャルワークのコンピテンシー(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ソーシャルワークのコンピテンシー(1)~(9)を読む (2時間) 【事後学習】ジェネラリストソーシャルワークを説明する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
(視聴覚教材)インテーク面接と仮定し記録を取りながら映像を視聴する(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)、事例に対して抱く自身の感情を客観視する、ソーシャルワークの価値
【事前学習】ソーシャルワークの展開過程について復習する (1.5時間) 【事後学習】事例に対して抱く自身の感情を整理する (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
(視聴覚教材)情報の整理、アセスメント①マッピング(ジェノグラム・エコマップ・タイムライン)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】フェイスシートとアセスメントシートの項目を想像し書き出す (2時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
アセスメント②実践モデルに基づく見立て (A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】実践モデルについて予習する (2時間) 【事後学習】アセスメントの作成 (3時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
アセスメント③事例の背景にある生活課題、地域課題、社会問題(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2) クライアント対象の選定、ミクロ・メゾ・マクロ 【事前学習】事例のクライアントが抱える生活課題について書き出す (1時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
介入 家庭訪問による面接場面の分析、実践アプローチ、介入の糸口を探る(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】面接技術について予習する (1.5時間) 【事後学習】介入理論を復習し、事例に適用できるアプローチを検討する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
介入理論を用いた支援イメージ、プレゼンテーション(ここまでの過程をグループごとに発表)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】プレゼンテーションの準備を行う (2時間) 【事後学習】アセスメントをもとに支援イメージをまとめる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
模擬カンファレンス①、多職種・多機関の連携、分野横断的な総合的かつ包括的な支援(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)、ネットワーキング
【事前学習】カンファレンスの目的・方法を下調べし、準備を行う (2時間) 【事後学習】カンファレンス記録を作成する (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
模擬カンファレンス②、カンファレンス記録、支援計画を作成する①(ミクロ・メゾ)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】事例に該当する社会保障制度や社会資源を調べる (3時間) 【事後学習】支援計画を作成する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
支援計画を作成する②(メゾ・マクロ)(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)、社会資源の開発
【事前学習】事例の時代背景、社会構造、地域性について調べる (1時間) 【事後学習】メゾ・マクロレベルへの支援イメージをまとめる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ソーシャルワークの対象、ミクロ・メゾ・マクロを一体的に捉える、ジェネラリストソーシャルワーク(A-4-2)(A-5-2)(A-6-2)
【事前学習】ここまでの支援対象への支援過程を振り返る (2時間) 【事後学習】プレゼンテーションの準備 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
ソーシャルワーカーのコンピテンシー、事例の全体のまとめ
【事前学習】プレゼンテーションの準備を行う (2時間) 【事後学習】事例やグループで得た学びのフィードバックを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内レポート、ポートフォリオ提出と解説
【事前学習】ポートフォリオ作成 (3時間) 【事後学習】全体の振り返りを行う (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 一般社団法人 日本ソーシャルワーク教育学校連盟 『⓻ソーシャルワーク演習〔社会専門〕 (最新 社会福祉士養成講座 精神保健福祉士養成講座)』 中央法規 2021年 第1版 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:授業内にレポートを作成する(40%)、授業参画度(40%)、プレゼンテーション(20%) 対面授業に参加できない場合の要件を満たし、事前に教員に申請のうえオンライン(ZOOM)受講した学生の評価は、課題の提出によって行う。 |
オフィスアワー | 金曜日12:10~13:00 その他Canvas LMS、メールを通して随時行う。 |