検索したい科目/教員名/キーワードを入力し「検索開始」ボタンをクリックしてください。
※教員名では姓と名の間に1文字スペースを入れずに、検索してください。
令和2年度以降入学者 | 投映法特論 | ||||
---|---|---|---|---|---|
教員名 | 岡田和久 | ||||
単位数 | 2 | 課程 | 開講区分 | 文理学部 | |
科目群 | 心理学専攻 | ||||
学期 | 前期 | 履修区分 | 選択必修 |
授業形態 | 対面授業(一部遠隔授業) |
---|---|
Blackboard ID | 20231867 |
授業概要 | 【臨床心理士選択必修科目E群】 心理臨床家が現場で力を発揮する心理検査の一つである投映法,及びそれに関連するテストバッテリーについて理解し,検査後のフィードバックにおいて近年着目されている「治療的アセスメント」についても学ぶ。 また,臨床心理士・公認心理師経験をもとに,投映法の実施・解釈の留意点について授業を行う。 |
授業のねらい・到達目標 | ・代表的な投映法であるロールシャッハテストの施行・解釈ができる。 ・投映法に関連するテストバッテリーを含めた所見を作成できる。 ・心理検査において「治療的アセスメント」の考え方を応用できる。 |
授業の形式 | 講義、演習 |
授業の方法 | ・担当教員による講義,および架空ケースを用いてのスコアリング,量的分析,継起分析,を行う。 ・課題の提出方法,フィードバック方法等については,授業開始時に提示する。 ・対面授業に参加できない場合,当日の授業開始前までにBlackboardのメールにてその理由を述べ,担当教員の許可を得ること。許可を得た学生はZoomでの参加を認める。 ・オンデマンド型授業の回の進め方は,別途授業内で説明する。 |
履修条件 | 臨床心理学コースの院生に限定する。 |
授業計画 | |
---|---|
1 |
ガイダンス(授業のテーマや到達目標及び授業の方法等の説明),投映法の概要
【事前学習】シラバスを事前に確認すること。 (2時間) 【事後学習】第2回目以降の授業に備え,ロールシャッハテストを復習すること。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
2 |
ロールシャッハテスト(1)-概論
【事前学習】ロールシャッハテスト全般に関する疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストの概論を説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
3 |
ロールシャッハテスト(2)-実施法
【事前学習】実施法について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,ロールシャッハテストが実施できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
4 |
ロールシャッハテスト(3)-スコアリング
【事前学習】スコアリングについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,スコアリングができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
5 |
事例A①-スコアリング
【事前学習】事例Aのスコアリングをし,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのスコアリングができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
6 |
事例A②-サマリー作成
【事前学習】事例Aのサマリーを作成し,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
7 |
ロールシャッハテスト(4)-カテゴリーの解釈
【事前学習】カテゴリーの解釈について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,カテゴリー解釈が説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
8 |
事例A③-量的分析
【事前学習】事例Aの量的分析をし,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aの量的分析ができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
9 |
事例B①-スコアリング
【事前学習】事例Bのスコアリングをし,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのスコアリングができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
10 |
事例B②-サマリー作成
【事前学習】事例Bのサマリーを作成し,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bのサマリーが作成できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】オンデマンド型授業 |
11 |
事例B③-量的分析
【事前学習】事例Bの量的分析をし,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Bの量的分析ができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
12 |
ロールシャッハテスト(5)-継起分析
【事前学習】継起分析について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,継起分析ができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
13 |
事例Aと事例Bの継起分析の比較
【事前学習】事例Aと事例Bの継起分析比較し,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,事例Aと事例Bの継起分析が説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
14 |
文章完成法(SCT)
【事前学習】文章完成法(SCT)について書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,文章完成法(SCT)の実施・解釈ができるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
15 |
治療的アセスメント,まとめ
【事前学習】治療的アセスメントについて書籍等で調べ,疑問点をメモしておく。 (2時間) 【事後学習】講義・実習を振り返り,治療的アセスメントが説明できるようにしておく。 (2時間) 【授業形態】対面授業 |
その他 | |
---|---|
教科書 | 片口安史 『改訂 新・心理診断法』 金子書房 1987年 |
参考書 | スティーブン・フィン(著) 野田昌道・中村紀子(訳) 『治療的アセスメントの理論と実践』 金剛出版 2014年 沼 初枝 『臨床心理アセスメントの基礎』 ナカニシヤ出版 2009年 氏原 寛・岡堂哲雄・亀口憲治 他 『心理査定実践ハンドブック』 創元社 2006年 J.M.ウッド 他 『ロールシャッハテストはまちがっている』 北大路書房 2006年 その他については授業時に適宜紹介する。 |
成績評価の方法及び基準 | 授業参画度:授業参画度は,毎回の発表やディスカッション等で評価します。(100%) |
オフィスアワー | 授業後の教室,またはBlackboardのメール等で質疑応答を行う。 |