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令和2年度以降入学者 | 卒業論文研究ゼミ2 | ||||
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教員名 | 高橋利明 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 英文学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業 教育効果を高めるために、対面授業を受けることができる学生を受講対象とする。 卒業論文研究ゼミ2(高橋利明・後・木3) *(CHIPSでの履修登録に加え)初回授業時までにCanvas LMSでこの科目の登録をしておくこと |
Canvas LMSコースID・コース名称 | E128054F8 2024卒業論文研究ゼミ2(高橋利明・後・木3) |
授業概要 | 世界文学の最高峰とも評価されるメルヴィルの『白鯨』という作品の舞台が「海」であることは大変重要である。作家は生命の起源である「海」にユートピアを求めていたのであり、白鯨追求を通して「海」という自然そのものを描くことによって、身体的なユートピアを探究したのである。『白鯨』という作品の本質的かつ普遍的な意味を考察する。 |
授業のねらい・到達目標 | 学生はこの授業における『白鯨』というテクストの精読を通して、まず全般的な英語の語彙力を増強でき、と同時に読解力を深化させることができる。また、テクストの様々な情報を的確に捉え、文脈上何が重要であるのかを識別する能力を獲得することができ、その内容を自分の言葉で発表し、他者との議論の中で認識をさらに深めることができる。 善悪の認識、データバンクとしての芸術言語、社会と個人をめぐる文学的問題の本質的な普遍性について基本的な説明を与えることができる。 (A-1-2, A-3-2, A-4-2, A-5-2, A-6-3, A-7-3, A-8-2) この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1 、DP3、DP4、DP5、DP6、DP7、DP8、及び、カリキュラムポリシーCP1、CP3、CP4、CP5、CP6、CP7、CP8、に対応している。 (A-1-2)学修から得られた豊かな知識と教養, 及び, 自己の倫理観に基づいて, 英語学・英語圏文学の役割を説明することができる。 (A-3-2)既存の知識にとらわれることなく, 言語現象や歴史的事象を論理的・批判的に説明することができる。 (A-4-2)英語学・英語圏文学に潜む問題を発見し, 専門的知識に基づいて説明することができる。 (A-5-2)新しい問題に取り組む意識を持ち, そのために必要な情報を収集することができる。 (A-6-2)親しい人々とコミュニケーションを取り, 専門的知識について正しく説明することができる。 (A-7-2)学修活動において, 積極的にリーダーシップを発揮し, 他者と協働して作業をすることができる。 (A-8-2)自分の学修経験の振り返りを継続的に行い, 分析することができる。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 【卒論ゼミ】各回、学生は事前に教員が用意した課題に対して、口頭発表する。その後、発表者の解釈をめぐって皆で議論を展開していく。フィードバックは適宜行う。 |
授業計画 | |
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1 |
映画『白鯨との闘い』ビデオ鑑賞(1)
【事前学習】翻訳でよいので出来るだけ全体を読み進めること。 (1時間) 【事後学習】ビデオの内容を反芻し、テーマ的なことなどをノートなどにまとめること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
映画『白鯨との闘い』ビデオ鑑賞(2)
【事前学習】ビデオの内容を想起しつつ、翻訳の読書を継続すること。 (1時間) 【事後学習】映画と作品とは異なる面が多いが、映像作品としてひとまず理解し、興味を持続させること。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
Ch. 87 "The Grand Armada" (1)
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
Ch. 87 "The Grand Armada" (2)
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
Ch. 87 "The Grand Armada" (3)
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
Ch. 88 "Schools and Schoolmasters"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
Ch. 89 "Fast-Fish and Loose-Fish"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
Ch. 90 "Heads or Tails"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
Ch. 91 "The Pequod Meets the Rose-Bud" (1)
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
Ch. 91 "The Pequod Meets the Rose-Bud" (2)
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) |
11 |
Ch. 92 "Ambergris"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
Ch. 93 "The Castaway"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
Ch. 94 "A Squeeze of the Hand" / Ch. 95 "Cassock"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
Ch. 96 "The Try-Works"
【事前学習】テクストを精読し、テーマ的な問題点を把握し授業に臨む。 (1時間) 【事後学習】授業内での議論によって得た知見をもとに自分の考えをまとめる。 (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
まとめの解説及び、課題エッセイ(小論文)の提出
【事前学習】第1回から第14回の内容を復習すること (A-8) (1時間) 【事後学習】学修内容の整理をし、善悪の認識、社会と個人をめぐる文学的問題の本質的な普遍性について認識を深めること。 (A-1, A-8) (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | Herman Melville, Moby-Dick, Library of America Paperback Classics (ISBN: 978-1-59853-085-8), 2010, 2 edition テクストは、各自で Amazon などを通じて入手してください。 |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート:小論文作成(50%)、授業参画度:課題への回答(発表)及び議論(50%) |
オフィスアワー | メールやCanvas LMSを用いて質疑応答を行います。 |