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令和2年度以降入学者 | 宗教学課題研究2 | ||||
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教員名 | 合田秀行 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 2~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 後期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | A096015A7 2024宗教学課題研究2(合田秀行・後・水5) |
授業概要 | 東洋における宗教や思想を中心に、広く宗教学全般に関する専門的な内容について演習を行うと共に、各自の研究テーマに基づく研究を指導する。 |
授業のねらい・到達目標 | ・受講生の関心領域を踏まえて、その分野の基本的な原典や最新の研究論文を講読して、卒論作成に向けた専門的な知識を獲得できる。 ・演習用テキストの音読・輪読を通して、特に仏教用語などで頻繁に見られる特殊な読み方や意味を身につける。 ・各自の研究課題に基づく成果を発表し、その内容を踏まえたレジュメの作成・プレゼンテーションの力を養うことができる。 この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP3,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP3,5,6,7,8に対応しています。 ・自他の主張や論証を 論理的・批判的に考察 して,既存の見解にと らわれずに物事の本質 に迫ることができる(A-3-3)。 ・人間の生き方や現代社会のあり方を問い直す意欲を持つことができる(A-5-3)。 ・他人の意見が自分の意見とは異なっていても,それを尊重しながら聞く姿勢を示すことができる(A-6-3)。 ・学修活動において、より良い成果を上げるために、お互いを尊重しながら協働することができる(A-7-3)。 ・自分の学修経験の振り返りを継続的に行うことができる。(A-8-3) |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 受講生との相談の上、講読するテキスト(第2回~第12回)を決めいていますが、今年度は前期の井筒俊彦論を踏まえて、井筒俊彦先生の英文著作翻訳コレクションから、エラノス会議講演集『東洋哲学の構造』の専門書講読を予定し、それを踏まえてシラバスを作成しています。代表的なタイトルのものを挙げてありますが、どの講演録を講読するかは、僧団の上、変更の可能性もあります。第13回目からの個人研究発表については、事前にレジュメの作り方をはじめ、最終的には卒業論文の作成に向けた個別的な指導を行います。やむを得ない理由で、対面授業に参加できない学生とは、相談して対応策を講じますが、前年度と同様に、対面授業のみを想定しています。 |
履修条件 | 事前に実施した面接で許可された学生に限ります。 |
授業計画 | |
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1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業方法について説明する) 各自の研究テーマの確認 講読テキストの説明 【事前学習】シラバスを読んで進め方を理解し、自分の研究分野について考えておくこと。 (1時間) 【事後学習】自分の研究分野を確認し、個人研究発表に向けて少しずつ準備を始めること。 (1時間) |
2 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅰはじめに(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
3 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅱ主体と客体の機能的な関係(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
4 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅲ意識と超意識(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
5 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅳ経験的自我の構造(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
6 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅴ「全世界は一心である」(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
7 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅵ究極的リアリティのフィールド構造(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
8 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における自己の構造Ⅶ人間の禅的イマージュ(A-3,A-7)
【事前学習】講読してきたテキストを読み直して、自分なりに考察を深める。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
9 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における内部と外部Ⅰ(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること (1時間) |
10 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における内部と外部Ⅱ(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること (1時間) |
11 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における内部と外部Ⅲ(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること。 (1時間) |
12 |
井筒俊彦『東洋哲学の構造』を読む: 禅仏教における内部と外部Ⅳ・Ⅴ 個人研究発表に向けての準備(A-3,A-7)
【事前学習】予め配布する講読テキストの指定範囲を読み、疑問点などを確認すること。 (1時間) 【事後学習】講読したテキストの内容を踏まえて、ポイントを整理すること (1時間) |
13 |
個人研究発表と質疑応答(1)(A-6-2)(A-8-2)
【事前学習】教員の指導を受けながら発表資料を作成し、各自の発表時間も考慮して準備すること。 (1時間) 【事後学習】指摘された問題点を整理して、次の個人研究発表に活かすようにすること。他の学生の発表も参考にすること。(A-8-3) (1時間) |
14 |
個人研究発表と質疑応答(2)A-6-2)(A-8-2)
【事前学習】教員の指導を受けながら発表資料を作成し、定められた時間内で発表できるように準備すること。 (1時間) 【事後学習】指摘された問題点を整理して、次の個人研究発表に活かすようにすること。他の学生の発表も参考にすること。(A-8-3) (1時間) |
15 |
個人研究発表(卒論要旨)と質疑応答(4年生)(3)(A-6-2)(A-8-2)
【事前学習】卒業論文要旨の発表資料を作成し、各自の発表時間も考慮して準備すること。 (1時間) (1時間) 【事後学習】指摘された問題点を修正して、論文集用の完成版をまとめること。他の学生の発表も参考にすること。(A-8-3) (1時間) |
その他 | |
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教科書 | 講読テキストは、プリントで用意します。 |
参考書 | 授業内で適時指示します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:質疑・ディスカッション(30%)、個人研究発表・資料作成(70%) 授業参画度は、テキスト講読の際の輪読・質疑を踏まえて「コミュニケーション力(A-6)やリーダーシップ・協働力(A-7)」を評価します。個人研究発表は、主体的に研究課題を設定し、発表に取り組む姿勢「挑戦力(A-5)」、他の受講生からの質問や意見を受けての「省察力(A-8)」を評価します。 |
オフィスアワー | 水曜日5時限のゼミ終了後、2号館12階の研究室で行います。 |