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令和2年度以降入学者 | 基礎統計学 | ||||
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教員名 | 菅野剛 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 社会学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 遠隔授業(オンデマンド型) |
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授業の形態 | 遠隔授業。 Google Chrome ブラウザ を使い Google Classroom で行います (クラスコード は Canvas LMS に掲載)。 必要な場合は Google Meet などによる同時双方向で対応します。 |
Canvas LMSコースID・コース名称 | G052070T7 2024基礎統計学(菅野剛・前・月1) |
授業概要 | 現代社会では、あらゆる分野で統計学が重要になってきています。統計学的な考え方を学びます。多くの時間をかけて地道に学び、理解を積み重ねていきます。 "For Today’s Graduate, Just One Word: Statistics." You will learn how to think statistically. 社会調査士カリキュラム 【 D 】 社会調査に必要な統計学に関する科目 |
授業のねらい・到達目標 | <授業のねらい> ・自ら学ぶ姿勢を身につけます。 ・英語と日本語の教材により、深い理解を身につけます。 ・各自の理解度に応じて学習に取り組み、継続的な学習習慣を形成します。 ・反復的な学習により、少しずつ着実に理解が深まる手応えを実感します。 ・基礎的な学習の積み重ねが、体系的な内容の理解に重要であることを認識します。 ・計算、プログラミング、データ分析に取り組み、計算ミス、エラー、意にそぐわない結果を経験し乗り越えていくことで、実証的な見方・考え方を身につけます。 ・2022年度から、高等学校で数学Ⅰ(必履修)に「仮説検定の考え方」、数学Bに「正規分布を用いた区間推定及び仮説検定の方法を理解すること」が導入されることを念頭に学びます。 <到達目標> ・記述統計学と推測統計学を理解し、必要に応じて駆使できる。 ・分からないことを自分で調べ、自分で学ぶことができる。 ・英語の教材に慣れ親しみ、世界中の高品質な教育リソースへアクセスし、必要に応じて自ら学ぶことができる。 ・反証可能な形で論理を展開できる。 ・具体的な現象を抽象化し、数値で表現し、モデルに基づいて論理展開できる。 ・R 言語を用いてデータ分析ができる。 【日本大学教育憲章ルーブリック】 上記の<知識><技能>の習得を経て,以下の<能力>を育むことが目標である。 ・現代社会を論理的・批判的に捉えるための社会学的枠組みや方法の基礎を築くことができる。(A-3-2: 論理的・批判的思考力) この科目は文理学部(学士(社会学))のディプロマポリシー DP 3 及び カリキュラム・ポリシー CP 3 に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 毎回の理解の積み重ねが大切です。 予習:英語の教材と資料で予習をします。時間をかけ、理解が深まるまで何度でも繰り返し学習をします。英単語は、日常生活に必要と言われる The Oxford 3000 学習基本語彙3000語で 90%程度を占めています。 授業:毎回、小テストに取り組み、自身の理解を振り返ります。質疑応答により、理解を深めます。毎回、 R 言語 (The R Project for Statistical Computing) を用いた課題に取り組み、理解を深めます。一部の教材は、履修登録の確定以後、学習が可能となります。状況に応じて、中間、期末頃に、授業時間帯に取り組む必要があるオンライン課題かオンライン口頭試問を実施する場合があります。 復習:課題に取り組み、クリアできるまで繰り返し復習し、理解を固めます。過去に実施した学生意識調査をとりあげ、学んだことを具体的に試すことで、身近な日常生活から統計学に親しみます。ライフスタイル (2003年 n=153), 好きなタレント (2003年 n=218) / (2004年 n=258), 若者の価値観と将来への夢(2004年 n=582), 「大学」についてのイメージ(2006年 n=711), 社会的ネットワーク(2007年 n=211, n=204), 友人・恋愛関係 (2008年 n=610), 若者の消費行動とライフスタイル(2009年 n=170), 韓国文化と料理 (2011年 n=227), 消費動向(2012年 n=387), 算数・数学(2011,2012,2013,2016年 n=314,177,237,219), 好きな趣味、音楽、ゲーム、アニメ・コミック(2014,2015,2016,2017,2018,2019,2020年), PC環境、ITリテラシー、社会学科PC実習室の利用頻度(2017,2018,2019年), ボランティア(2017年), 海外旅行(2017年), 通学と交通(2017年), 経済状況(2018年), パーソナリティ(2017,2018,2019,2020年), 交友関係(2017,2018,2019,2020年) など。 授業内容についての具体的な質問については、勉強のお問い合わせ Googleフォームを常設し、質問と回答を蓄積・共有し、フィードバックを行っている。 本授業は事前に3時間、事後に1時間の学修を目安とします。授業時間をあわせ、毎週6時間の学修が標準として定められています。 |
授業計画 | |
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1 |
Introduction 【 ▟▙▖ 】 概要 (A-3-2)
【事前学習】 Google Workspace for Education Fundamentals (G Suite for Education) について理解を深めておく。 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 はじめての Google for Education (Google Workspace for Education Fundamentals) 「第1章 統計的方法の性質」 (p.3-8) 母集団、標本、記述統計、推測統計、推定、仮説検定、確率 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
2 |
Exploring Data 【 ▟▙▖ 】 記述統計 (A-3-2)
【事前学習】 Exploring Data、 「第1章 統計的方法の性質」 (p.3-8)、 「第2章 標本データの記述」 (p.9-31) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Exploring Data の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
3 |
Exploring Data 【 ▟▙▖ 】 記述統計 (A-3-2)
【事前学習】 Exploring Data、 「第1章 統計的方法の性質」 (p.3-8)、 「第2章 標本データの記述」 (p.9-31) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Exploring Data の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
4 |
Correlation and Regression 【 ◜╱◞ 】 相関と回帰 (A-3-2)
【事前学習】 Correlation and Regression、 「第9章 相関と回帰」 (p.191-213) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Correlation and Regression の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
5 |
Correlation and Regression 【 ◜╱◞ 】 相関と回帰 (A-3-2)
【事前学習】 Correlation and Regression、 「第9章 相関と回帰」 (p.191-213) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Correlation and Regression の復習課題、独立性の検定、偏相関係数、変数のコントロール、属性相関係数 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
Probability 【 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 】 確率 (A-3-2)
【事前学習】 Probability、 「第3章 確率」 (p.35-68) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Probability の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
Probability 【 ⚀ ⚁ ⚂ ⚃ ⚄ ⚅ 】 確率 (A-3-2)
【事前学習】 Probability、 「第3章 確率」 (p.35-68) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Probability の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
8 |
Probability Distributions 【 ▁▃▅▇▅▃▁ 】 確率分布 (A-3-2)
【事前学習】 Probability Distributions、 「第4章 確率分布」 (p.74-91)、 「第5章 主要な確率分布」 (p.93-117) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Probability Distributions の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
9 |
Probability Distributions 【 ▁▃▅▇▅▃▁ 】 確率分布 (A-3-2)
【事前学習】 Probability Distributions、 「第4章 確率分布」 (p.74-91)、 「第5章 主要な確率分布」 (p.93-117) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Probability Distributions の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
Sampling Distributions 【 ▁▇▁ 】 標本分布 (A-3-2)
【事前学習】 Sampling Distributions、 「第6章 標本抽出」 (p.121-133) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Sampling Distributions の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
Sampling Distributions 【 ▁▇▁ 】 標本分布 (A-3-2)
【事前学習】 Sampling Distributions、 「第6章 標本抽出」 (A-3-2) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Sampling Distributions の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
12 |
Confidence Intervals 【 ←←●→→ 】 推定 (A-3-2)
【事前学習】 Confidence Intervals、 「第7章 推定」 (p.136-153) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Confidence Intervals の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
13 |
Confidence Intervals 【 ←←●→→ 】 推定 (A-3-2)
【事前学習】 Confidence Intervals、 「第7章 推定」 (p.136-153) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Confidence Intervals の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
14 |
Significance Tests 【 ◯ ? × 】 仮説検定 (A-3-2)
【事前学習】 Significance Tests、 「第8章 仮説の検定」 (p.158-184) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Significance Tests の復習課題 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
15 |
Significance Tests 【 ◯ ? × 】 仮説検定 (A-3-2)
【事前学習】 Significance Tests、 「第8章 仮説の検定」 (p.158-184) をスライドと動画で学習 (A-3-2) (3時間) 【事後学習】 Significance Tests の復習課題、平均や比率の差の検定 (A-3-2) (1時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
その他 | |
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教科書 | P.G.ホーエル 『初等統計学』 培風館 1981年 第4版 教科書『初等統計学 原著第4版』は少し難しく感じるかもしれませんので、内容を実際に確認してから購入をして下さい。この教科書を丁寧に解説する資料と動画で学びたい場合は、教科書の購入をして頂く必要があります。 Research Methods and Statistics - YouTube. |
参考書 | 涌井良幸・涌井貞美 『統計学の図鑑 (まなびのずかん)』 技術評論社 2015年 日本統計学会(編) 『改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定4級対応 データの活用』 2020年 日本統計学会(編) 『改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定3級対応 データの分析』 東京図書 2019年 日本統計学会(編) 『改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎』 東京図書 2015年 岡太彬訓・都築誉史・山口和範 『データ分析のための統計入門』 共立出版 1995年 大上丈彦 (著), メダカカレッジ (監修), 森皆ねじ子 (イラスト) 『マンガでわかる統計学 素朴な疑問からゆる〜く解説』 SBクリエイティブ 2012年
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成績評価の方法及び基準 | 毎回の小テスト、課題、復習課題など(100%) この授業はオンデマンド型であり、持続的・恒常的な学習習慣の形成を重視しています。 必ず第1回目から Google Classroom のクラスに参加して下さい。毎回、学習に取り組み、課題を提出する必要があります。 次のような典型例は、受講して学習に取り組んでいるとはみなすことが出来ませんので、ご注意下さい。 × CHIPS の履修登録だけを済ませておく。 × Canvas LMS のコース登録だけを済ませておく。 × Google Classroom のクラス参加だけを済ませておく。 継続的な学習習慣と、理解の蓄積が大切です。 学習内容が難しく感じられる場合は、何度も何度も繰り返し学習を行い、一つ一つ少しずつ理解を進め、多くの時間をかけて学べば、より難しいことが分かるようになります。 毎回の小テスト、復習課題などの学習状況・理解度の確認、成績評価のため、 NU-AppsG と Google Classroom の利用が必要です。 以上を踏まえ、A-3-2(論理的・批判的思考力)の修得状況を評価します。 |
オフィスアワー | 授業時間帯の前後を中心に、Googleフォーム経由で適宜対応。 |
備考 | 履修条件ではありませんが、1年生の間に総合教育科目「データと対話するための統計学」を履修していることが望ましい。 シラバスの内容は、学生の皆さんの学修の状況を考慮して、変更することもあります。 事前学習・事後学習の時間は、高等学校までに学んだ数学や英語などの学習内容と理解を前提とした場合の目安です。事前学習、事後学習、授業時間あわせて毎回6時間の学修が必要です。各自の状況に応じて、より多くの時間をかけて学ぶ必要があります。 FAQ
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