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令和2年度以降入学者 | 宗教学基礎講読1 | ||||
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教員名 | 興津香織 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 哲学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | A023010W7 2024宗教学基礎講読1(興津香織・前・水3) |
授業概要 | インド思想や宗教の淵源たる諸聖典を読み解く。 インドは仏教発祥の地でありながら、現代インドでの主流は仏教ではなく、ヒンドゥー教である。ヒンドゥー教は、仏教より遙か昔に成立したバラモンを中心とする思想体系(バラモン教)から発展した民族宗教であり、仏教とバラモン系思想の両者を考察・対比しなければ仏教を含むインド諸思想や宗教は理解できない。両者の聖典講読を通じて、インド思想の根底にある基本的な考え方や専門用語を学び、宗教の国と言われるインドへの理解に役立たせる。本講義(宗教学基礎講読1)では仏教経典を扱う。後期(宗教学基礎講読2)では正統バラモン系思想およびヒンドゥー教などの聖典を扱う。全く強制はしないが両方を受講し対比させて理解する方が効果的といえよう。 |
授業のねらい・到達目標 | インド諸思想を学び、仏教思想とインドの正統であるバラモン系統の思想との違いや両者の特徴を理解し、説明出来る。現代インドへの理解を深めることが出来る。初期仏教を中心的に学ぶことにより、仏教の根底にある考え方を知ることが出来る。またそれによって、のちに諸地域に広まった様々な仏教の根底にも同じ考え方が存在していることを理解し、検討していくことが出来るようになる。 ・問題の意味を理解し,助言を受けて複数の解決策を提示し説明できる。(A-4-2) ・さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-2) ・自己の学修に関する経験と考えを振り返り,分析できる。(A-8-2) この科目は文理学部の学士(文学)のDP及びCPの4,5,6,7,8に対応しています。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | 基本的には講義形式で専門用語や背景、要点などを解説しながら配付するテキストを読み進める。受講者にも分担して読んでもらう(発表)。毎回コメントペーパーを提出してもらう。課題については翌週に全体に伝えることがあれば解説・講評を行う。 |
授業計画 | |
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1 |
序説 講義概要 講義の進め方、参考文献の紹介など 【事前学習】シラバスを読み、自分の関心がどこにあるのかを考えておく (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、不明な点があれば調べておく (1時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
インド仏教の流れとインドにおける位置づけ
【事前学習】配付資料を読み、インド仏教に関して疑問点や不明な点を明らかにし調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、インド思想の歴史的な流れを自分でまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
開祖仏陀の生涯と仏典の成立
【事前学習】配付資料を読み、仏教経典に関して疑問点や不明な点を明らかにし調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、仏教経典の成立過程を自分でまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
原始仏典1-1 短編の経典(梵天勧請)を読む(A-4-2)
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
原始仏典1-2 短編の経典(はじめての説法)を読む(A-4-2)
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
原始仏典1-3 短編の経典(四種類の人)を読む
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
原始仏典1-4 短編の経典(耕作者、善いことば)を読む
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
原始仏典1-5 短編の経典(病あつきヴァッカリ)を読む
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
原始仏典1-6 短編の経典(流れる丸太)を読む
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
原始仏典2-1 中編の経典(階級の平等)を読む①(A-6-2)
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
原始仏典2-2 中編の経典(階級の平等)を読む②(A-6-2)
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
原始仏典2-3 中編の経典(殺人鬼の帰依)を読む①
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
原始仏典2-4 中編の経典(殺人鬼の帰依)を読む②
【事前学習】配付資料を読み、疑問点を明らかにし不明なことばや漢字を調べる (1時間) 【事後学習】配付資料、板書を熟読し、重要なポイントを自分で考えてまとめてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
総括 これまでの復習・解説と映像資料により授業の理解を深める
【事前学習】これまでの配付資料とノートを読み返し、疑問点があれば改めて確認する (1時間) 【事後学習】第二回から第十三回の内容を復習し、自分の最も関心の高かったトピックについてまとめてみる (3時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
授業内試験と解説(A-8-2)
【事前学習】第二回から第十三回の内容を復習し、自分の最も関心の高かったトピックについてまとめてみる (3時間) 【事後学習】これまでの学修を踏まえて、自分の関心がどう変化したか、どこを深めていきたいか考えてみる (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 資料とテキストは配付します。 |
参考書 | 授業時に紹介します。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業内テスト:論述形式。講義や発表内容を踏まえて、最も関心の高かったトピックについて掘り下げて自由に論じてもらう。(50%)、授業参画度:発表とコメントペーパーなどにより評価(50%) 発表やコメントペーパーなどの授業参加の姿勢と最終回に実施する試験による総合評価。 |
オフィスアワー | 授業終了時またはCanvas LMSやメールを通して質疑応答を行うが、必要に応じて研究室でも対応します。 |