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令和2年度以降入学者 | ドイツ文学演習1 | ||||
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令和元年度以前入学者 | ドイツ文学演習1 | ||||
教員名 | 清水紀子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | ドイツ文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | F038061K5 2024ドイツ文学演習1(清水紀子・前・水3) |
授業概要 | グリム童話(初版)のいくつかの物語(抜粋)を講読しながら、童話的モチーフ、シンボルやメタファーなどを手掛かりに文学的分析、解釈方法を講義する。また物語がどのように変化していったかを調べ、時代的社会的背景を分析することで、物語の本質を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・辞書を使って原書講読ができる水準の語学力、読解力を養うことができる。 ・作家の人生、作品の成立の経緯、時代背景を調べることで、作品の理解を深める。(A-3-3,A-4-3) ・ただ物語を読み感想を述べるだけではなく、作品を多角的に分析し、文学的に解釈し、説明することができる。(A-3-4, A-4-3) ・作品が改版によりどのように変化していったかを理解し、さらに子供の頃に自分が読んだ絵本やディズニー映画と原書を比較考察する。女性像に注目し、社会学的にアプローチし論じることができる。(A-3-3,A-4-3) この科目は文理学部の(学士 (文学)) のDP及びCPの3, 4に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 授業は学生による輪読(個人かグループ)と教員による講義で行う。指定された自分の担当部分を辞書を使ってしっかり読み、和訳してくることを前提とする。テキストや演習はプリントを配布する。物語ごとにリアクションペーパー(3回予定)を実施し、そのフィードバックは返却時に授業内で行う。期末テストでは語学力・読解力(ドイツ語)と分析・解釈(日本語)の観点から到達度を測る。 |
履修条件 | 学科の履修規定による。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス:受講上の注意、授業の進め方、到達目標、成績評価方法などについて説明する
【事前学習】シラバスを事前に確認しておくこと (0.5時間) 【事後学習】授業で説明したことを再確認する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
グリム兄弟の人生とグリム童話編纂の経緯と方法について
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
「かえるの王さままたは鉄のハインリッヒ」(1)講読:童話を分析する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
「かえるの王さままたは鉄のハインリッヒ」(2)講読:シンボルやメタファーを考察する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
「かえるの王さままたは鉄のハインリッヒ」(3)講読:物語の変化・解釈の試み <リアクションペーパー>
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
「ラプンツェル」(1)講読:童話を分析する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
「ラプンツェル」(2)講読:シンボルやメタファーを考察する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
「ラプンツェル」(3)講読:物語の変化・解釈の試み <リアクションペーパー>
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
「白雪姫」(1)講読:童話を分析する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) |
10 |
「白雪姫」(2)講読:シンボルやメタファーを考察する
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
「白雪姫」(3)講読:物語の変化について
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
「白雪姫」(4)解釈の試み <リアクションペーパー>
【事前学習】辞書を使って指定された箇所を読み和訳する (0.5時間) 【事後学習】授業の説明を再確認し、自分の訳を修正する (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
ディスカッション:三つの物語に描かれた女性像についての比較考察
【事前学習】これまでの学習で気づいたこと、疑問点などをまとめる (0.5時間) 【事後学習】他の人の意見と自分の意見を振り返り、理解を深める (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
期末テストと解説:到達度の確認
【事前学習】これまでの学習を振り返る (2時間) 【事後学習】テストの見直し (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括 期末テストの講評および学期の総まとめのディスカッション:授業で読んだ原書と自分が子供の時読んだ童話もしくはディズニー映画との比較考察
【事前学習】自分の解釈や意見をまとめておく (0.5時間) 【事後学習】他の人の意見と自分の意見を振り返り、理解を深める (0.5時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | プリントを配布する。 |
参考書 | 授業内で指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:物語ごとに課すリアクションペーパーで評価する(30%)、授業内テスト:期末テストで評価する(50%)、授業参画度:積極的に和訳や調べものに取り組み、意見を述べていたかを評価する(20%) |
オフィスアワー | 授業後 |
備考 | シラバスの内容や進度は受講生の理解度や状況を考慮して変更することがある。 |