文理学部シラバスTOP > 文理学部 > 健康・スポーツ教育科目 > 健康・スポーツ教育実習１ （アダプテッドスポーツ）
日本大学ロゴ

健康・スポーツ教育実習１ （アダプテッドスポーツ）

このページを印刷する

令和２年度以降入学者 健康・スポーツ教育実習１ （アダプテッドスポーツ）
教員名 佐藤紀子
単位数    1 学年 1～4 開講区分 文理学部
科目群 健康・スポーツ教育科目
学期 前期 履修区分 必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業（実技）をおこなう。※遠隔での参加はできない。
Canvas LMSを用いて資料配布や課題提示をおこなう。
Canvas LMSコースID・コース名称 403171A01　2024健康・スポーツ教育実習１～５（アダプテッドスポーツ）（佐藤紀子・前・木1）
授業概要 ルールや用具を工夫したゲームを実践し、多様なニーズのある人々が楽しめるスポーツについて理解を深める。
障害のある人が参加し、能力を発揮できるスポーツを知ることで、多様なニーズのある人々について理解を深める。
その人の能力が最大限に発揮できるようルールや用具が工夫された「アダプテッド・スポーツ」の考え方を「バレーボール」という競技を通して理解する。
全ての人が参加し、楽しむことのできる「ユニバーサルスポーツ」に対して理解を深める。
生涯にわたり運動・スポーツを継続していく重要性について認識する。
障害者スポーツ競技団体やレクリエーションプログラム運営経験をもとにしたアドバイス・講義を行う。
授業のねらい・到達目標 (1)日常生活に運動をとりいれ、生涯にわたり継続することができる。(A-1-1)
(2)「アダプテッド・スポーツ」の利点について説明することができる。(A-1-1、A-5-1)
(3)多様なニーズのある人々がスポーツを楽しめるように、ルールや用具の工夫を具体的に考えることができる。(A-1-1、A-5-1)
(4)受講生や教員と身体活動を通してコミュニケーションを取ることができる。(A-6-1、A-7-1)
この科目は文理学部（学士（体育学））のDPの1、5、6、7及びCPの1、5、6、7に対応しています。
授業の形式 実習
授業の方法 グループワークやディスカッションを交えながら授業内容の理解を深めてもらいます。
Canvas LMSを通して資料配布や課題提出等のやり取りをします。
授業内容の理解度を確認するためのレポートを課しますので、期日までに提出してください。フィードバックはCanvas LMSを通じて行います。
授業計画
1 ガイダンス、授業の進め方、安全の確保等について
「アダプテッド・スポーツ」「ユニバーサルスポーツ」の概要
【事前学習】シラバスを確認し、授業の概要を把握する。 （1時間）
【事後学習】第2回以降の授業に備え、準備をおこなう。 （1時間）
【授業形態】対面授業
2 アイスブレイク、自己紹介、レクリエーションゲーム
（A-1）
【事前学習】授業の進め方について再度確認をし質問事項をまとめておく。 （1時間）
【事後学習】アイスブレイクの重要性について自身の考えをまとめる。 （1時間）
【授業形態】対面授業
3 ウォーキング（基本姿勢・歩きの基本）、ストレッチ（動的ストレッチ・静的ストレッチ）
(A-5)
【事前学習】自身の普段の身体活動量を振り返っておく。 （1時間）
【事後学習】歩行の重要性、ストレッチ実施の際のポイントをまとめる。 （1時間）
【授業形態】対面授業
4 バレーボール(1)
　ルールの確認、通常のルールでのゲーム
(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボールの基本的なルールを確認しておくこと。 （1時間）
【事後学習】バレーボールに必要な技術および体力要素を調べること。 （1時間）
【授業形態】対面授業
5 バレーボール(2)
　ルールを工夫したバレーボール、ルール変更の考案
(A-6,A-7)
【事前学習】バレーボールの基本ルールをまとめておくこと。 （1時間）
【事後学習】バレーボールの特徴を整理し、まとめておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
6 バレーボール(3)
　ソフトバレーボール、バレーボールの発祥およびルールの変遷
(A-6,A-7)
【事前学習】ソフトバレーボールのルールを調べること。 （1時間）
【事後学習】ソフトバレーボールとバレーボールの相違点を整理しておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
7 バレーボール(4)
　風船を使用したバレーボール
(A-6,A-7)
【事前学習】風船の特徴と風船を利用することの利点と欠点について考えておくこと。 （1時間）
【事後学習】風船バレーボールの特徴を理解し、整理しておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
8 バレーボール(5)
　多様なバレーボール（映像視聴）
障害のある人のために工夫されたスポーツ(1)
　視覚を使わない体験、様々な感覚
(A-1,A-5,A-6,A-7)
【事前学習】感覚にはどのようなものがあるか、調べておくこと。 （1時間）
【事後学習】視覚以外の感覚について、その内容を理解し、整理しておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
9 障害のある人のために工夫されたスポーツ(2)
　フロアバレーボール、サウンドテーブルテニス体験
(A-1,A-5,A-6,A-7)
【事前学習】フロアバレーボール、サウンドテーブルテニスのルールや使用用具の概要を理解しておくこと。 （1時間）
【事後学習】視覚を用いずに楽しめるスポーツの特徴を整理し、まとめること。 （1時間）
【授業形態】対面授業
10 障害のある人のために工夫されたスポーツ(3)
　視覚に障害のある人のスポーツ・ゲーム・遊びの考案（グループに分かれ考案）
(A-1,A-5,A-6,A-7)
【事前学習】視覚を用いずにスポーツを楽しむためのルール・用具の工夫を考えておく。 （1時間）
【事後学習】グループにおける自身の担当作業を遂行するとともに伝わりやすい発表方法の工夫をすること。 （1時間）
【授業形態】対面授業
11 障害のある人のために工夫されたスポーツ(4)
　視覚に障害のある人のスポーツ・ゲーム・遊びの発表（グループごとに実技を交えて発表）
(A-1,A-5,A-6,A-7)
【事前学習】グループ内の自身の役割を確認する。 （1時間）
【事後学習】考案したスポーツの改善点をまとめる。 （1時間）
【授業形態】対面授業
12 障害のある人のために工夫されたスポーツ(5)
　障害の社会モデル
　アダプテッド・スポーツの考え方とその利点
＜レポート作成＞
【事前学習】障害とは何か、自身の考えをまとめておくこと。 （1時間）
【事後学習】障害の社会モデルと個人モデルの違いを整理しておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
13 ユニバーサルスポーツ(1)
　ユニバーサルホッケー
(A-5,A-7)
【事前学習】「ユニバーサル」の意味、「ユニバーサルデザイン」の概念について調べておくこと。 （1時間）
【事後学習】ユニバーサルホッケーの利点をまとめておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
14 ユニバーサルスポーツ(2)
　ボッチャ
(A-5,A-7)
【事前学習】ボッチャの起源やルールについて調べておくこと。 （1時間）
【事後学習】ボッチャに必要な体力要素について整理しておくこと。 （1時間）
【授業形態】対面授業
15 ユニバーサルスポーツ（3）
　受講生みんなが楽しめるスポーツ
まとめと振り返り
【事前学習】受講仲間が楽しめるスポーツとはどのようなものか、考えをまとめておくこと。 （1時間）
【事後学習】自身の運動・スポーツとの関わりについて、今後の課題をまとめる。共生社会の実現のための行動を考える。 （1時間）
【授業形態】対面授業
その他
教科書 なし
参考書 授業内容に応じて資料を配布する。
成績評価の方法及び基準 レポート:「アダプテッド・スポーツ」に対する理解度、提出状況をみて評価します。(10%)、授業参画度:受講態度や取り組み姿勢によって評価します。(90%)
(1)レポートは、授業内容および課題内容の理解度、提出状況によって評価する。
(2)授業参画度については、以下の観点から評価をおこなう。
①運動の方法やルールを正しく理解し、行動できる　
②毎回の授業の目標や目的を明確にし、課題を解決できる
③体力や技能に応じて努力を重ねて、全力で課題に取り組むことができる
④肯定的なコミュニケーションをとり、積極的に他者と関わることができる
オフィスアワー 木曜日8:30～9:00
Canvas LMSおよび最初の授業時に担当者への連絡方法について伝える。
備考 受講人数は30名程度を想定しています。

↑このページのトップ