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令和2年度以降入学者 | 東洋史特講5 | ||||
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教員名 | 粕谷元 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 2~4 | 開講区分 |
文理学部
(他学部生相互履修可) |
科目群 | 史学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | B035021L7 2024東洋史特講5(粕谷元・前・火2) |
授業概要 | 近現代日本イスラーム史 |
授業のねらい・到達目標 | 近現代における日本の回教(イスラーム)政策、戦前・戦中期における在日ムスリム・タタール人コミュニティ等のトピックを中心に、それらに関する資料をできる限り多く紹介しながら、日本とイスラームとの「知られざる」関係の歴史について発見し、考察する。 ・学修から得られた豊かな知識と教養、及び、自己の倫理観に基づいて、人文学・歴史学の役割を説明することができる。(A-1-2) ・現代社会における人文学・歴史学の役割を理解し、そのことを踏まえて、国際社会が直面している問題を説明することができる。(A-2-2) ・既存の知識にとらわれることなく、物事を論理的・批判的に説明することができる。(A-3-2) ・日常生活における現象に潜む人文学的問題を発見し、専門的知識に基づいて説明することができる。(A-4-2) ・新しい問題に取り組む意識を持ち、そのために必要な情報を収集することができる。(A-5-2) ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行い、分析することができる。(A-8-2) この科目は文理学部(学士(文学))のDP2、3及びCP2、3に対応しています。 |
授業の形式 | 講義 |
授業の方法 | 担当教員が授業回のレジュメおよび資料を事前にCanvas LMSにアップロードする。担当教員は、受講者がこれらをあらかじめ閲覧していることを前提に授業を実施する。課題に対するフィードバックは、対面授業内またはCanvas LMS上で行う。 対面授業に対面参加できない特別な事由がある場合は、Canvas LMSからメールで担当教員に直接連絡、相談すること。担当教員がその「特別な事由」を認めた場合は、対面参加に代わる学習課題を個別に指示する。 *学期開始までにCanvas LMSのコース登録を行うこと。Canvas LMS上で受講者への連絡および教材の配布を随時行う。 本授業の事前・事後学習は、各2時間の学習を目安とする。 |
授業計画 | |
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1 |
授業テーマに関する導入的講義──エルトゥールル号海難事故(1890年)の背景
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
汎イスラーム主義
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
汎イスラーム主義とアジア主義(大アジア主義)の交差 ①タタール人アブデュルレシト・イブラヒムの来日
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
汎イスラーム主義とアジア主義(大アジア主義)の交差 ②亜細亜義会
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
汎イスラーム主義とアジア主義(大アジア主義)の交差 ③イブラヒムと帯同者山岡光太郎のメッカ巡礼
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
在日タタール人コミュニティー ①在日タタール人コミュニティーの成立
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
在日タタール人コミュニティー ②在日タタール人コミュニティーの組織化(東京回教団関係)
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】課題を提出し、授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
在日タタール人コミュニティー ③在日タタール人コミュニティーの分裂
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
本格化する日本の回教政策 ①元オスマン帝国皇太子アブデュルケリムの招聘、イブラヒムの再招聘
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
本格化する日本の回教政策 ②東京回教礼拝堂の開堂、在日タタール人コミュニティーの再統一、大日本回教協会の設立
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
日本の「大東亜」回教政策 ①中国における日本の回教政策
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
日本の「大東亜」回教政策 ②東南アジア島嶼部(南方占領地)における日本の回教政策
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく 【授業形態】対面授業 |
13 |
戦前・戦中期日本の回教イスラーム研究
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
回教政策に関わった人々のその後
【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
在日タタール人たちのその後 戦前の日本とイスラーム世界との関わりの歴史から学ぶべきこと 【事前学習】指定されたレジュメおよび資料を読む (2時間) 【事後学習】授業内容を整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 使用しない |
参考書 | 使用しない |
成績評価の方法及び基準 | レポート(70%)、授業参画度(30%) 授業参画度は、課題提出で評価する。 |
オフィスアワー | 質問等については、各回の授業終了後に対応する。Canvas LMSを通じても対応する。 |