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令和2年度以降入学者 | 政治とジャーナリズム研究 | ||||
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教員名 | 中瀬剛丸 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 3・4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
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授業の形態 | 対面授業を原則とします。一部の回でオンデマンド型の遠隔授業を予定しています。授業形態を変更する場合は、授業内で事前に周知します。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G110073Y7 2024政治とジャーナリズム研究(中瀬剛丸・前・金3) |
授業概要 | 民主主義の根幹である世論の形成にはメディアのジャーナリズム活動が不可欠です。この授業では「世論の政治」を切り口に、政治と有権者、そしてメディアの3者の関係について考えます。 |
授業のねらい・到達目標 | <知識><技能> 民主主義の担い手として自律的に考えて主体的に行動できる「市民」としての知識と技能を身に付けることが授業のねらいです。また現代社会に対する批判的な思考力、さらには対話と議論を通じて社会問題を抽出するための論理力を養うとともに,解決のため様々な手段を習得することを目指します。 <能力> 上記の<知識><技能>の習得を経て、以下の<能力>を育むことを到達目標とします。 多様なメディアによって形作られる現代社会におけるわたしたちの日常生活の中の諸課題について,社会学の専門領域の観点から説明し,その解決案を提示することができる。(A-4-3: 問題発見・解決力) 個人またはグループで設定した研究課題に取り組むために必要な情報や知識を収集し,それを分析に活かすことができる。(A-5-3: 挑戦力) この科目は、文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシーDP4、DP5、およびカリキュラムポリシーCP4、CP5に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 毎回のテーマについて、配布する資料や映像も活用しながら説明し、設定した課題について考察することで学修を進めます。毎回の授業で退出を求める課題については、翌週の授業で、評価できる点や不十分な点をコメント・解説するなどのフィードバックを行います。対面授業の利点を活かすために、授業での積極的な発言を求めます。 |
授業計画 | |
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1 |
授業の進め方と成績評価についての説明 民主主義の前提について考える。(A-4-3) 【事前学習】授業計画を把握し、授業のねらいや進め方を理解する。 (2時間) 【事後学習】ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領の権力の源泉について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
権力によるメディア支配(A-4-3)
【事前学習】ロシアの言論の自由の現状について調べて、問題点を整理する。 (2時間) 【事後学習】報道の機能や役割について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
権力の腐敗と組織の闇(A-4-3)
【事前学習】近年発覚した日本の大企業の不正について調べて、問題点を整理する。 (2時間) 【事後学習】日本の言論の自由の現状について、自分の考えをまとめる。( (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
長期政権の弊害(A-4-3)
【事前学習】シンガポールの政治体制について調べて、問題点を整理する。 (2時間) 【事後学習】長期政権の功罪について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
ジャーナリズムの可能性(A-4-3)
【事前学習】戦後の交通死亡事故発生件数の推移を調べて、増減の要因を考える。 (2時間) 【事後学習】社会問題の改善に対してジャーナリズムが果たす役割について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
戦争を止めたメディア(A-4-3)
【事前学習】ベトナム戦争の歴史を調べて、米軍の撤退に至る経緯を整理する。 (2時間) 【事後学習】言論・表現の自由の意義について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
世論とは何か(A-5-3)
【事前学習】「世論」の意味と語源について調べて、整理する。 (2時間) 【事後学習】「世論」が政治を左右することについて、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
新聞による論調の違い(A-4-3)
【事前学習】新聞社の伝え方の違いについて調べて、現状を整理する。 (2時間) 【事後学習】「思想の自由市場」について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
ネット情報の特性(A-4-3)
【事前学習】ニュースサイトでよく見られているニュースを調べて、現状を整理する。 (2時間) 【事後学習】インターネットに対する法規制の議論について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
ジャーナリズムとセンセーショナリズム(A-4-3)
【事前学習】「権力の番犬」という言葉の意味を調べて、日本の現状を整理する。 (2時間) 【事後学習】広告収入の増加がメディアに及ぼした影響について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
政治への影響力(A-5-3)
【事前学習】政治資金規正法の目的について調べて、課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】「一人一票」の選挙制度の意義について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
政策の選択と格差の拡大(A-5-3)
【事前学習】日本における経済格差の現状を調べて、課題を整理する。 (2時間) 【事後学習】経済的格差が自由な競争の結果と言えるかどうかについて、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
インターネットで変わる選挙(A-5-3)
【事前学習】地方議会の議員の男女比を調べて、日本の現状を整理する。( (2時間) 【事後学習】自分の住んでいる地域の課題について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
政策課題としてのWell-being(A-5-3)
【事前学習】幸福感の国際比較を調べて、日本の現状を整理する。 (2時間) 【事後学習】有権者の判断材料になるメディア情報について、自分の考えをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
政治参加と市民意識(A-5-3)
【事前学習】「シチズンシップ」の意味を調べて、日本の有権者の現状を整理する。 (2時間) 【事後学習】15回の授業を振り返って、得られた知見、学んだことをまとめる。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 指定する教科書はありません。適宜資料を配信します。 |
参考書 | 参考文献については授業内で適宜紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:毎回の授業で出す課題(レスポンスペーパー、レポート、小テストなど)(100%) 毎回の授業で課題(レスポンスペーパー、レポート、小テストなど)を設定し、その課題によって授業参画度を評価します。提出された課題の解答内容を総合して、A-4-3(問題発見・解決力)、A-5-3(挑戦力)の修得状況を評価します。 |
オフィスアワー | 授業終了時に教室で対応します。メールでも受け付けます。 |