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出版文化研究

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令和2年度以降入学者 出版文化研究
令和元年度以前入学者 編集・ジャーナリズム特論
教員名 高榮蘭
単位数    2 学年 2~4 開講区分 文理学部
(他学部生相互履修可)
科目群 国文学科
学期 後期 履修区分 選択
授業形態 対面授業(一部遠隔授業)
授業の形態 対面授業(状況に応じて、同時双方向と課題研究を含む。これについては事前に告知する)。
Canvas LMSコースID・コース名称 C05103A20 2024出版文化研究(高榮蘭・後・水4)
授業概要 日本の出版文化の変容について、文学作品、検閲、メディア、編集、経営、読書文化など、多角的な側面から講義する。東アジアの出版文化に関する紹介や、実際に出版現場で仕事をしている方のお話をきく機会を通して、より開かれた視点から出版文化の変容について思考することを目指す。
授業のねらい・到達目標 【1】授業のねらい
出版をめぐる環境は激変している。それを意識しながら、文学研究をするうえで避けてはとおれない出版文化に関する理解を深め、文学研究の土台作りに繋がる学習をする。
【2】到達目標
①到達目標
・出版をめぐる環境変化について理解できる
・メディア言語や文学言語の分析方法を身につける
・視覚メディアの分析方法を身につける
・視覚メディアと言語との相互関係について理解できる
・読書文化について批判的に分析できる
② 日本大学教育憲章との関係
・世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・事象を注意深く観察して,解決すべき問題を認識できる。(A-4-1)
③ディプロマポリシーとの関係
この科目は旧カリキュラムの場合、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3及びカリキュラムポリシーCP6に対応しています。
なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP2,3,4及びカリキュラムポリシーCP2,3,4に対応している。
授業の形式 講義
授業の方法 (1)授業の形態にあわせて、予習・復習の課題について、事前に案内する。基本的に対面での講義形式である。受講者にはCanvas LMSを通して教材を配布する。受講者本人はそれをダウンロードし、予習しておくこと。
①事前に、Canvas LMSコース登録を行う ②コースを通して、授業内容と資料配布に関する案内を行う。③課題の指示・フィードバックは基本的にCanvas LMSを通して行う。
(2)やむを得ない事情により、対面授業(テストも含む)に参加できない場合は、事情をきいた上で、履修方法について判断する。初回開始前に担当教員宛にLMS「メッセージ」を通して、メールを送ること。
★なお、授業計画は、実際の進行上の理由から場合によっては変更されることがある★
授業計画
1 授業のテーマや到達目標及び授業の方法について理解する。
【事前学習】本の制作過程に関する参考文献を調べてくること (2時間)
【事後学習】配布された出版環境に関する資料を読んでおくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
2 近代的な出版企画の成立について学ぶ
【事前学習】配布された資料を読んでくること (2時間)
【事後学習】指定された参考文献を読み、整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
3 新聞記者は文化の形成にどのような役割をしているのかについて学ぶ
【事前学習】配布された資料を読んでくること (2時間)
【事後学習】図書館のHPを利用し、指定された記事を検索し、整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
4 面白い出版企画とは何か:受講者同士で議論しながら理解を深める
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
5 出版市場のグローバルな展開と版権について学ぶ
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
6 学術出版における編集者の役割について学ぶ
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
7 受講生のグループ活動:それぞれが考える出版企画について調査報告をする
【事前学習】指定された資料を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
8 翻訳出版と書店の運用、宣伝活動について学ぶ
【事前学習】指定された資料を読んでくること (2時間)
【事後学習】指定された参考文献を読んで、整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
9 書評家と出版文化の変容について学ぶ
【事前学習】簡単な発表資料を作ってくること (2時間)
【事後学習】図書館のHPを利用し、指定された記事を検索し、整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
10 新聞の論壇や読書面はどのように作られるのかについて学ぶ
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
11 人文学出版の企画と情報の発信方法について学ぶ
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業
12 日・中・韓の出版人たちの共同企画について学ぶ
【事前学習】指定された参考文献を読んでくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
13 受講生が考えている出版企画について話し合い、出版文化に関する理解を深める
【事前学習】簡単な発表資料を作ってくること (2時間)
【事後学習】図書館のHPを利用し、指定された記事を検索し、整理しておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、同時双方向型授業
14 受講生が考えている未来の出版文化について話し合い、出版文化に関する理解を深める
【事前学習】簡単な発表資料を作ってくること (2時間)
【事後学習】配布された課題プリントを整理してくること (2時間)
【授業形態】対面授業
15 第1回目から第14回目までの講義内容について質疑応答を行う。
【事前学習】これまでの資料をすべて整理し、質問内容を書いてくること (2時間)
【事後学習】授業中の議論を整理し、まとめておくこと (2時間)
【授業形態】対面授業、課題研究
その他
教科書 なし。主としてプリントを使用する。
参考書 授業時に適宜指示する。
成績評価の方法及び基準 レポート:A-2、A-6、A-8の達成度を評価します。(40%)、授業内テスト:求めるテーマと内容、提出状況を見て、A-1,A-2、A-3、A-4、A-8の達成度を評価します。(30%)、授業参画度:毎回のコメントペーパーの内容、課題の内容を見て、A-2、A-6、A-8の達成度を評価します。(30%)
授業中に課す議論、課題研究、コメントペーパー、簡単な報告への対応(内容についての採点を含む)が授業参画度の基準となる。
なお、本授業では、対面による参加と、要件を満たした上での遠隔(課題研究を含む)参加とにおいて成績評価に差を設けない。

オフィスアワー 授業の前後。メールでも質問を受け付けます。もし、面談が必要な場合は、事前に日程を調整し、オンラインで行います。

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