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令和元年度以前入学者 | 特殊研究ゼミナール1 | ||||
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教員名 | 久米依子 | ||||
単位数 | 1 | 学年 | 3 | 開講区分 | 文理学部 |
科目群 | 国文学科 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 必修 |
授業形態 | 対面授業 |
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授業の形態 | 対面授業。ゼミ生が発表を行いつつ、卒論作成のためのスキルを学ぶ授業。詳細は第1回授業で提示する。発表が対面で困難な場合はZoomを利用する。 |
Blackboard ID | 20230709 |
授業概要 | 近現代小説を読むためのゼミナール。各自の発表作業を通して作品の解釈を深め、ゼミ生の発表により多様なものの見方を学び、また卒論制作に役立つさまざまなスキルを身に付ける。 |
授業のねらい・到達目標 | 〈授業のねらい〉 各自の卒業論文作成を最終的目標としてテーマを検討し、論文作成の方法を習得する。 〈到達目標〉 近現代文学のテクストを読解しながら、4年生の卒論制作の方法や、テーマの理解を深める過程を学び、3年生は、各自の研究テーマ設定のための調査方法を身に付けることを目標とする。 資料収集、文献の読み方と整理、論考の構成や論文執筆の手続きなど、自らのテーマを展開するための具体的なやり方を身に付ける。 この科目は、文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP6及びカリキュラムポリシーCP9に対応している。 なお、新カリキュラム(令和2年度以降の入学者)では、この科目は文理学部(学士(文学))のディプロマポリシーDP1,2,3,4,5,6,7,8及びカリキュラムポリシーCP1,2,3,4,5,6,7,8に対応している。 ・経験や学修から得られた豊かな知識と教養に基づきつつ,日本文学・日本語学研究の専門性を活用し,自己の倫理観を倫理的な課題に適用することができる。(A-1-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性をもって,世界諸国の歴史や政治,経済,文化,価値観,信条などの現状および相互関係を,複数の世界観に立って解釈し説明できる。(A-2-3) ・日本文学・日本語学研究を中心としながら,仮説に基づく課題や問題を提示し,客観的な情報を基に,論理的・批判的に考察できる。(A-3-3) ・日本文学・日本語学研究に関わる問題を分析し,複数の解決策を提示した上で,問題を解決することができる。(A-4-3) ・日本文学・日本語学研究のスキルを活用しながら,責任と役割を担い,新しいことに挑戦することができる。(A-5-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,さまざまな人々とのコミュニケーションを通じて相互の意思伝達を自由かつ確実に行い,他者との良好な関係を確立することができる。(A-6-3) ・日本文学・日本語学研究の実践的なスキルを活用しながら,集団の活動において,より良い成果を上げるために,指導者として他者と協働し,作業を行うことができる。(A-7-3) ・日本文学・日本語学研究の専門性に基づきながら,学修状況を自己分析し,その成果を評価することができる。(A-8-3) ・中学高校の教員としての経験、また教科書編集にあたってきた経験にもとづき、発表やプレゼンテーションのしかた、質疑や討論の方法についても指導を行う。 |
授業の形式 | ゼミ |
授業の方法 | 受講生の関心にしたがってテクストを取り上げ、担当者はレジメを作成し、受講者はそれに対する意見を述べる。 第1回に全体的なガイダンスを行い、テクストの選択や発表担当の決め方を指示する。 第2回で発表担当を決め、テクストを選択し、資料作成の方法も説明する。レジメ担当者は事前相談をするようにする。 第3回~4回では資料収集や文献の使い方、立論についての説明、また卒業論文執筆までの年間計画を立てることを学ぶ。 第5回から発表に入ることとし、毎回の発表者は事前指導を教員と行う。ゼミ生には事前に発表作品の資料を配る。発表者以外は、その資料を授業前に読み、多様な作品を読み解く能力を育てる。 発表後にクラスでディスカッション(掲示板使用の可能性あり)を行い、感想を提出し、最終的には、ゼミナール2につなげるレポートを書く力を養う。フィードバック方法等については、授業内で指示する。 |
履修条件 | 受講を許可された3年生のみ履修可。それ以外で受講を希望する者は第1回目の授業で申し出ること。 |
授業計画 | |
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1 |
全体スケジュールを確認し、自分のテーマについても考える(A-1-3)
【事前学習】発表したいテクストを選定する (2時間) 【事後学習】発表するテクストの調査を開始する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
レジメ作成担当の決定、前期スケジュールの確認
【事前学習】発表担当日のスケジュールを考える (2時間) 【事後学習】先行論などを調査する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
調査と資料収集の方法を確認(A-2-3)
【事前学習】集めている資料を整理する (2時間) 【事後学習】発表に必要な資料を再確認する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
読解の方向性を確認する(A-2-3)
【事前学習】テクストの読解の可能性を考える (2時間) 【事後学習】読解の中心点問題を決める (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
担当者による発表開始
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】レジメの作成のポイントを理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
6 |
対象テクストのテーマの理解を深める(A-3-3)
【事前学習】発表者のテクストついて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】読解テーマを明晰にするコツを整理しておく (2時間) 【授業形態】対面授業 |
7 |
同時代状況を確認し作品の背景を考える
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】時代状況を作品から読む方法を考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
作家情報を調査し作品読解に利用する(A-4-3)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】作家の情報の整理の仕方を考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
登場人物の言動に注目し、読み解く
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】登場人物を理解するための考え方を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
10 |
表現の特色・語りの性質を考える(A-5-3)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】表現の特色の捉え方を整理する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
11 |
物語構造を把握する方法を考える(A-6-3)
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】ストーリーの流れのつかみ方を理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
レジメの効果的な仕上げ方を考える
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】効果的なレジメの作成を考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
レポート・卒論に発表を反映させる
【事前学習】発表者のテクストについて配布プリントを読んでおく (2時間) 【事後学習】レポート作成の準備に取りかかる (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
疑問点の洗い出し、今後の課題を確認(A-7-3)
【事前学習】発表したテクストの特色・問題点を整理する (2時間) 【事後学習】レポートにまとめるべきことを理解する (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
これまでの復習・解説を行い授業の理解を深める(A-8-3)
【事前学習】レポートのミスがないかチェックを行う (2時間) 【事後学習】レポートの反省点を考える (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
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教科書 | 主としてプリント使用。テキストによっては、購入する場合もある。 |
参考書 | 授業中に指示する。 |
成績評価の方法及び基準 | レポート:授業に関するレポート作成。(40%)、授業参画度:発表作品に関する意見の表明。(60%) 授業参画度は、レジメ作成、発表、ディスカッションへの参加、感想のBbへの提出を含む。 A-1,2,3,4,5,の達成度については授業内の課題で、6,7,については授業内の意見表明で、8,の達成度については最終レポートで評価する。 |
オフィスアワー | 月曜昼休み、水曜昼休み、7号館4階久米研究室 |