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令和4年度以降入学者 | 自主創造の基礎 | ||||
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令和2年度以降入学者 | 自主創造の基礎1 | ||||
教員名 | 大澤正彦 | ||||
単位数 | 2 | 学年 | 1~4 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 全学共通教育科目 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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Canvas LMSコースID・コース名称 | 1Q0100C01 2024自主創造の基礎/自主創造の基礎1(大澤正彦・前・木1) |
授業概要 | 様々な動機・目的をもって入学した新入生に対し,学部・学科に関わらず,本学の学生として 共通して身につけるべき学修姿勢や修得すべきスタディ・スキルを涵養することを目的としま す。 スタートアップ(第1週)では,本科目の意味・意義や位置付けを概観した上で,日本大学教 育憲章のあらましと本科目との関連性,「学習」から「学修」への転換を図る必要性をはじめ, <日大生>として必要な学修のスキルや姿勢について学びます。 その後,第2週から第 14 週では以下の3点をターゲットとして定め,それぞれの単元が有機 的に連携しながら体系的な学修を進めていきます。 -[TARGET1]日大生としてのアイデンティティ(第2週~第5週) さまざまな角度から日本大学,さらには所属する学部・学科を「知る」ことで,在学中 の学びのイメージを描くことをねらいとします -[TARGET2]コミュニケーションとインクルージョン(第6週~第9週) ICT環境を含む多様なコミュニケーションの在り方やエチケットを理解した上で,他 者を尊重しながら積極的にグループワークに取組む姿勢を修得することをねらいとしま す -[TARGET3]論理的・批判的思考とアウトプット(第 10 週~第 14 週) 論理的かつ批判的に考えをまとめながらグループワークを行い,グループとして提示資 料の作成や発表を行うことで,説得力をもって他者へ伝える力を修得することをねらい とします 最後に,本科目のまとめとして,総括・振り返り(第 15 週)では,各TARGETの達成度を 中心に省察を行い,あわせて後学期に向けた課題の設定を行います。 |
授業のねらい・到達目標 | 【一般目標(GIO)】 1 学部・学科に関わらず,本学の学生として共通して身に付けるべき学修姿勢や修得すべきス タディ・スキルを身に付ける 2 多様な存在を認め,それぞれの価値観を尊重しながら他者と関わり合うことで,自身の立ち 位置を相対的に理解する 3 自ら設定した課題について論理的かつ批判的に検討を行いながら,自身の考えを伝える力を 身に付ける 【学修目標(SBOs)】 本科目では,各TARGETで学修目標を定めています。 [TARGET1]日大生としてのアイデンティティ ■ 日本大学についてさまざまな角度から概観することで,本学で学ぶ意味や意義について, 説明することができる ■ 所属学部・学科の特色を理解し,在学中の目標設定し,学びの意識を高めることができる [TARGET2]コミュニケーションとインクルージョン ■ さまざまなコミュニケーションの在り方や特徴を説明することができる ■ 自身の考えを適切に伝達することができる ■ 他者の意見に傾聴することができる ■ 多様な存在や価値観を受容し,尊重しながら,協働することができる [TARGET3]論理的・批判的思考とアウトプット ■ グループまたは個人でテーマを設定することができる ■ 他者の意見を尊重しながら多角的かつ批判的に自身の考えを見直す伝えることができる ■ ワークでの検討結果を論理的に構成し,他者へ説明することができる ■ 他者の成果物に対して,自身の考えを示すことができる 【ディプロマ・ポリシーとの関係性】 本科目は,DP1, DP2△,DP3,DP4,DP5,DP6,DP7,DP8 に該当する科目です。 (△は,選択する授業内容によって修得が可能となります) 【日本大学教育憲章との関係性】 本科目では,「日本大学教育憲章ルーブリック」における「豊かな知識・教養に基づく高い倫理 観」「世界の現状を理解し,説明する力△」「論理的・批判的思考力」「問題発見・解決力」「挑 戦力」「コミュニケーション力」「リーダーシップ・協働力」「省察力」の初年領域: Basic 1 を修得します。(△は,選択する授業内容によって修得が可能となります) |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | ・各授業では,前回までの授業内容を理解していることを前提に,講義と演習を行う。 ・提出されたレポートは,採点結果をフィードバックする。 |
授業計画 | |
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1 |
スタートアップ & OKRワークショップ ◆本科目の意味や意義,位置づけについて要点をとらえることができる ◆大学生としての学びの在り方について理解し,説明することができる ◆自分自身の「なりたい姿」を言語化できる 【事前学習】・学部要覧の履修方法や卒業要件に関するページを熟読します・「ミライヲツクル Learning Guide」6-42 ページを読んできます。・指示された動画を視聴し、事前課題を提出します。 (2時間) 【事後学習】・大学生としての「学修」について,理解を深めます ・「日本大学教育憲章」について,理解を深めます ・履修中の科目(及び履修予定の科目)のシラバスを読み,各科目の目的や位置づけについて 確認した上で,適切に履修登録が行われているかを確認します ・「オンラインツールの使用方法」「ディスカッションの方法」の動画を視聴し、事後課題を提出します ・GPS-Academicを受検します (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
日本大学を知る1 ◆本学への入学動機について振り返ることができる ◆本学の歴史や特色を理解し,説明することができる 【事前学習】・「ミライヲツクル Learning Guide」46 ページのワークシートを用いて,入学前に抱いていた本学 のイメージや本学を受験した理由について整理します ・社会で活躍する本学の卒業生について,所属する学部や学科にとらわれず,幅広く調べます (1時間) 【事後学習】・授業内で視聴した動画や担当教員による追加説明から得られた新情報について整理し,イン ターネット等で関連する情報を収集します (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
日本大学を知る2 ◆本学の総合大学としてのメリットを理解し,説明することができる ◆在学中の大きな目標を設定することができる 【事前学習】・指定された事前学修動画を選択し,視聴します ・視聴した事前学修動画について,自身の考えをまとめます (1時間) 【事後学習】・選択しなかった事前学修動画を視聴し,改めて本学の総合大学としてのスケールメリットにつ いて考えます ・本時に作成した「在学中の目標設定」を達成するための具体的な方法を考えます (1時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
文理学部を知る(文理学部を知る1) ◆所属学部の特徴を理解し,説明することができる ◆所属学部の施設・設備とその利用方法を理解することができる 【事前学習】・所属学部にはどのような施設・設備があるかについて,インターネット等で情報を収集します ・フィールドワークを行う施設・設備について下調べを行い,円滑に見学や利用が行えるよう準 備します ・所属学部の周辺地域について,情報を収集します (2時間) 【事後学習】・フィールドワークを行った施設・設備についてインターネットや実地見学等で追加情報を収集 し,さらに理解を深めます ・フィールドワークを行った施設・設備について,他学部や他大学に類似する施設があるかをイ ンターネット等で調べることで,改めて当該施設・設備の特徴について考えます (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
情報科学科を知る(文理学部を知る2) ◆所属学科の特徴を理解し,説明することができる ◆卒業後のキャリアをイメージし,段階的な目標を設定することができる 【事前学習】・GPS-Academicの受検を必ず終え、授業までに結果を受け取っておきます ・入学前に所属する学科(学部)や学系を進路として選択した理由を整理します ・所属学科(学部)のこれまでの卒業生の進路について下調べを行います ・自身の卒業後のキャリアについてイメージします ・GPS個人結果レポートを見て、自分の強みや課題(=伸びしろ)を確認します。 (2時間) 【事後学習】・所属学科(学部)の卒業後のキャリアについて,改めてインターネットや冊子等で情報を収集 し,さらに理解を深めます ・特に,自身の興味・関心のある業種・業界について掘り下げ,より具体的な目標を定めます (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
コミュニケーション・スキルの錬成1 ◆大学生に求められるネチケットを理解し,説明することができる ◆自身の考えを他者に伝えることができる ◆他者を尊重し,傾聴することができる 【事前学習】・ネチケットについて,下調べを行います ・SNSに起因するトラブルを調べ,自身の考えや解決策について考えます (2時間) 【事後学習】・自身のこれまでの行動を振り返りながら,改めてネチケットについて考えます ・今後,自身がメールやSNSを投稿する際,どのような点に注意し,また具体的にどのような投稿 を行うかについて,イメージします (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
コミュニケーション・スキルの錬成2 ◆KJ 法による協働ワークを通して,複数の学生の考えを集約することができる ◆グループでの議論を通して,自身の考えを深めることができる 【事前学習】・所属する学部・学科に関する情報を多角的に収集します (2時間) 【事後学習】・授業内で決めた5つのキーワードについて,改めてインターネット等で情報を収集し,所属学 部・学科以外の学生に説明できるようにします ・議論にあたって用いた手法について理解を深め,今後のディスカッションで活用できるようにし ます (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
ワールド・カフェ(N-MIX) ◆学部を越えた交流を通して,本学のスケールメリットを改めて認識することができる ◆複数の学部や学系が共存するグループで,多様な考えを認めながら協働ワークを行う ことができる ◆協働ワークの成果をまとめ,伝えることができる 【事前学習】・ワールド・カフェの趣旨を理解します ・自身の所属以外で本学にどのような学部・学科があるかについて,改めて確認します(第2週で 既修) ・協働ワークを前提に,第6週及び第7週の既修事項について,改めて確認を行います ・ワールド・カフェで所属する学部・学科の特色を説明する際の素材を準備します (2時間) 【事後学習】・ワールド・カフェを通じて得られた経験から,今後の協働ワークの進め方について考えをまとめ ます ・「ミライヲツクル Learning Guide」にワールド・カフェに関する学修経験をまとめます (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
ワールド・カフェ(N-MIX) ◆学部を越えた交流を通して,本学のスケールメリットを改めて認識することができる ◆複数の学部や学系が共存するグループで,多様な考えを認めながら協働ワークを行う ことができる ◆協働ワークの成果をまとめ,伝えることができる 【事前学習】・ワールド・カフェの趣旨を理解します ・自身の所属以外で本学にどのような学部・学科があるかについて,改めて確認します(第2週で 既修) ・協働ワークを前提に,第6週及び第7週の既修事項について,改めて確認を行います ・ワールド・カフェで所属する学部・学科の特色を説明する際の素材を準備します (2時間) 【事後学習】・ワールド・カフェを通じて得られた経験から,今後の協働ワークの進め方について考えをまとめ ます ・「ミライヲツクル Learning Guide」にワールド・カフェに関する学修経験をまとめます (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
論理的・批判的思考の錬成1 ◆プレゼンテーションの目的や手法について理解し,説明することができる ◆プレゼンテーションの構成や作成のステップについて理解し,説明することができる ◆グループでの議論を通して,テーマを決定することができる 【事前学習】・ワールド・カフェでの学びの経験や感想について,他者に伝えられるよう整理します ・プレゼンテーションの方法について,下調べを行います (2時間) 【事後学習】・プレゼンテーションの作成手順について確認します ・グループで決定したテーマについて,取り上げたい具体的な内容を考えるとともに,関連事項に ついて調べます (3時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
論理的・批判的思考の錬成2 ◆資料や先行研究を調べ,得られた情報を整理することができる ◆正しい引用の方法について理解し,説明することができる ◆グループでの議論を通して,章立てを行うことができる 【事前学習】・第1週の授業動画「盗用・剽窃への注意」を改めて視聴し,理解を深めます ・前時の事後学修で調べた内容について,他者に説明できるよう整理します (2時間) 【事後学習】・他者の意見を引用する際の作法について,改めて確認します ・議論にあたって不足している情報について,オンライン検索システム等を利用して適切に収集 し,整理します (3時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
論理的・批判的思考の錬成3 ◆聴き手に「見やすい」提示資料の技巧について理解し,説明することができる ◆章立てに従って,提示資料を作成することができる 【事前学習】・前時の事後学修で調べた内容について,他者に説明できるよう整理します ・プレゼンテーションの提示資料をより見やすくするための工夫について,下調べを行います (2時間) 【事後学習】・作成した提示資料を客観的に見直し,不足している情報を追加します ・提示資料について,問題点や改善点がないか確認を行います (5時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
検討結果のアウトプット1 ◆聴き手に「分かりやすい」発表の技術について理解し,説明することができる ◆模擬発表の実践を通して,提示資料や発表方法について改善を行うことができる 【事前学習】・前時の事後学修で追加作成した新たな項目を含め,グループ全員の提示資料を統合します ・発表者の割り当てに従って,模擬発表に向けた準備を行います ・聴き手がより理解しやすい発表を行うための工夫について,下調べを行います (3時間) 【事後学習】・プレゼンターの技術について理解を深めながら,発表練習を行います ・作成した提示資料を客観的に見直し,情報の追加や削除,修正を行います ・自グループのプレゼンテーション全体について,「見やすさ」「わかりやすさ」の観点から再検証 し,適宜修正や調整を行います (5時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
検討結果のアウトプット2 ◆グループによるプレゼンテーションを行うことができる ◆他グループのプレゼンテーションを評価することができる ◆他グループとの比較を通して,自グループの改善点を見出すことができる 【事前学習】・前時の事後学修で追加や削除,修正を行った項を含め,グループ全員の提示資料を統合し, 確認を行います ・前時の事後学修で行ったプレゼンテーション全体の修正や調整をグループ全員で確認し,発表 練習を行います (3時間) 【事後学習】・他グループの発表に関する評価や担当教員の講評を参照しながら,自グループの具体的な改 善点について改めて考えます (1時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
総括・振り返り ◆本科目における自身の学びを客観的に振り返り,各到達目標についての自己評価を行うこと ができる ◆本科目における達成状況を参照しながら,後学期に向けた具体的な目標を設定することができ る 【事前学習】・各TARGETや各授業回における学修内容,ワークへの取組みを含めた自身の学修態度等に ついて,振り返りを行います ・「日本大学教育憲章」に示される8つのスキルや各授業回の到達目標について,自身の達成度 を評価できるよう準備を行います ・GPS個人結果レポートを確認します (2時間) 【事後学習】・本科目全体での学びや学修成果について改めて確認します ・本時に定めた「後学期の目標」を達成するための具体的な方法を考えます (1時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 大澤 正彦 『じぶんの話をしよう。 - 成功を引き寄せる自己紹介の教科書』 PHP研究所 2024年 第1版 |
参考書 | 『ミライヲツクル Learning Guide』 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:レポートの内容を中心に評価する(75%)、授業参画度:毎回の実習・演習の成果により評価する(25%) 各授業回の提出する「自己評価と振り返り」で提出する「振り返りシート」,課題の取組及び 授業への参画状況を成績評価の対象とします。 「振り返りシート」では,省察の態度・習慣を評価します。 各授業回の配点は以下のとおりです。 [スタートアップ] 6点(第1週) [TARGET1] 24点(第2週,第3週,第4週,第5週:各6点) [TARGET2] 24点(第6週,第7週:各6点,第8・9週[2時限合算]:12点) [TARGET3] 36点(第 10 週,第 11 週,第 12 週,第 13 週,第 14 週:各6点, プレゼンテーションに対する教員の総合評価:6点) [総括・振り返り] 10点(第 15 週) |
オフィスアワー | 随時Slackのチャンネル内で受け付ける。 |