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フランス語４

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令和２年度以降入学者 フランス語４
教員名 近藤美紀
単位数    1 学年 1～4 開講区分 文理学部
科目群 外国語科目
学期 後期 履修区分 選択必修
授業形態 対面授業
授業の形態 対面授業。課題の指示は授業内で行いますが、必要に応じてCanvas LMSで課題の提示を行う場合もあります。
Canvas LMSコースID・コース名称 3556630E7　2024フランス語４（近藤美紀・後・木5）
授業概要 フランス語を初めて学ぶ学生のための文法入門の授業。これまで英語を唯一の外国語として学んできた学生が、２つ目の外国語としてフランス語を学び始めるための導入の学習。基本的な発音、アルファベット、綴り字の読み方から始めて、平易なフランス語表現を通してフランス語の基本的な構造、文法規則を修得する。
授業のねらい・到達目標 まずは挨拶や自己紹介、綴り字と発音の規則から始めて、基礎を身につけていきます。日常的なやさしいフランス語のやり取りを、聞き、話し、読み書きできるようになることを目標とします。

〈日本大学教育憲章との関係〉
・世界諸国の歴史や政治、経済、文化、価値観、信条などの現状を概説できる。(A-2-1)
・仮説に基づく課題や問題を提示し、客観的な情報を基に、論理的・批判的に考察することの重要性を説明できる。(A-3-1)
・親しい人々とのコミュニケーションを通じて相互に意思を伝達することができる。(A-6-1)

〈ディプロマポリシーとの関係〉
この科目は文理学部のDP及びCPの2、3、6に対応しています。
授業の形式 講義、演習
授業の方法 授業の形式：【講義】
①文法の説明・練習問題が組み合わさった教科書を使い、フランス語の基礎力を身につけていきます。例文の発音練習も行い、声に出すことで発音を身につけ、耳を鍛えていきます。文法は、練習問題をこなすことで定着を図ると同時に、自分がきちんと理解したかを確認しながら進めていきます。
②木曜5限に対面形式で授業を実施します。
③練習問題や動詞の活用練習などを課題として出します。練習問題については、次回の授業内で当てた人に答えてもらいます。
④課題については授業内で解説・全体講評を行います。
⑤分からないことがあったら、授業内はもちろん、メールででもいいので気軽に質問してください。
⑥到達度を確認するため、学期末に授業内テストを実施します。また、期末テストだけでなく、必要に応じて動詞の活用や単語などの小テストも行います。
履修条件 フランス語3（前期）・フランス語4（後期）は同一教員の授業を受講すること（再履修の場合は除く）。
当科目は50名までの履修者制限を設けます。初回授業の時点で登録者が50名を超えた場合は抽選を行います。抽選の方法は初回授業で周知します。
初回の授業に必ず出席してください。やむを得ない事情がある場合は除き、欠席した学生は抽選の対象外とします。
２回目の授業後に履修登録をした学生は抽選対象外とします。
授業計画
1 前期の復習。疑問代名詞を学び、「誰（何）が〜？」「誰（何）を〜？」を問えるようになる(Leçon 6)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】フランス語1で学習したことを見直しておく。 （1時間）
【事後学習】これまで習った動詞や名詞を使って、「誰」「何」を尋ねる疑問文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
2 直説法複合過去を学び、完了した行為や出来事、経験について言えるようになる。時を表す表現を学ぶ(Leçon 6)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】êtreとavoirの直説法現在の活用を見直しておく。前置詞を復習しておく。 （0.5時間）
【事後学習】過去分詞を暗記する。助動詞にêtreを取る動詞を暗記する。 （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
3 直説法単純未来の活用規則を学び、未来のことを言えるようになる。未来時を表す表現を学ぶ(Leçon 7)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】これまでに学んだ動詞の現在形の活用を見直しておく。 （0.5時間）
【事後学習】直説法単純未来の活用規則を暗記する。これまで学んだ動詞を単純未来形で活用し、未来時を表す表現と組み合わせて文を作ってみる。(A-3-1, A-6-1) （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
4 受動態について学ぶ。動詞faireの活用を学ぶ(Leçon 7)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】過去分詞を復習しておく。 （0.5時間）
【事後学習】faireの直説法現在と単純未来の活用を暗記する。これまで学んだ動詞で受動態の文を作ってみる(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
5 目的補語人称代名詞を学び、目的語を伴った文章を作れるようになる。21〜1000までの数詞を学ぶ(Leçon8)。(A-3-1)
【事前学習】これまで学んだ動詞がどういう目的語を取っていたか考えてみる。(A-3-1) （0.5時間）
【事後学習】これまで学んだ動詞に目的補語人称代名詞を組み合わせて文を作ってみる。(A-3-1) （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
6 動詞vouloir, pouvoir, devoirを学ぶ。疑問形容詞をまなび、「どの〜？」を問えるようになる(Leçon 8)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】これまでに学んだ動詞の現在形の活用を見直しておく。これまで学んだ名詞の性を復習しておく。 （0.5時間）
【事後学習】vouloir, pouvoir, devoirの活用を暗記する。これまで学んだ語彙を使って、疑問形容詞を使った疑問文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
7 代名動詞について学び、日常的な動作を言えるようになる(Leçon 9)。(A-6-1)
【事前学習】vouloir, pouvoir, devoirに、これまでに学んだ動詞の原形を組みわせて文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【事後学習】学んだ代名動詞の活用と用法を復習する。 （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
8 代名動詞の複合過去形について学び、過去における日常的な動作を言えるようになる(Leçon 9)。(A-6-1)
【事前学習】複合過去について復習しておく。 （0.5時間）
【事後学習】学んだ代名動詞の複合過去形の活用を、性数一致に注意しながら暗記する。 （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
9 代名動詞の否定形について学ぶ(Leçon 9)。(A-6-1)
【事前学習】代名動詞の現在形、複合過去形を見直しておく。 （0.5時間）
【事後学習】これまでに学んだ代名動詞を使って、現在形と複合過去形それぞれの否定文を作ってみる。(A-3-1) （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
10 強調構文を学ぶ。主要な副詞を学ぶ。(Leçon 10)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】疑問代名詞qui, queを使った疑問文を見直しておく。 （0.5時間）
【事後学習】これまで学んだ語彙を使って、強調構文の文を作ってみる。(A-6-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
11 比較級と最上級を学ぶ(Leçon 10)。(A-2-1, A-6-1)
【事前学習】形容詞の性数一致の規則を復習しておく。 （0.5時間）
【事後学習】これまで学んだ形容詞や副詞を使って比較級と最上級の文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
12 direの活用を学ぶ。半過去について学び、過去のある時点において継続していた行為や繰り返された行為・習慣などを言えるようになる(Leçon 11)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】複合過去について見直しておく。 （0.5時間）
【事後学習】direの活用と、半過去の活用規則を暗記する。複合過去と半過去を組み合わせた文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
13 中性代名詞について学ぶ(Leçon 11)。(A-3-1, A-6-1)
【事前学習】目的語人称代名詞の文中（肯定文・否定文・命令文）の位置を見直しておく。 （0.5時間）
【事後学習】これまで学んだ動詞を使って、様々な時制を含んだ文章を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
14 これまでに学んだことを、問題を解きながら復習する。
【事前学習】これまで学んだ語彙と中性代名詞を組み合わせて文を作ってみる。(A-3-1) （0.5時間）
【事後学習】解けなかった問題の文法事項や語彙を復習する。 （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
15 授業内テストを実施する。後期の授業内容の総括・テストの解説をする。
【事前学習】これまでの復習をやっておく。 （2時間）
【事後学習】テストで分からなかったところを教科書で見直す。 （1時間）
【担当教員】近藤美紀
【授業形態】対面授業
その他
教科書 関未玲／小倉和子／石川文也／Anthony do Nascimento 『サ・マルシュ？』 駿河台出版社 2024年 第1版
参考書 使用しない
成績評価の方法及び基準 授業内テスト:学期末の到達度確認の試験の結果で評価する(70%)、授業参画度:授業への参加状況、当てられた時にきちんと答えられるか、会話文を発音規則に則って読めているか、課題をきちんとやってきているかなどで評価する(30%)
文法メインの授業ではありますが、発音やヒアリングも行い、読む・書く・聞く・話す、の総合的なバランスを重視します。ただ出席するのではなく、積極的に発音することで、フランス語の音やリズムにも慣れるようにしてください。また、文法を学ぶ際には、とりわけ語の並び順や文の構造を意識しながら理解することを心掛けてください。
授業中でも授業後でもいいので、分からないことがあったらそのままにせずに質問をし、疑問点を解消した上で次の授業に臨めるようにしてください。

なお、3分の2以上の出席が必須です。6回欠席した時点で評価の対象から外れます。
オフィスアワー 質問は授業内、あるいはメールで受け付けます。後者に対する回答は、直接返信するか、授業時間内で解説の時間を設けます。

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